隙を見つけて、少しずつ作り置きおかずを作っておくと、お弁当作りの負担は大幅に減らせます。簡単で保存がきく、できたてホカホカはもちろん時間が経つと、こっくりおいしい。お弁当にも持ち寄りにも、普段のおかずとしても使えるレシピを紹介します。

index目次

難しくない、冷めてもおいしい、そんな作り置きおかずがあれば、朝は詰めるだけ!朝のバタバタ準備とさようならしましょう。

お弁当や食卓の彩りにもなる常備菜

冷蔵庫から出すだけですぐに食べられる、彩りも鮮やかな野菜を使ったレシピです。

ミニトマトのはちみつワインマリネ

まるで果物のマスカットのよう。子どもも大好きなレシピです。

材料
ミニトマト
1パック
はちみつ
80g
白ワイン
1/2カップ
1/2カップ
作り方
STEP1
ミニトマトを水で洗ってヘタを取る。鍋で水を沸騰させ、ミニトマトを湯むきし、保存容器に入れる
STEP2
小鍋にはちみつ、白ワイン、水を入れて火にかけ、スプーンで混ぜながら沸騰直前で火を止め、冷ます
STEP3
1のトマトに、冷めた2をかけ漬け込み、そのまま冷蔵庫で保存する。食べ頃は翌日から(日持ちは冷蔵庫で1週間ほど)

セロリとツナのサラダ

マヨネーズやツナを使うことで、子どもも食べやすい味になります。

材料
セロリ
2本
ツナ缶
1缶
マヨネーズ・こしょう
適量
少々
作り方
STEP1
セロリを水で洗い、葉っぱは切り落として、茎の部分の皮をピーラーを使ってむく(切り落とした葉っぱは、切り刻んで冷凍庫にストックしておくと、スープやカレーなどに使えて便利)
STEP2
皮をむいたセロリを斜めに薄くスライス。ボウルに入れて塩を少しふり、塩もみをしてしっかり水気を絞る
STEP3
2のボウルにツナ、マヨネーズ、こしょうを入れて、スプーンで和えればできあがり(こしょうが苦手な子どもには入れなくてもOK)

キャロットラペ

くるみをプラスする事で、食感と香ばしさを加えます。

材料
ニンジン
3本
くるみ(ローストしたもの)
50g
レーズン
お好みで
A
フレンチマスタード
大さじ1
小さじ2/3
こしょう
少々
砂糖
1つまみ
赤ワインビネガー
大さじ1と1/2
オリーブオイル
大さじ5
作り方
STEP1
ニンジンは皮をむいて、スライサーで細切りにする。分量外の塩を少々ふり、しばらくおいて水気を絞る。くるみは粗く刻む
STEP2
ボウルにオリーブオイル以外のAの材料を入れて混ぜ合わせ、オリーブオイルを少しずつ加えながら混ぜて、乳化させる
STEP3
別のボウルに1のニンジンを入れ、2とくるみを加えて和える。保存容器に移し入れ、冷蔵庫で30分以上漬け込めばできあがり(日持ちは冷蔵庫で1週間ほど)

紫キャベツのマリネ

フレンチドレッシングで和えたスタンダードなレシピ。サンドイッチや肉料理の付け合わせにも◎

材料
紫キャベツ
1/2個
A
米酢
大さじ1
小さじ1
こしょう
少々
砂糖
大さじ1
紅花油またはサラダ油
大さじ2
作り方
STEP1
キャベツは1枚ずつにして、熱湯でさっとゆで、ざるに上げて水気を切る。千切りにして、しっかり水気を絞る
STEP2
ボウルに1を入れ、Aの材料を加えてしっかりと混ぜる
STEP3
保存容器に移し入れ、冷蔵庫で30分以上漬け込めばできあがり(日持ちは冷蔵庫で1週間ほど)

子どもも大人も大好き!フライドポテト

作り方
STEP1
ジャガイモを水でよく洗い、芽を取り除き、沸騰したお湯で約15分、皮ごと下茹でする
STEP2
粗熱が取れたら冷蔵庫で保存
STEP3
食べる前に皮つきのまま、ひと口大の乱切りにし、油でカリっと素揚げする。好みで塩をふったら完成

