/ 2018.01.26

東京土産として思い浮かぶ人も多いひよ子。実はもともとは福岡県の飯塚生まれの銘菓なんです。たくさんのひよ子が流れていく様子はかわいいに違いない!と、期待していた745(ヒヨコ)倍もすてきな光景と嬉しい試食が待っていました。

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「隠れひよ子」探してみよう

入るとすぐに落ち着いた空間が広がります。

ここで早速1つ目の隠れひよ子が登場します。写真ではお尻が少し見えていますが、左側の壁沿いにひよ子がちょこんと出迎えてくれています。

スリッパに履き替えるので靴下持参をおすすめ

レトロな雰囲気の売店も是非チェックしてみてください。知らなかった商品や季節限定の商品もあり、なかなか興味深いです。


こちらでは歴代CMや開発秘話などが流れていますが、ママ世代も知らないものばかりで逆に新鮮に感じます。

そして、2つ目の隠れひよ子は、この近くにあります。

正解は実際に行ってのお楽しみですが、背の小さい子どもの方が発見しやすいかも!?

落ち着いた空間に溶け込んでいるひよ子

奥が深いひよ子の歴史とアイデア商品

いよいよ工場見学がスタート。まずはひよ子の歴史や商品について、分かりやすく説明してくれます。

創業者の夢に1匹のヒヨコが出てきたことが開発のきっかけという、とても心温まるエピソードが印象に残りました。

昔使われていたひよ子の目付け機と木型

特大ひよ子や家族ひよ子など、ハッと驚くアイデア商品の展示に目を奪われます。この展示物だけでももっとじっくりゆっくり見たいくらい!

特大ひよこ(左)とカラフルなパッケージの商品(右)

また洋菓子部門ではこんなおしゃれなお菓子もあり、博多市内の2店舗限定とのこと。

翌日購入してみましたが見た目も味も◎でギフトにおすすめです

ここまで説明を聞いている間、左側の製造ラインはスモークスクリーンで隠されています。それは思わず見入ってしまい、説明が耳に入らなくなるほどの製造ライン…だからかも!?

ずっと見ていたいひよ子の大行進!

そして、いよいよ製造ラインの説明です。

包餡、成型、釜入れ、目付け…と進んでいく様子は「かわいいー!」とはしゃぎたくなるほど、子どもだけでなく大人も目を奪われること間違いなし!

まるでヒヨコの大行進!

釜の中の様子は4枚のディスプレイを使って、焼きあがるイメージを説明してくれます

特に注目してほしいのが目付けシーン。ひよ子を捕まえて、瞬く間に空を見つめるひよ子の出来上がりの瞬間は必見です。

目の前を進んでいくひよ子の大行進にニヤニヤが止まらない

冷却されていく様子は非常階段を下りていくひよ子たち、包装されていく様子はメリーゴーラウンドに乗るひよ子たち…と、いつも以上に製品に命を感じます。

ここでしか食べられない出来たてひよ子

見学終了後には工場で出来たてのひよ子がいただけるんです。さっきまで「かわいい~」と言っていたひよ子が今度は「おいしそ~」に変わります。

こんなに見つめられたら食べられない…

出来たてなので皮がさっくり香ばしく、餡もあたたかくて優しい甘味が口の中に広がります。今まで何度も食べてきたひよ子とはまた全然違ったおいしさ。

まさに、この工場見学でしか味わえないひよ子に感動!

2017年3月にリニューアルしたひよ子の工場見学。土曜日も行っていて、子どもからお年寄りまで嬉しいおすすめスポットです。

土産話もできること間違いなし。大人気のため、早めの予約をおすすめします!

施設情報(アクセス・サービスなど)

公式サイト http://www.hiyoko.co.jp/company/factory.html#kengaku ※最新の情報はこちらでご確認を
予約方法 TEL0948-23-0745 受付時間8:30~17:00(休館日を除く)
休館日 水曜日、日曜日
おすすめ年齢 3歳~大人まで
料金 無料※要事前予約
アクセス JR筑豊本線「天道駅」からタクシー約5分
〒820-0074 福岡県飯塚市楽市538-1
サービス なし

この記事を書いたライター

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nimo*さん

台湾在住の姉妹の母。岐阜県出身、元食品メーカー勤務で夫の転勤に伴い退職し、17年秋より子連れ海外生活をスタート‼食品工場見学が趣味で国内外問わず200か所以上訪問。子連れでも楽しめる工場を紹介します!

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