おもちゃ選びの参考に！保育士が選ぶ「保育士リサーチ　おもちゃランキング2023」

子どものおもちゃ、いざ購入しようと思うといろいろと悩みますよね。せっかくなら、保育のプロが選ぶ商品を参考にしてみませんか？「あんふぁん」「ぎゅって」を発行している、「こどもりびんぐ　シルミル研究所」では、今年も全国の保育士・幼稚園教諭・保育教諭の資格を持つ人を対象に「子どもが実際に使っているおもちゃ」の調査を実施しました。

「保育士リサーチ　おもちゃランキング2023」では、保育士推奨認定商品として3商品を新たに決定。そのほか、保育士・幼稚園教諭・保育教諭に最も利用されている商品、最も満足度の高かった商品、次に使ってみたい商品を発表します。

先生のおもちゃ選びのポイントは？

今回は、保育士・幼稚園教諭・保育教諭の資格を持つ403人が回答してくれました。実際に子どもと利用しているおもちゃについて、オススメ度や満足度を調査。新しいおもちゃを購入するときに、園や先生自身がこだわっていることについても聞きました。

• 年齢に合わせて、指先の発達や知能の発達育成に関わるものやひとり遊び、保育者と一緒に遊べるもの等の視点を考慮に入れて選びます。（60代・東京都）
• 流行のものではなく「あたたかさ、ぬくもり」を感じられるおもちゃかどうかにこだわります。（30代・福岡県）
• 安全性が一番です。子どもがどんな風に使うか考え、安全かを考えます。子どもたちの発達に合わせて遊びが広がるものを取り入れます。（50代・千葉県）
• 決められた遊び方で遊ぶおもちゃより、子どもが考えて遊べる、想像力が育まれそうなものを選ぶ。（40代・埼玉県）
• 知育要素、年齢に合うもの、運動・机上遊び・ごっこ遊びなどバランスを考えて導入します。（大阪府・30代）
• 長く使えるか、創造力や思考力が養えるか、値段はどうかと収納をどうするか考えてから買います。（30代・神奈川県）
• 遊びが発展できるもの（使い方が一つでないなど）、何かの導入や延長線上に学びのあるもの（お箸遊び→お箸の持ち方の練習につながるもの）
  。（30代・埼玉県）
• 知能の発達を促してくれるものかどうか。デザインや色彩が子どもも大人も気に入ったものか。創造力・想像力を促してくれるものか。（40代・神奈川県）

保育士推奨認定商品に「メルちゃんシリーズ」ほか3商品を認定

実際に利用している人が育児中の人に「薦めたい」と答えた割合が90％以上の商品を保育士推奨認定商品としています。今回は、以下の3商品を保育士推奨商品として認定しました。

• 「メルちゃんシリーズ」（パイロットコーポレーション）推奨率99.0％
• 「お米のねんDo！もっちりなめらかはじめてのお米ねんど　カラフルねんど板付き」（アガツマ）推奨率96.5％
• 「Gakkenニューブロック　ローリングキュー　スタンダードセット」（学研ステイフル）推奨率98.6％

「メルちゃんシリーズ」利用者の声

「リアルな小物が多くてごっこ遊びも現実に近い感覚で遊べるのが良い」（40代・埼玉県）

「お米のねんDo！もっちりなめらかはじめてのお米ねんど　カラフルねんど板付き」利用者の声

「手触りもよく、お米からということで、安心して使えます」（50代・大阪府）

「Gakkenニューブロック　ローリングキュー　スタンダードセット」利用者の声

「子どもの想像力が広がるおもちゃで、成長に比例して、大きな作品を作るようになってきた」（30代・京都府）

などの感想が寄せられました。

ランキング発表

各部門の利用率1位、満足度1位、期待度1位の商品を発表します。
※知育玩具部門の利用率1位を除く

【人形・ぬいぐるみ部門】

【知育玩具部門】

【クリエーティブなおもちゃ部門】

【ごっこ遊び玩具部門】

「保育士リサーチ」こぼれ話

今回のアンケートで、現役の先生を対象に園ではどのようにおもちゃの導入をしているのか聞いたところ、「職員がアイデアを出し合って決める」と答えた人が76.4％、「経営者または園長が決める」が46%、「決められたメーカーや商品カタログの中から選ぶ」が28.6％となりました（複数回答）。先生たちがじっくり考慮してセレクトした園のおもちゃは、プレゼント選びの参考になりそうですね。

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こどもりびんぐの「保育士リサーチ」では、保育士・幼稚園教諭・保育教諭の資格を持つ方へアンケートを実施し、先生たちの思いや、普段利用している商品等をランキング形式でWeb記事として紹介しています。

また、みなさんの意見を企業の方たちに知っていただき、より良い商品の開発・販売につなげることも目指しています。資格をお持ちであれば、就業経験は問いません。ぜひ登録をお願いします。

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