材料をオーブンに入れて焼くだけのオーブンレシピ

カボチャのはちみつレモン

ほんのり甘い、デザートのような一品。好みで、クリームチーズの量を増やしても。

材料
カボチャ
約1/10個(180g)
レモンの輪切り
6枚
小さじ1/4
はちみつ
大さじ1と1/2
クリームチーズ
20~30g
オリーブオイル
小さじ1
作り方
STEP1
カボチャは、種とワタを除き、約5mmの厚さに切り、塩とオリーブオイルで和える。クリームチーズはひと口大にちぎる
STEP2
耐熱容器に1のカボチャとレモンの輪切りを並べて、はちみつを回しかけ、クリームチーズをちらす。200℃のオーブンで15~20分焼いて完成

台湾風焼き豚

簡単なのに、焼きたてはパーティーのメイン料理になるくらい迫力がある一品。冷めても味がなじんでおいしくなり、日持ちもします。パンにクレソンなどの、ちょっと苦みがある野菜と一緒に挟んで、サンドイッチにするのもおすすめです。

材料
豚肩ロース・かたまり肉
300g
あれば八角
2個
A
オイスターソース
大さじ2
トマトケチャップ
大さじ1
作り方
STEP1
Aを混ぜ合わせて、豚肉にもみ込むように塗る
STEP2
天板にオーブンシートを敷き、1をのせて八角をちらし、200℃に予熱したオーブンで20~25分焼く
STEP3
焼きあがったらオーブンから取り出し、ホイルで包んで約15分休ませてから、余熱で火を通せば完成

冷めてもおいしいお弁当作りの救世主

豚肉のごま味噌煮

ごまの風味が香ばしい、ご飯にもパンにも合うレシピ。仕上げにすりごまを加えると、味落ちもしにくいです。

材料
豚こま切れ肉
500g
すりごま(白)
大さじ3
A
酒、水
各1/2カップ
みそ
大さじ3
砂糖
大さじ2
しょうゆ
大さじ1
作り方
STEP1
鍋にAを入れて強火にかけ、煮立ったら豚肉を加えて、ほぐしながら煮る。肉の色が変わったら、汁気を飛ばしながらさらに煮て、仕上げにすりごまを混ぜて完成
STEP2
1の粗熱を取って保存容器に入れ、完全に冷めたら冷蔵庫で保存(日持ちは冷蔵庫で5日ほど)

ワインに合う1品。レバーペースト

意外に簡単なのです。手土産にすると本当に喜ばれる、なめらかなおいしさです。

材料
鶏レバー
200g
ニンニク
ひとかけ
タマネギ
1個
5g
ブランデー
大さじ1
赤ワイン
1/2カップ
バター
25g
グラニュー糖
30g
作り方
STEP1
レバーは流水で洗い、ひと口大に切ってから冷水に10分ほどつけて、血合いや汚れを取り除く
STEP2
ニンニクとタマネギを薄切りにし、オリーブオイルを入れたフライパンで弱火で炒める。ここに水気をふき取った1のレバーを加え、炒め合わせる。全体的に色が変わってきたら、ブランデーを加えてやや強火にして煮詰める
STEP3
赤ワイン、塩、グラニュー糖を入れて中弱火で煮て、煮汁がほぼなくなったら、一度火を止める
STEP4
ミキサー、またはフードプロセッサーに3を入れ、バターを少しずつ加えながら混ぜ合わせる。ペースト状になったら、塩・こしょう(分量外)で味をととのえて完成

待ちに待ったお弁当タイム!

バケットやロールパン、食パンなど、好きなパンに好きな食材を自分で挟めるので、オリジナルが作れます。いろいろな食材を挟むことで味に深みが出ます。意外なおいしい組み合わせを発見することも!

あったら便利!ピクニックの必需品

家の近所に、海が見える芝生公園があるので、晴れた日によくピクニックに出かけます。このときに重宝しているのが、「DEAN&DELUCA」のバスケット、「野田琺瑯」の保存容器、「ダイヤ印」のアルミのお皿。

バスケットがあれば、お弁当や荷物を簡単に運べるし、ふたを閉めればちょっとした台にもなって便利。

保存容器は、作り置きしたおかずを冷蔵庫に整理して収納できるだけでなく、そのままバスケットに入れて、花見やピクニックに連れて行けます。アルミのお皿は軽くて割れない、そして紙皿と違ってゴミも出ないので、環境にも優しい優れものです。

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ぷっちょさん
プラチナライター

小学生の娘と夫と3人暮らし。
料理家・ハンドクラフト作家・ライターとして活動中です。
2021年2月に大阪・天王寺にcotonaコーヒーをオープン。
子育て中の日々の暮らしや、おすすめのイベント情報などをInstagramやfacebookにて公開中です。こちらもぜひ覗いてみてください。

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