ハロウィンらしい型で抜くだけで、「さつまいもチップス」も一気にハロウィン気分満点に。シンプルなおやつなので、おつまみにもオススメです。フードスタイリストの田村佳奈子さんに教えてもらいました。

サツマイモを薄くスライスし、揚げて塩味をまぶすだけ。
とてもシンプルで簡単なのにおいしい! 手が止まらなくなる「サツマイモチップス」。
かぼちゃやおばけなどの型でくり抜けば、一気にハロウィン気分が上がるのおやつになりますよ♪

サツマイモは通年お店に並んでいる食材。今回は10月から12月が旬の紫芋で作りました。
鮮やかな紫色は、抗酸化作用のあるポリフェノールの一種、アントシアニンを含んでいるから。その他ビタミンCやビタミンE、食物繊維など栄養が豊富です。
子どものおやつにもうれしい食材ですね。

紹介する「さつまいもチップス」のレシピのポイントは、サツマイモをできるだけ薄くスライスすることです。
サツマイモは硬いので包丁で薄く切るのはなかなか大変!
スライサーがあると大変便利です。
厚さはお好みですが1~2mmが良いと思います。薄ければ薄いほどカリッと仕上がります。固めでかみ応えがあるので、かむ練習にもなりますね。固いものが苦手な子どもには2mm厚でカリカリになる手前で揚げ油から引き上げ、ソフトなチップスにすると食べやすくなりますので、試してみてくださいね。

さつまいもチップス

材料(作りやすい分量)

  • 紫芋(サツマイモ)…1本
  • 油…適量(なべ底から1.5cmほど)
  • 塩…適量

作り方

  1. 紫芋(サツマイモ)をよく洗い、皮ごとスライサーで1~2mm厚ほどに薄くスライスし、10分ほど水にさらす
  2.  

  3. 紫芋(サツマイモ)の水気を切り、クッキーの型で抜く

    *ちょっと力がいりますので、まな板にキッチンペーパーを重ねて置き、サツマイモをのせ型をグッと押します。型の上に布きんをのせて体重をかけて押すとやりやすいと思います。
  4.  

  5. 油で揚げる
    *紫芋(サツマイモ)の周りから泡が出なくなる頃が引き上げる目安です

     

  6. しっかり油を切って塩をまぶす
    *しっかり油を切ることでカリッと仕上がります!


今回は型を抜いて余った部分も一緒に揚げてみました。
まるでおばけが通り抜けたみたい!と娘は大喜び。
細い部分はよりカリカリになるので、食感の違いを楽しめるので、余すことなく揚げることをおすすめします!

どんな種類のサツマイモでもOKなので、様々な品種で試してみてくださいね。

この記事を書いたライター

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田村佳奈子さん

フードスタイリスト、フードコーディネーター、フードアナリスト。Web、雑誌、ドラマなどのレシピ開発やスタイリング、フードコーディネーターとして活動中。

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