2018.01.14
椰子の蜜で作られた「パームシュガー」は“幻の砂糖”と呼ばれ、無添加・無農薬&7大アレルゲンフリーで、ポリフェノールやミネラル成分がとっても豊富といわれています。この「パームシュガー」を使って糖質制限ダイエットにチャレンジしてみました。
こんにちは、全力ママのmeguです。
最近何かと話題になっている糖質制限ダイエット。夏に夫婦でチャレンジしてみたところ、無事に体重を絞ることに成功しました!
とはいえ、完全なる糖質制限の食事ではなく、糖質オフのパンを選んだり、タンパク質の多い食材を摂ったり、日々の料理で使うお砂糖の量には気を使うといったゆる~いものでした。
でも子どもたちがいると、糖質制限ってとても難しいんです。パンケーキやゼリーなど、子どものオヤツ作りにお砂糖は欠かせません。ママが誘惑に負けるからといって、オヤツを出さないと子どもたちは発狂します。
さらに、「ママは、“とーしつせーげん”だから食べれないんだよね」と言いながら、子どもたちはお構いなしで、ママの横でオヤツをペロリ。…となると、さすがに
ママだって、少しぐらいスイーツが食べたい!
と思ってしまいます。
カンボジア産の茶黄色のお砂糖とは?
そんな中、昨年の東京ギフトショーで出会ったのが、この「パーム・シュガー」。カンボジア産のお砂糖だそうです。
見た目は茶黄色で粒は極小。
パームシュガーの袋を開けると、砂糖を焦がしたような甘い香りが広がります。味見してみると、口の中でサッと溶けて、口当たりまろやか。まるでキャラメルのようなコクがあります。
ちゃんとお砂糖の甘さはありつつも、いつまでも口の中に残る雑味は無く、自然で優しい甘さなのでそのまま食べても美味しい。
「パームシュガー」を使ったメニュー
カンボジアでは定番の家庭料理「コーサイッチュルーク」(豚の角煮)をはじめ、肉料理や煮込み料理で、肉や魚の旨味を引き出すために、パームシュガーがよく使われるそうです。
日本では上白糖の代わりに使えるとのことなので、早速いろいろなレシピにチャレンジしてみました。
1. 大学芋
パームシュガーを少量の水で溶かし、蜜を作ります。
電子レンジで加熱または素揚げしたサツマイモを蜜に絡めれば、
大学芋の完成~!サツマイモとの相性抜群!
2. バナナシュガートースト
食パンの上にマーガリン・スライスしたバナナ・パームシュガーを振りかけて焼けばバナナシュガートーストに!バナナにも合う!
3. ベリーとヨーグルトのスムージー
美容ドリンクであるスムージーにハチミツの代わりに使ってもOK!素材の味を損なうことなく自然な甘味が出ました。
また、離乳食の完了食のトマトリゾットに入れたら、酸味が和らいで食べやすかったですよ。
成分と体への効果は?
今回試したカンボジア産のパームシュガーは、高さ30m以上になるというサトウヤシの木から原材料の花蜜を採取し、長時間煮詰めて浮いてきた結晶。世界遺産のアンコール遺跡の壁画にも記されていて、カンボジアではいまでも昔ながらの製法で作られています。
無精製・無漂白にて製造された天然の花蜜糖なので、体にも優しいと言われています(※)。花蜜とはいえ加熱精製で作られるので、ボツリヌス菌のリスクが低いようです。7大アレルギーもないものが多く、離乳食に使うママもいるようです。
※メーカーや生産国によっ精製方法が異なるため、必ず成分表示などをよく見てから購入してください。とくに離乳食への利用は慎重に
そして驚くのがその成分。サトウヤシ100%のパームシュガーを取り扱う正規代理店ORCHUN CROWN(オーチュンクラウン)によると…
(同社パームシュガーの)ポリフェノール含有量は大豆(イソフラボン)の約7.2倍、赤ワインの約2.3倍!
グラニュー糖の620倍の天然のミネラルが豊富に含まれており(中略)GI値も比較的低く、接種後の血糖値の上昇がゆるやか
出典:ORCHUN CROWN https://www.orchuncrown.com/sucre-d-or
とのこと。パンやお菓子作り、料理にも使えるのでこれは嬉しいですね。これなら、ダイエット中にもよさそう。
パームシュガーの製造は、すべて手作業で行われます。12月~3月の時期しか採集できず、しかも1本の木からは数百グラムしか作れないため、海外への流通が少なく、「幻の砂糖」と呼ばれているそうです。
こちらのパームシュガーは、正規代理店「ORCHUN CROWN」やアジア系の食材店で手に入れることができます。もちろん、カンボジアに旅行へ行く方にお土産としてお願いしてみるのも良いですね。
芸能人やセレブの間で最近流行りのココナッツシュガーと違う点は、原材料である椰子の木の種類だそう。ココナッツシュガーはココヤシから、パームシュガーはサトウヤシとから作られます。
カンボジア発のスーパーフードとしてこれからますます注目されそうな甘味料「パームシュガー」。ダイエットを意識している方はぜひ一度試してみてはいかがでしょうか?
この記事を書いたライター
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大学事務員とwebデザイナー、ライターなどを兼業している5男3女の8児のワーママ。趣味はネイルとフラワーゼリー。子連れでも大規模な展示会や旅行へ行くアクティブ派で大人数料理が得意です。