年長児である今こそ「机に向かう習慣」を。学びたい意欲を育もう

index目次

• 「机に向かう習慣」って毎日学習させるの？

• 「机に向かう習慣」の目的は？

• うまく書けることがゴールではありません

• ずっと間違ったままでは心配

• わが家の年長娘は何をしているのか？

• 「生活習慣」も大事

• 2学期は学校見学のチャンスです！

わが家には小3の長女と年長の次女、2歳の長男がいます。次女で小学校入学準備は2回目です。今回、準備をするにあたってのモットーは

今回のテーマは

「机に向かう習慣」って毎日学習させるの？

答えは「NO」です。もちろん、問題集を解くことが好きな子どもの場合は、積極的に進めても良いでしょう。しかし、年長児に自ら学ぶ意欲にあふれている子どもは少ないのでは？大切なことは、

ことです。

年長という5～6歳は、新しい世界への興味がぐんと広がる時期です。その興味は、子どもそれぞれ。その子どもの「好きなもの」をうまく汲み取って、学ぶことを楽しいと感じながら、机に向かう習慣をつけたいものです。この「毎日、短時間でも机に向かう習慣をつける」ことが今は大事なのです。

「机に向かう習慣」の目的は？

短時間でも毎日取り組むことで、楽しさと達成した喜びが自信となり、入学後の学習への前向きな態度や、学校生活の充実につなげたいものです。

しかし、年長児は安定して続けるのがまだまだ難しい年頃。机に向かう内容が絵を描くことだったり、本を読むことだったりしても、年長の今は問題ありません。それでもできなかったときは、自ら次の目標を決めるように促しましょう。

うまく書けることがゴールではありません

机に向かうとなると、まず取りかかるのがワークなどの教材ではないでしょうか？しかし、楽しんで解いていても、気になる字を書いていませんか？例えば、きちんとなぞれていない、投げやりに書いている、書き順が違う…など。

すごく注意したくなりますが、ここはぐっと堪えましょう！せっかくやる気を出して書いているのですから。大人でもせっかく書いたものを、あれこれ言われることは嫌なものです。今は「正しく書く」ことを求めるのではなく、「読みやすい字を書きたい！」と思うことを目指しましょう。

書き順や字の形がめちゃくちゃなこともありますが、この時期は字を形で認識しています。形を表そうとするので、書き順や形がめちゃくちゃになるようです。例えば、数字の「9」。丸に棒が刺さってても良いんです。それを無理やり直そうとしては逆効果。字を書くことが嫌になってしまいます。

考えてみてください。自分が知らない外国語を初めて見たときに、どうやって書きますか？その様子は、まさに子どもと同じなのです。今は、子どもが書く字を認めてあげましょう。

ずっと間違ったままでは心配

とは言っても、間違いは直したい。ですが、間違って覚えてしまった字を、正しく覚え直すのはやはり大変…。机に向かう習慣が定着した頃、入学前には直せるものは直したいものです。しかし、注意を素直に聞けないのが、年長のこの時期。

ストレートに指摘するのではなく、見本などを見せて、間違い探しなど「ゲーム感覚」で教えるのが、一番伝わるかもしれません。そして、字がキレイに書けるようになったら、褒めることをお忘れなく◎

わが家の年長娘は何をしているのか？

第二子の宿命!? 夏休み、姉の宿題タイムはもれなく勉強タイムでした。主に取りかかっていたことは、幼稚園から渡されていた「夏休みカレンダー」です。

姉のときから、コメント記入は私がやっていましたが、今年は娘に書かせてみたら、最後までやり遂げてくれました！

約40日「机に向かう習慣」を続けた今、降園後や夕方のちょっとした時間も継続できています！

「生活習慣」も大事

生活習慣を整えることは、すべてのやる気を上げ、能力を伸ばすために大切な要素です！また、小学校の45分間の授業をしっかり聞ける土台にもなります。

早寝早起きにご飯、挨拶…など、今から身に付けたいですね！

2学期は学校見学のチャンスです！

最後に、2学期は小学校行事が多くなります。運動会に音楽会、作品展に発表会などの行事をフル活用して、ママも子どもも入学への準備や期待を高めましょう。小学校のホームページをチェックしてみてくださいね！

参考：「運動会は学校見学のチャンス！〇〇をチェックすべし。小学校入学準備の第一歩はここから」