ああ、すばらしき子どもの頭の中の世界

子どもの中にだけある世界が好き。大人では考えつかないような発想をするのが好き。そしてそれを眺めるのが好き。

幼少期からひとり遊びが上手だった長男、ぐっちゃん。最近は夕方まで幼稚園にいるし、家に帰ってからは夜ごはんと風呂までゲームをする時間になっているし、電車やブロックなどのおもちゃで遊びたいときは1人部屋で黙々と遊んでいるしで(ももに邪魔されるから)、1人で物語を作りながら遊んでいる姿をあまり見ることはありませんでした。

しかし少し前、家にぐっちゃんと私だけになった日。リビングに普段遊ばないブロックを出してあげると、乗りものなどを作ってアフレコしながら遊び始めました。これはあまり見ない姿だ!とこっそり動画を回しながら様子を見てみました。

「家のちかくだぞ…」「ごとごと…」「ここを通って…」ダイニングテーブルの下をくぐり、乗りものを走らせます。自分の中で物語を作っている。この姿が見たかった!ドライブしているのかな?

「3日後」

急に3日経過したことに吹き出してしまい、動画を撮っているのがバレてしまいました。「それ、撮影してるの?」と言いながらポーズを決めてくれるぐっちゃん。そうだよ、君のかわいい姿を撮影していた。

想像力を働かせ楽しそうに遊ぶ姿をみていると、こっちまで楽しくなってくる。今もたまに動画を見返して、思い出して笑ってしまう。いつか、何をしていて3日経過したのかだけ教えてほしい。

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chiikoさん
絵日記・漫画家

息子・ぐっちゃんとの忘れたくない思い出を漫画にして残しています。電子書籍「ぐっちゃんパフェ」発売中。

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