2017.05.15 / 2017.05.16
“ごっこ遊び”も複雑な場面を思い浮かべつつ、それに相応しい身ぶりやセリフを考えられるようになる5歳児。現実と異世界を行き来するような物語も、不安にならずに楽しめます。心も体もグンと成長するこの時期。視野を広げ、未来を夢見るようなお話を。
教えてくれたのは
- 東條知美さん
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絵本コーディネーター・学校司書・ライター・イベンター・〈絵本の百年と未来研究会〉主宰。活動のモットーは「子どもに絵本を。大人にこそ絵本を。」-Blog「僕らの絵本」
こんにちは おてがみです
ぐりとぐら、ばばばあちゃん、だるまちゃん…あの名作絵本の登場人物から手紙が届いた!?封筒から便箋を取り出すときのワクワク感がたまりません。
これはのみのぴこ
言葉って面白いと思える「積み上げ言葉」の絵本。「これはのみのぴこ。これはのみのぴこのすんでいるねこのごえもん」と、つながっていく世界を味わって。
めっきらもっきらどおんどん
不思議な世界に迷い込んだ主人公のかんた。昔話によくある「行きて帰りし物語」です。妖怪とはしゃぎ、甘いお菓子を食べて、でも帰りたいのはやっぱり、お母さんのいる家。
はじめてのオーケストラ
歌うこと、演奏する事が大好きな子へ。初めて出かけるコンサートの緊張と感動体験を一緒に楽しみましょう。世界的指揮者である佐渡裕が手がけた絵本。
すっぽんぽんのすけ
風呂上がり、パンツもはかずに外へ飛び出す「すっぽんぽんのすけ」。見事に悪者を退治して帰ってきます。絵本は心の栄養、心を解き放つ場でもあるのです!
5歳児と言っても、カラダの大きさや言葉の発達はさまざま。ほかの子と比べることなく、赤ちゃんだったころ、2歳、3歳と比べれば、たくさんのことができるようになっているはず。
いつの間にか、絵本が読めるようになっていたり、家族の誕生日を覚えていたり、スキップができるようになっていたり、折り紙で手裏剣が作れたり、日常の達成感も増えてきます。
一方で、感情のコントロールがうまくいかず「あれ、うちの子反抗期?」と思う瞬間もあるかもしれません。園では年長さん。お兄ちゃん、お姉ちゃんとして頑張っている訳ですから、子どもながらに疲れることも。
休みの日は、笑顔になれる絵本を開いて、大きな声で笑ってお互いにストレス解消!甘えられる場所、リラックスできる時間を大切に。