2018.04.08 / 2021.07.27
子ども用のエプロンが必要になることって案外多いですよね。100均の手ぬぐい1枚と「べんりベルト(ダイソー商品)」で、簡単に着脱できるエプロン(ポケット付き)と三角巾を作ってみました。子どもの好きな柄の手ぬぐいなら、子どもも大喜びですよ!
index目次
- 材料
-
- 手ぬぐい(35cm×95cmのもの)
- 1枚
- べんりベルト(エプロン用)
- 1個(3本セット)
- 平ゴム(三角巾用)
- 10cmほど
材料の選び方
手ぬぐい
今回は100円ショップ「ダイソー」の手ぬぐい(サイズ「35cm×95cm」、端処理済み)で作りました。絵柄の向きがないもの、又は縦長方向に「天」と「地」となる絵柄のものだと、柄向きを保ったまま作ることができます。

べんりベルト
エプロンの首をかける部分とウエストを留める部分は、100円ショップ「ダイソー」の「べんりベルト」という商品を使って作りました。3本1組で100円(税別)とコスパ良し!エプロンを作るときは、3本のうち2本を使います。

エプロンの作り方
- 裁断(エプロン用と三角巾用に布を分ける)
- エプロンの形を作る
- ウエストに「べんりベルト」をセットする
- ウエストのベルトを縫い付ける
- ポケットを作る
- 首にかける「べんりベルト」を縫い付ける
手ぬぐいを、表面が上になるように縦長方向に置き、左上の角を三角に折り下げる
折り下げたラインを切る


裁断した35cm×60cmのエプロン用の布を、縦長方向に置く。このとき、布に絵柄があるときは「天」が上、「地」が下になるように(上の辺は切りっぱなし、下の辺は端処理済み)
下から24cmのところと、そこからさらに16cmのところに印をつける(今回はサルの絵柄を活かしたところで採寸しています。長さは多少前後してもOK)
24cmのところ(下図赤線)をつまんで山折りし、折った端を16cmのところ(下図黒点線)に合わせて、折り重ねる




上の2枚の布がずれないように待ち針で留める
「べんりベルト」を、チクチクして固い方のマジックテープの端から4cmのところで切る

先ほど切った「べんりベルト」の短い方(チクチク)を、布の左端の折り重ねた部分に挟みこむ
マジックテープがついている面が見えるように、「べんりベルト」を、布の折り重ねた部分上の輪に合わせて1cm挟む
ずれないように待ち針で留める(留めるのはゴムと、ゴムを挟んでいる布2枚のみ)
「べんりベルト」の長い方(フワフワ)を、布の右端の折り重ねた部分に挟みこむ。マジックテープがついている面が見えないように、「べんりベルト」を布の折り重ねた部分上の輪に合わせて1cm挟む
ずれないように待ち針で留める(留めるのはゴムと、ゴムを挟んでいる布2枚のみ)

ここで、エプロンの裏側でマジックテープを留めて、正しい向きでセットされているか確認しておく
折り重なっている布の上2枚を、上の端から1cmのところで縫う(下図赤線が縫い線)
縫うときは、折り重なっている状態を一旦広げて縫う(下図赤線が縫い線)


布が折り重なっている状態に戻し、左右の両端を縫う(下図赤線が縫い線)
布が3枚重なっている部分を縫う(下図:裏側から見たところ、赤線が縫い線)
左右ともに、挟みこまれている「べんりベルト」も含み、折り重なっている布3枚すべてを縫い合わせる

左右の端の縫い線から、11cmのところを仕切りとして2カ所縫い(下図黒線が縫い線)、ポケットを3つ作る


布の裏面を上にしておく
切りっぱなしになっている、上部の端を1cmの3つ折りにして縫う

上の左角から3cmのところと、ウエストの「べんりベルト」の縫い付けられているところを結ぶラインで折る
「べんりベルト」を、チクチクして固い方のマジックテープの端から4cmのところで切る
先ほど切った「べんりベルト」の短い方(チクチク)を、マジックテープがついている面が見えるように、布の左端の折り重ねた部分に1cmほど挟みこむ
「べんりベルト」を挟んだまま、さらにもうひと折りする


右側にも同様に「べんりベルト」をセットする
「べんりベルト」を挟んだまま、さらにもうひと折りし、マジックテープが見える状態にする
左右ともに「べんりベルト」を挟んで折った部分がずれないように、待ち針で留める
ここで、エプロンを表側にしてマジックテープを留めて、正しい向きでセットされているか確認しておく
左右ともに、下図赤線のラインで縫う。

完成!
併せて三角巾も作ってみました
- 先ほど裁断した三角巾用の35cm×35cmを用意。切りっぱなしになっている辺を、0.5cmの3つ折りにして縫う
- 布の裏面が上になるように、ダイヤ型に置く(端処理で1cm折り込んだため、正方形ではなくなっている)
- 左右の角を2cm内側に折りこむ
- ゴムの端を挟み、上下の角を合わせるように半分に折り、ずれないように待ち針で留める
- 左右ともにゴムの端をセットし、下図赤線のラインで縫う
- 三角巾の完成



完成後、着用してみました
身長100cmくらいの子が着用するとこのような感じです。

ウエストはマジックテープで取り外しします。マジックテープの取り外しは、身体の右横部分にあります。首のゴムは、あらかじめ子どものサイズに合わせて、長さを調整してマジックテープを留めておき、留めた状態のまま被るようにして着脱すると楽ですよ。

お腹の前に、深さ8cmのポケットが3つあります。ハンカチなどを入れておくのに、ちょうどいいサイズです。
三角巾は、ゴムで留めているので、被るだけで着用できます。
まとめ&ポイント
手ぬぐい1枚を有効活用し、子ども用のポケット付きエプロンと三角巾まで作れちゃいます。ダイソーの「べんりベルト」を利用することで、作業の手間をかけずに、着脱が簡単にできるエプロンを作ることができました。
マジックテープの「チクチク」と「フワフワ」の向きを間違えないように気を付ければ、あとは見たままの通りに縫えばOK!縫う部分が少ないので、短時間で作れますよ。子どもの好みの絵柄の手ぬぐいで作れば、喜んでエプロンをつけて、お手伝いも頑張ってくれるかもしれませんね。
この記事を書いたライター
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又多 実千恵さん
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手芸などのハンドメイドが大好きです。手軽・短時間・ローコストをモットーに、「手抜きアイデア」を模索しながら、物づくりを楽しんでいます。