2018.03.20
隙を見つけて、少しずつ作り置きおかずを作っておくと、お弁当作りの負担は大幅に減らせます。簡単で保存がきく、できたてホカホカはもちろん時間が経つと、こっくりおいしい。お弁当にも持ち寄りにも、普段のおかずとしても使えるレシピを紹介します。
index目次
難しくない、冷めてもおいしい、そんな作り置きおかずがあれば、朝は詰めるだけ!朝のバタバタ準備とさようならしましょう。
お弁当や食卓の彩りにもなる常備菜
冷蔵庫から出すだけですぐに食べられる、彩りも鮮やかな野菜を使ったレシピです。
ミニトマトのはちみつワインマリネ
まるで果物のマスカットのよう。子どもも大好きなレシピです。
- 材料
-
- ミニトマト
- 1パック
- はちみつ
- 80g
- 白ワイン
- 1/2カップ
- 水
- 1/2カップ
- 作り方
-
- STEP1
- ミニトマトを水で洗ってヘタを取る。鍋で水を沸騰させ、ミニトマトを湯むきし、保存容器に入れる
- STEP2
- 小鍋にはちみつ、白ワイン、水を入れて火にかけ、スプーンで混ぜながら沸騰直前で火を止め、冷ます
- STEP3
- 1のトマトに、冷めた2をかけ漬け込み、そのまま冷蔵庫で保存する。食べ頃は翌日から(日持ちは冷蔵庫で1週間ほど)
セロリとツナのサラダ
マヨネーズやツナを使うことで、子どもも食べやすい味になります。
- 材料
-
- セロリ
- 2本
- ツナ缶
- 1缶
- マヨネーズ・こしょう
- 適量
- 塩
- 少々
- 作り方
-
- STEP1
- セロリを水で洗い、葉っぱは切り落として、茎の部分の皮をピーラーを使ってむく(切り落とした葉っぱは、切り刻んで冷凍庫にストックしておくと、スープやカレーなどに使えて便利)
- STEP2
- 皮をむいたセロリを斜めに薄くスライス。ボウルに入れて塩を少しふり、塩もみをしてしっかり水気を絞る
- STEP3
- 2のボウルにツナ、マヨネーズ、こしょうを入れて、スプーンで和えればできあがり(こしょうが苦手な子どもには入れなくてもOK)
キャロットラペ
くるみをプラスする事で、食感と香ばしさを加えます。
- 材料
-
- ニンジン
- 3本
- くるみ(ローストしたもの)
- 50g
- レーズン
- お好みで
- A
-
- フレンチマスタード
- 大さじ1
- 塩
- 小さじ2/3
- こしょう
- 少々
- 砂糖
- 1つまみ
- 赤ワインビネガー
- 大さじ1と1/2
- オリーブオイル
- 大さじ5
- 作り方
-
- STEP1
- ニンジンは皮をむいて、スライサーで細切りにする。分量外の塩を少々ふり、しばらくおいて水気を絞る。くるみは粗く刻む
- STEP2
- ボウルにオリーブオイル以外のAの材料を入れて混ぜ合わせ、オリーブオイルを少しずつ加えながら混ぜて、乳化させる
- STEP3
- 別のボウルに1のニンジンを入れ、2とくるみを加えて和える。保存容器に移し入れ、冷蔵庫で30分以上漬け込めばできあがり(日持ちは冷蔵庫で1週間ほど)
紫キャベツのマリネ
フレンチドレッシングで和えたスタンダードなレシピ。サンドイッチや肉料理の付け合わせにも◎
- 材料
-
- 紫キャベツ
- 1/2個
- A
-
- 米酢
- 大さじ1
- 塩
- 小さじ1
- こしょう
- 少々
- 砂糖
- 大さじ1
- 紅花油またはサラダ油
- 大さじ2
- 作り方
-
- STEP1
- キャベツは1枚ずつにして、熱湯でさっとゆで、ざるに上げて水気を切る。千切りにして、しっかり水気を絞る
- STEP2
- ボウルに1を入れ、Aの材料を加えてしっかりと混ぜる
- STEP3
- 保存容器に移し入れ、冷蔵庫で30分以上漬け込めばできあがり(日持ちは冷蔵庫で1週間ほど)
子どもも大人も大好き!フライドポテト
- 作り方
-
- STEP1
- ジャガイモを水でよく洗い、芽を取り除き、沸騰したお湯で約15分、皮ごと下茹でする
- STEP2
- 粗熱が取れたら冷蔵庫で保存
- STEP3
- 食べる前に皮つきのまま、ひと口大の乱切りにし、油でカリっと素揚げする。好みで塩をふったら完成
材料をオーブンに入れて焼くだけのオーブンレシピ
カボチャのはちみつレモン
ほんのり甘い、デザートのような一品。好みで、クリームチーズの量を増やしても。
- 材料
-
- カボチャ
- 約1/10個(180g)
- レモンの輪切り
- 6枚
- 塩
- 小さじ1/4
- はちみつ
- 大さじ1と1/2
- クリームチーズ
- 20~30g
- オリーブオイル
