実は野菜がたっぷり入っていて、子どもが苦手な野菜も気づかずモリモリ食べてくれる「納豆鶏そぼろ」。苦手野菜克服にもオススメな、ごはんがススム逸品です!

index目次

食べ方いろいろ、ごはんがススムおかず

苦手な野菜もペロリと食べられる「納豆鶏そぼろ」。ポイントは野菜をじっくり炒めること。じっくり炒めることで野菜の甘みを引き出し、やわらかい食感になります。

さらに鶏ひき肉を加えて旨みを吸わせ、最後に納豆のネバネバでコーティングして一体感がうまれます。納豆は加熱すると粘りが弱くなりますが、具全体は程よくまとまります。

ごはんにのせるのはもちろん、うどんやそうめんにトッピングしたり、レタスやのりで巻いたり、サラダのドレッシングとしてかけてもおいしいですよ。

これで子どもの苦手野菜を克服!

娘はなすが苦手ですが、この「納豆鶏そぼろ」だとおいしいと言ってたくさん食べてくれます。さらに、「納豆鶏そぼろ」で子どもがピーマンやニンジンを食べられるようになったと友人からも喜びの声が届き、嬉しい限りです。

実は、野菜はあえて納豆と同じか少し大きいくらいにカットして、こんなに大きいのに食べられたという自信につなげよう作戦が裏テーマなので、モリモリ食べてくれるとより嬉しいですね。納豆が苦手な子でも食べられたそうなので、ぜひ一度試してみてください。

「納豆鶏そぼろ」の作り方

材料(2人分)

  • 鶏ひき肉…150g
  • 納豆…1パック
  • タマネギ…1/4個
  • ニンジン…25g
  • なす…25g
  • 茹でトウモロコシ…大さじ2
  • ごま油…大さじ1
  • 塩…少々
  • A 酒…大さじ1
  • A みりん…大さじ1
  • A しょうゆ…大さじ1・1/2
  • A オリゴ糖またはきび砂糖…少々

作り方

  1. タマネギ、ニンジンを粗みじん切り、なすは1cm角ほどに切る

    なすは皮ごと食べたほうが栄養があるけれど、苦手な娘は半分むくということでなんとか納得しています
  2. フライパンにごま油を入れ中火にかけ、タマネギ、ニンジンを炒め、しんなりしたらなすを加えてじっくり炒める
  3. 野菜が半量くらいになったらフライパンの端に寄せ、鶏ひき肉を加えて塩を振り、ゴムベラで切るように広げ、色が変わってきたら野菜と混ぜながら炒める
  4. 全体がなじんだら、納豆、トウモロコシを加えて炒め、

    Aの調味料を加え、汁気がなくなったら火を止めうつわに盛る

*レシピではオリゴ糖を使っていますが、好みの砂糖でOK。甘みを足すとより食べやすくなるので、味見しながら調節してみてくださいね

冷蔵庫で3~4日保存可能!栄養豊富な常備菜

レシピでは、タマネギ、ニンジン、なす、トウモロコシの4色の野菜を加えていますが、好みの食材でOK!子どもの苦手な野菜と好きな野菜を合わせてみるのも良いと思います。わが家はトウモロコシがあまり好きではないのですが、「きいろがはいっているといいね」と言って食べてくれます。

見た目は地味ですが、ごはんがススム逸品!冷蔵庫で3~4日保存可能なので、作り置きしても◎。栄養豊富な常備菜として重宝しますよ。ぜひ作ってみてくださいね!

この記事を書いたライター

ライター一覧 arrow-right
田村佳奈子さん

フードスタイリスト、フードコーディネーター、フードアナリスト。Web、雑誌、ドラマなどのレシピ開発やスタイリング、フードコーディネーターとして活動中。

田村佳奈子さんの記事一覧 v-right