とっても基本の巾着型お弁当袋の作り方です。入園・入学やイベント時に用意する必要があり、洗い替え用にも何枚か持っておきたいもの。子どもの好きな柄の生地で作ってみよう!という時、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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毎日必要になる時もある「お弁当」

小学校入学直後だと給食がなく、学童で毎日お弁当が必要になる場合もあると聞きました。忙しいワーママとしては購入してしまいたい気持ちもある袋ものですが、何枚か洗い替えが必要になるものは、子どもの好きな柄の生地で作ってみようと思うママもいると思います。今回は、とっても基本の巾着型お弁当袋の作り方を紹介します。

用意するもの

できあがりは小学校低学年サイズの550mlタイプ(縦約16cm 横約13cm 高さ約5cm程度)のお弁当箱がちょうど入るサイズになります。

  • 巾着部分用生地 縦40cm 横35cm程度
  • 底面部分用生地 縦25cm 横30cm以上
    ここではどちらも厚手のコットン生地を使用しています
  • 綿紐 2m程
    こちらはダイソーで購入したものを使用しています(ダイソー/110円)
  • バイヤステープ 50cm程度
  • ループエンド 2個 ※お好みで、無くてもOK。
    こちらもダイソーで購入したもの(ダイソー/110円)

作り方

  1. 巾着用生地を、縦18cm×横30cmのサイズに2枚裁断する
  2. 底面用生地を、縦25cm×横30cmで裁断する
  3. 巾着用・底面用生地それぞれの、横30cm部分をそれぞれ5mmの3つ折りまたはジグザグなどでほつれ留めとして、画像のように縫う

  4. 3で横30cm部分をほつれ留めしたところを、画像のように縫い合わせて1枚にする
    両サイドの印が付いている辺が、後で巾着上の部分になります。画像と同様、上下のある柄の場合は注意して縫い合わせてください
  5. 生地を画像のように、中表で半分に折り、両サイドの上から7cm部分に印を付ける

  6. 生地をしっかり合わせ、印から下部分の両端5mmの所を縫う
    切り替え部分を特にしっかりと合わせるように縫うと、完成がきれいに仕上がります
  7. バイヤステープを10cmの長さで裁断し、画像のように印の下からバイヤステープの端処理をして縫い付ける
    ※バイヤステープの縫い付けかたはコチラを参照ください

    バイヤステープの下の方は後で上から重ねてしまうので、端の処理はせず縫いっぱなしでOKです
  8. マチを作るため、底面部分を画像のように角を三角に開き、角から垂直に6cm、両端から真ん中までそれぞれ6cmの部分に印を付けて縫う

  9. 縫った部分から5mm程上の、三角部分を裁断して切り落とす
  10. バイヤステープを14cm×2本の長さで裁断し、裁断した部分にバイヤステープを被せて縫う。同様に反対側の底面部分も処理する
    縫い終わった状態
  11. 巾着口部分を作るため、布端の7cmの所を開き、5mm端を折りたたんだ上からコの字に縫う
    黄の線の部分を縫います
  12. 紐通し部分を作るため、布端を画像の様に半分に折り畳んでぐるりと縫っていく


    紐通し部分は均等に同じ幅になるよう、まち針などで留めてから縫っていってください
  13. 紐を通す。両引き開きになるように、両サイドの通し口から互い違いに紐を通す

  14. 紐の両端にループエンドを通し、結び目を作って上から被せる
  15. 完成

巾着型お弁当袋

両端の紐を引っ張るタイプの、3歳位から使えるお弁当袋です。子どもと一緒に生地屋に出かけ、好きな柄を選ぶのもなかなか楽しいです。成長してお弁当サイズが変わった場合は、型紙サイズを調整して作成してみてください。

この記事を書いたライター

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akkoさん

5歳のおてんば娘と、多趣味で自由人な旦那、野生0で甘えん坊な猫2匹暮らし。ぬいぐるみデザイナーとPCインストラクターの経験から、趣味兼実用で、お手軽で役立つモノ作りを趣味にしています。

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