今年の映画アンパンマンに森の妖精、ルルン役でゲスト出演する上戸彩さん。アンパンマンが大好きという子どもたちも大喜び。映画のことや個性豊かな3人の子どもたちとの向き合い方、仕事と育児の両立などについて聞きました。

アンパンマンが大好きな子どもたちは出演に大喜び!

ーお子さんたちにルルン役でアンパンマンの映画に出ることは、もう伝えましたか?

スマホに入れていた映画のPR動画を、子どもたちが偶然見つけたんです。「えーママ、すごーい!」って言いながら何度もその動画を見返していました。長女は8歳ですけどアンパンマンがすごく好きで「映画館に行きたいけど、もう大きいから恥ずかしいよね?」って。そのくらいすごく喜びました。

ー怖がりなルルンのように、お子さんたちが不安な時はどのように接してあげますか?

とりあえず抱きしめます。普段から子どもを見て「これは本当に泣いているな」とか、逆に「これちょっと甘えているな」とか、子どもの感情のサインにはできるだけ気付いてあげたいと思っていますが、「まずい、これは本気だ」と思う時は抱きしめて「大丈夫だよ、大丈夫だよ」って言って、ハグタイムを持ちますね。

長男は繊細な性格なので毎朝長めにハグしています。逆に長女は普段甘えないタイプですが、たまに「今日はそんな甘えモード?」っていう時は、私の方が喜んで「え、今日はハグしてもいいんですか」みたいな(笑)。

ー今作ではアンパンマンとばいきんまんが力を合わせて大活躍しますが、3人のお子さんが協力するエピソードなどはありますか?

もう常に長女が下2人の面倒をよく見てくれています。2番目の長男が繊細で消極的なんですが、長女の楽しくて明るいところや積極的なところがちょっとずつうつってきているなって。私だとつい気遣って寄り添おうとしちゃうんですけど、長女はあっけらかんとして長男を笑わせるようなことをしてくれるんです。長女はしっかりしていてポジティブだから、本当に私も助けてもらっていますね。

子どもが2人と3人は全然違う!

ー子育てと仕事を両立するための工夫はされていますか?

両立はできていません!(笑)。子どもが2人と3人でこんなに違うと思わなかったですね。3番目がまだ赤ちゃんで、2番目がかまってちゃんというのはあると思うんですけど。もともとは効率の良いタイプで、家事も合間を見つけてあれこれやって家の中も綺麗にしておくタイプだったんですけど、今は全然ダメですね。

ーそれは結構ストレスになったりしますか?

なりますね。結構完璧主義者なので、思ったようにできないと、がくーんって落ち込みます。

ーそんな時、ストレスを発散する方法はありますか?

お風呂が好きで本当は1人で入りたいんですけど、これが難しい。たまに旦那さんが3人入れてくれて1人で入れることがあるともうご機嫌ですね。「ありがとう〜!」って感じです。

お話を聞いたのは

上戸彩さん

うえと あや/1985年9月14日生まれ、東京都出身。1997年「第7回 全日本国民的美少女コンテスト」審査員特別賞を受賞し、2000年にドラマ『涙をふいて』で俳優デビュー。これまでに数多くのドラマ、映画、CMに出演している。

撮影/黒石あみ(小学館) ヘアメイク/中谷圭子(AVGVST) スタイリスト/宮崎真純(likkle more) 取材・文/苗代みほ

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