神保町「ブックハウスカフェ」は1万冊が揃うカフェ併設の絵本専門店。イベントも

駅徒歩1分！「ブックハウスカフェ」

これからの季節、小さな子どもを連れてのお出かけはどうしていますか？今日は、東京・神保町駅のA1出口から徒歩1分、雨や猛暑であっても、ふらっと立ち寄れる絵本専門店「ブックハウスカフェ」を紹介します。このお店、ただの本屋さんではありません。今回はその魅力をお伝えします。

絵本がなんと1万冊！

「ブックハウスカフェ」は神保町にある、子どもの本専門店＆カフェです。神保町、神田エリアに詳しい人は、この辺りが「本屋さんの街」だと知っているでしょう。

地下鉄駅出口からお店まで数十メートルですが、通り沿いに古本屋さんも何軒か見られます。こちらは子どもの本を中心に、約1万冊をそろえる絵本専門の本屋さんです。

店内に入ると、まずは最新刊の絵本たち、そして先日お亡くなりになった、からすのパン屋さんで有名な、かこさとしさんのコーナーが目に飛び込んできました。

店内には、未就学児が楽しめる絵本はもちろんのこと、赤ちゃんと楽しむ絵本、小学生に読んでもらいたい本、大人が見ると懐かしい気持ちが込み上げる絵本、大人でも思わず見入ってしまう絵本、そして洋書などさまざまなジャンルの絵本などが並んでいます。

カフェ併設の絵本専門店

「ブックハウスカフェ」は店名からわかる通り、店内にカフェがあります。子どもと一緒に本を探しつつ、ちょっとお茶で一息することが可能な本屋さんです。軽食メニューもあり、私が来店した際は、親子連れの他にも大人のグループもお茶を楽しんでいました。

あくまで本屋さんですので、親子カフェのようにドリンクの注文が必要、などということはありません。

赤ちゃん連れにうれしい充実した施設

わが家には1歳児がいますが、一般的な本屋さんではイタズラなどをして、親も気が気ではありません。しかし、この「ブックハウスカフェ」には、小さい子どもも楽しめるキッズコーナーがあるのです。来店時はここで遊ばせました。また、お手洗いにはおむつ替えコーナーもありますよ。

大人が楽しめるイベントも！特に原画展がおすすめ

最近は大型書店や図書館でも、子ども向けのお話し会などが開催されています。「ブックハウスカフェ」でも、さまざまなイベントが開催されています。

私が毎回、行くたびに「いいな！」と思うのは原画展。絵具や色鉛筆で描かれた絵（原画）が飾られています。これらが印刷され、絵本になったものを実際に手に取ってみると、かなりグッときます！

今回は、取材時に行われていた展示を紹介します。じっと見ると、筆づかいや用紙の質感から温かみが伝わってきて、絵本とはまた一味違う魅力がいっぱいです。

「Life（ライフ）」は、作品になるまでの作家さんと画家さんのやりとりメモも紹介されていました。

こちらには、おもしろパネルや塗り絵なども用意されていて、子どもも楽しめます！あらためて絵の良さが感じられ、その絵本を手に取ってしまいます。ぜひ、パパ・ママに楽しんでもらいたいです。

「ブックハウスカフェ」のイチオシ絵本4選

今回、「ブックハウスカフェ」が推奨する絵本を聞いてみたところ、「赤ちゃん向け」「未就学児向け」「小学校低学年向け」に分けて、たくさんの本を紹介していただきました。

赤ちゃん向け

絵がかわいく、文章がリズミカルなので口に出して読みたい絵本。

未就学児向け

「自分だったらどんなツリーハウスにしよう？」と想像力が掻き立てられる絵本。

小学校低学年向け

勇気を持つことを教えてくれる絵本。

小学校低学年から大人まで

こんなお店があったらいいな～と思える、温かい絵本。

幼稚園や保育園にもある、定番作品はやっぱり人気！

• 「だるまさんが・の・と」（ブロンズ新社）作/かがくい ひろし 各850円
• 「三びきのやぎのがらがらどん」（福音館書店）作/マーシャ・ブラウン 訳/瀬田貞二 1200円
• 「ぐるんぱのようちえん」（福音館書店）作/西内ミナミ 絵/堀内誠一 900円
• 「ひとまねこざる」（岩波書店）作/H.A.レイ 訳/光吉 夏弥 640円

まとめ

店内には、親子のみならず、大人のグループもちらほら。イベントカレンダーをチェックして、また行ってみたいと思いました。たまにはゆっくり絵本を探してみてはいかがでしょうか。

出産祝いや誕生日のお祝い、大人へのちょっとしたギフトにも良いかもしれません。もちろん、自分の気持ちと向き合いたいときなど、絵本の利用シーンは意外に幅広いものです。そんなときはどんな本がおすすめか、店員さんに相談してみてください。

施設情報（アクセス・サービスなど）

※記事内の価格はすべて税別表記です