- 小さじ1
- 作り方
-
- STEP1
- カボチャは、種とワタを除き、約5mmの厚さに切り、塩とオリーブオイルで和える。クリームチーズはひと口大にちぎる
- STEP2
- 耐熱容器に1のカボチャとレモンの輪切りを並べて、はちみつを回しかけ、クリームチーズをちらす。200℃のオーブンで15~20分焼いて完成
台湾風焼き豚
簡単なのに、焼きたてはパーティーのメイン料理になるくらい迫力がある一品。冷めても味がなじんでおいしくなり、日持ちもします。パンにクレソンなどの、ちょっと苦みがある野菜と一緒に挟んで、サンドイッチにするのもおすすめです。
- 材料
-
- 豚肩ロース・かたまり肉
- 300g
- あれば八角
- 2個
- A
-
- オイスターソース
- 大さじ2
- トマトケチャップ
- 大さじ1
- 作り方
-
- STEP1
- Aを混ぜ合わせて、豚肉にもみ込むように塗る
- STEP2
- 天板にオーブンシートを敷き、1をのせて八角をちらし、200℃に予熱したオーブンで20~25分焼く
- STEP3
- 焼きあがったらオーブンから取り出し、ホイルで包んで約15分休ませてから、余熱で火を通せば完成
冷めてもおいしいお弁当作りの救世主
豚肉のごま味噌煮
ごまの風味が香ばしい、ご飯にもパンにも合うレシピ。仕上げにすりごまを加えると、味落ちもしにくいです。
- 材料
-
- 豚こま切れ肉
- 500g
- すりごま(白)
- 大さじ3
- A
-
- 酒、水
- 各1/2カップ
- みそ
- 大さじ3
- 砂糖
- 大さじ2
- しょうゆ
- 大さじ1
- 作り方
-
- STEP1
- 鍋にAを入れて強火にかけ、煮立ったら豚肉を加えて、ほぐしながら煮る。肉の色が変わったら、汁気を飛ばしながらさらに煮て、仕上げにすりごまを混ぜて完成
- STEP2
- 1の粗熱を取って保存容器に入れ、完全に冷めたら冷蔵庫で保存(日持ちは冷蔵庫で5日ほど)
ワインに合う1品。レバーペースト
意外に簡単なのです。手土産にすると本当に喜ばれる、なめらかなおいしさです。
- 材料
-
- 鶏レバー
- 200g
- ニンニク
- ひとかけ
- タマネギ
- 1個
- 塩
- 5g
- ブランデー
- 大さじ1
- 赤ワイン
- 1/2カップ
- バター
- 25g
- グラニュー糖
- 30g
- 作り方
-
- STEP1
- レバーは流水で洗い、ひと口大に切ってから冷水に10分ほどつけて、血合いや汚れを取り除く
- STEP2
- ニンニクとタマネギを薄切りにし、オリーブオイルを入れたフライパンで弱火で炒める。ここに水気をふき取った1のレバーを加え、炒め合わせる。全体的に色が変わってきたら、ブランデーを加えてやや強火にして煮詰める
- STEP3
- 赤ワイン、塩、グラニュー糖を入れて中弱火で煮て、煮汁がほぼなくなったら、一度火を止める
- STEP4
- ミキサー、またはフードプロセッサーに3を入れ、バターを少しずつ加えながら混ぜ合わせる。ペースト状になったら、塩・こしょう(分量外)で味をととのえて完成
待ちに待ったお弁当タイム!
バケットやロールパン、食パンなど、好きなパンに好きな食材を自分で挟めるので、オリジナルが作れます。いろいろな食材を挟むことで味に深みが出ます。意外なおいしい組み合わせを発見することも!
あったら便利!ピクニックの必需品
家の近所に、海が見える芝生公園があるので、晴れた日によくピクニックに出かけます。このときに重宝しているのが、「DEAN&DELUCA」のバスケット、「野田琺瑯」の保存容器、「ダイヤ印」のアルミのお皿。
バスケットがあれば、お弁当や荷物を簡単に運べるし、ふたを閉めればちょっとした台にもなって便利。
保存容器は、作り置きしたおかずを冷蔵庫に整理して収納できるだけでなく、そのままバスケットに入れて、花見やピクニックに連れて行けます。アルミのお皿は軽くて割れない、そして紙皿と違ってゴミも出ないので、環境にも優しい優れものです。
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ぷっちょさん
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小学生の娘と夫と3人暮らし。
料理家・ハンドクラフト作家・ライターとして活動中です。
2021年2月に大阪・天王寺にcotonaコーヒーをオープン。
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