職場復帰を前に、転職を考えたことがあるという人は多いのではないでしょうか。しかし家事・育児をしながら転職活動をしたり、新しいことを学んだりする時間がない…という悩みもありますよね。

主婦・ママ向け「Famm(ファム)Webデザイナースクール」では、ママにうれしいサービスや受講体制が整っていると注目を集めています。今回は卒業生の金森さんに、スクールに通っていた頃の時間の使い方や現在のお仕事についてお話を聞きました。

お話を聞いたのは

金森 安理さん(Webデザイナー・6歳と3歳のママ)

大手自動車メーカーの海外営業部として12年間勤務。夫の海外転勤や2人目の出産を機に退職。2人目の育休中にFammのWebデザイナースクールを受講し、2020年にWebデザイン講座を卒業。子育てと両立しながら在宅でフリーのWebデザイナーとして活動中。

コロナ禍での生活バランスを考えて在宅でできる仕事を選択

2人目の産休・育休中にコロナ禍となり、保育園がいつ休園になるか分からない状況の中、まずは仕事よりも子どもの心のケアをしたいと考えていました。また、夫は海外転勤も多く、いつ転勤があるか分からないという不安もあり、生活バランスを考えて在宅でできる仕事をしたいと思うようになりました。

そんなときに「Famm」のママ専用WebデザイナースクールのSNS広告が目に止まり、説明会に参加したことをきっかけに受講することを決意。Webデザインについては初心者でしたし、Webデザイナーになりたい、というわけではなかったのですが、自宅で受講できて、その後の仕事も在宅でできる仕事だったので、元の職場には復帰せずに、フリーのWebデザイナーとしての仕事を選択しました。

スクールに通っていた頃の1日のスケジュール

受講していたのは二人目の育休中。上の子は保育園に行っていましたが、冬休みやコロナ禍ということもあり登園を控えていて、自宅で子どもがいながらの受講でした。ただ、Fammには自宅にベビーシッターを手配してくれるサービスがあり、私の周りのママさんたちは、ほとんどベビーシッター制度を利用していましたよ。

  • 家事

    受講の時間までに朝の家事を済ませます

  • 10:00〜13:00
    受講

    Fammのママ専用Webデザイナースクールは平日10〜13時にリアルタイムの授業がオンラインであります。この時間に子どもがお昼寝をしてくれたら、授業に集中。もし、授業をその時間に受けられなくても、あとから録画した映像も共有してもらえるので、夜の時間なども使いながら受講しました

  • 夕食やお風呂、寝かしつけ

    受講後から寝るまでは家のことに集中。すきま時間で勉強できるとしても30分程度

  • 21:00〜24:00
    夜の自由時間

    寝かしつけが済んだら、自分が寝るまでの時間が自分時間です。PCに向かい、受講の続きや課題などに取り組みます

基本的に日中のお昼寝している時間の約2時間、あとは夜の寝かしつけを終わらせて、自分が寝るまでの時間21時〜24時の間で2時間、1日に大体2〜4時間程度を自分時間として確保していました。

初めの頃は課題の難易度がさほど高くないため2時間ほどでできましたが、受講が進んでいくと、課題の内容も難易度が上がったり、作業量も多くなるので4時間は必要になってくるかなというような内容でした。ですがFammの講座は1カ月で完結するので、集中して取り組むことができました。

自分時間の作り方

頼れるものには頼る!家電を駆使

スクールを受講するようになってからは、家事は家電に頼るようになりました。例えば、食洗機をそれまでは使っていなかったのですが、食洗機を導入したり、洗濯機もドラム式に買い換えて、乾燥までおまかせできるようにするなど、時短できるところはないか見直してみました。

夫にもサポートを

こういう講座を受けるから、と夫には事前に話してサポートよろしくね、とお願いしていました。家事はそれまであまり分担していなかったのですが、休日は外に子どもを連れ出してもらったり、家事も少しずつ分担して自分だけが負担することのないようにしました。

また、子どもたちも21時前には寝かしつけを済ませて、夜に自分時間を少しでも確保できるように心がけていました。

卒業後のサポート体制も手厚い

Webデザイナースクールは1カ月で受講が終了するのですが、その後また1カ月、質問期間というものが設けられています。制作を進める上で分からないことがあると、先生にチャットで質問して答えてもらうことができました。

また、卒業後は「ココナラ」というスキルマーケットを通して仕事を見つけられるので、スクールの延長で仕事ができるような体制でとても助かっています。

Fammの仲間とは卒業後Web関係の情報シェアも

Fammのスクールは1クラス8人という少人数の編成で、密に連絡をとることができました。卒業後も、卒業生のコミュニティがあるので、みながどのような活動をしているのか、どんな案件があるのか等、Web関係の情報シェアをし合うこともできて、心強かったです。

仕事内容としては、初めの頃はバナー制作などそこまで規模の多くないものをこなして慣れていき、少しずつチラシの作成など、仕事の内容を広げていくことができています。Fammには応用講座もあり、知識の幅を広げていけるので、やりたい仕事内容に合わせて自分のスキルを磨くことができます。

転職や復職に迷うママに

座談会に参加したぎゅってブロガーからも、気になることを金森さんに質問してみました。

左:ぎゅってブロガー・Amiさん/右:FammWebデザイナースクール卒業生 金森さん

まだこの仕事を始めて1年ということもありますが、正直なところ、同じものは得られないと思っています。ただ、収入なのか、育児とのバランスなのか、働きやすさなのか…自分の中で何を重視するのかによって感じ方は異なると思います。

私は子どもとの時間も大切にしたかったし、夫の海外転勤もありことを考えると、どこにいてもできる仕事なので、今の働き方は充実していると思っています。

私を含め、卒業後もつながりのあるママたちもみなフリーランスでやっています。やはり私のように家庭との両立、というところに悩みをもって選択をしている人が多いので、自分のペースで在宅で仕事をする、というスタンスの人がほとんどかと思います。

子どもがもう少し大きくなったら、大きな案件を担当したり、それこそWebデザイナーとして企業に就職するなど仕事の比重を変えることも考えられるのかなと思います。

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ぎゅってWeb編集部さん

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