家計の管理の担当や家計の負担の割合、パパ・ママのお小遣いの平均金額など、ワーキングママは家計の管理方法が気になる!保育園児がいる家庭のお財布事情について探ってみました。「あるある」なのか、「意外!」なのか、ぜひチェックしてみてくださいね。

question夫婦それぞれの年収・お小遣いは平均いくら?

妻の年収額

妻の年収の平均は321.6万円。200万円台、300万円台、400万円台を合わせて、半数を超える56%となりました。妻のお小遣いの平均は意外と少なく、月1万6588円。

夫の年収額

夫の年収の平均は563.4万円。500万円台が一番多く22.4%、次いで400万円台が19.4%という結果でした。夫のお小遣いの平均は月2万1102円。妻より収入が多い分、お小遣いの金額も妻より4500円ほど多くなっています。

question今後のための資産はいくら?

教育資金や老後資金、住宅の購入資金など、今後のための資金は100万円未満が一番多く25%弱。一方で、1000万円以上という人は19%を超え、金額の差が激しくなっています。家庭によっては、貯金・節約優先だったり、今の生活費や教育費につぎ込んでいたり、といろいろな事情がありそうですね。

question家計の管理は誰が担当している?

家計の管理をしているのは「主に妻」が63.1%。「夫婦で相談」「夫婦で分担」という人も合わせて、25%近くも。やはり、妻が財布の紐を握っている状況は一般的に多いようです。一昔前は「亭主関白」が当たり前の世の中でしたが、現在は「かかあ天下」が増えているので、それに比例しているのでしょうか。

question家計の支出源はどこから?

家計の支出源は「夫の給与」が半数を超えましたが、「夫婦共有の財布」「費目別に分担」という人も合わせて、40%近くも。妻が夫から給与をもらって管理する、といった流れが多いことがうかがえます。

家計の負担比率の割合

「夫が多め」が圧倒的に多く63.1%、また、共働きの家庭も多いため「夫婦で半々」が17.7%も。「妻がすべて負担する」は0%だったので、夫は必ず負担することが当たり前になっています。

questionお互いの収入を把握している?

夫は妻の収入を…

妻は夫の収入を…

「大まかに」も含めると、妻の9割超が夫の収入を把握しているのに対し、夫の2割弱が妻の収入を把握していない結果となり、妻の方がしっかり把握していることが判明。家計の管理を妻に任せていることから、夫が妻の収入を知る機会がない、という状況が多いようですね。

いろいろな事情はあっても、家計の悩みを解決するのは、最終的に自分の家庭。何よりも、夫婦同士で話し合って決めること、お互い協力し合って生活することが大切ですね。

※この記事は、2017年12月発行の「ぎゅって年末年始号」に掲載した記事を再編集したものです