2017.06.04 / 2021.07.13
プールや水遊びシーズンに重宝するのが「タオルキャップ」。水遊び後、髪が濡れたままだと洋服が湿ったり、冷えて風邪をひいたりするのが心配ですが、これを被れば、髪の水分を素早く吸収!早く乾きますよ♪
index目次
- 材料
-
- フェイスタオル(34cm×86cm程度)
- 1枚
- 平ゴム(約50cm)
- 1本
- 丸ゴム、またはヘアゴム(10cm)
- 2本
- 大きめのボタン
- 1個
タオルキャップの作り方
- フェイスタオルを横長に広げて置く
- 半分に折り重ねる
- 折り重ねた上の1枚だけ、さらに半分に折り返す
- 折り返した部分(タオル全体の1/4のところ)を、ハサミで切り落とす
※頭にフィットする「小さめサイズ」のキャップ(「着用時の画像」に参考画像あり)にしたい場合は、タオル全体の1/4の長さに5cmプラスしたところで切り落としてください(=5cm長く切り落とす) - 長い方のタオルを使って作る
- 横長に広げて置く
※横の長さは約65cm、小さめサイズの場合は約60cm - 切りっぱなしになっている片側のサイドは、ほつれてくるので…約1cm折って縫っておく
※タオル地の「裏面」側に向かって折ります縫えました! - タオルの表面を上に向けて、縦長になるように広げて置く
- 両サイドの真ん中部分に、丸ゴムを左右それぞれセットする
- 丸ゴムは半分に折ってU字型にし、輪になっている方をタオルの内側に向けてセットし、ズレないようにまち針などで留めておく
- タオルの縦長の面を半分に折る
※タオル地が中表になるように折ります(=先ほどセットしたゴムが内側に入っている状態になる) - 折り合わせた両サイドを、縫い代約1cmで縫う(下図赤線参照)。その際、片側のみ折り合わせた、合わせ口側を約1.5cm、縫わずに残しておく(下図水色線部分は縫わない)
※この部分がゴム通し口になります - 縫う際、内側に丸ゴムをセットしている輪になっている部分は、何度か返し縫いをしておく(返し縫い部分→下図下方のまち針が見えている部分)
※返し縫いをしておくと、丸ゴムがしっかりと固定されます縫えました! - 片側だけ1.5cm縫い残されているので…(下図水色線部分)折り合わせた合わせ口を、約1.5cm~2cm外側に折る
- サイドは、縫い代を左右に割って折る
- 先ほど縫い残した側も、縫い代を左右に割って折る
- 折った端を、ぐるっと一周縫う
※この工程で平ゴムが通る通路ができます縫うときは、ミシンの正面左側の補助テーブルを外し、フリーアームを使うと縫いやすいです。縫えました!サイドはこんな感じ。縫い残した側はこんな感じ。
※ゴム通し口が空いています - ゴム通し口から平ゴムを通す
※ゴムを通している途中で、ゴムが抜けてしまわないように、端をクリップなどで留めておくといいです - ゴムを通せたら…頭囲に合わせてゴムの長さを調整し、適当な長さでカットして、ゴムの端と端を固く結ぶこんな感じ。
- 表側にひっくり返すサイドにセットしておいた丸ゴムが縫い付けられています。
- 輪になっている部分の真ん中に、ボタンを手縫いで付ける(下図下方)ボタンが縫い付けられました。
- 両角の丸ゴムを、中心のボタンに引っかけると…タオルキャップの完成!
着用時の画像
実際に息子が被ってみると、こんな感じです。
長さにゆとりがあるので、サンタさんの帽子のような感じになり、長い髪もすっぽり収まります。
5cmほど短くして作ると、こんな感じになります。
コンパクトになり、頭にフィット。
おすすめポイント
髪の長さなどに応じて、タオルの長さを調整して作ることで、サンタ帽タイプやフィットタイプなど、好みのタイプのタオルキャップを作ることができます。タオルの長さが違うだけで、作り方は同じです。
また、丸ゴムをボタンから外すと、フラットな形状になるので、タオルキャップを洗濯して干すときは、丸ゴムをボタンから外しておけば、乾きも早くとても扱いやすいです!
水遊び後だけでなく、プールの後や湯上りにも使える「タオルキャップ」。子どもだけではなく、大人でも使えます(平ゴムの長さを調整してくださいね)!とっても簡単に作れるので、数枚作っておくと便利ですよ◎
この記事を書いたライター
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又多 実千恵さん
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手芸などのハンドメイドが大好きです。手軽・短時間・ローコストをモットーに、「手抜きアイデア」を模索しながら、物づくりを楽しんでいます。