2018.12.24
4年近くかかって注文住宅という選択をした私たち夫婦。失敗しないマイホーム作りの一例として、その間に経験したことや感じたことを紹介したいと思います。
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営業担当との相性が一番大事
家を建てようと思ったら不動産屋さんを見て回るのも良いかと思います。私たちは5~6社回りました。その際、物件を見るだけではなく「この人なら!」と信頼のおける営業担当さんを見つけるのがとても大事だと思います。
不動産屋さんをまわると同じ物件を紹介されることもあります。それは、「レインズ」というネットワークシステムで物件を共有してるからなのです。なので紹介される物件は同じという事があります。
ですが、営業担当はどんな人かはとても重要。現地に物件を見に行った時や購入までの手続きを説明される時などに、分かりづらかったり説明があやふやだったりしたら要注意です。遠慮せずに営業担当を変更、もしくは不動産屋さんを再検討し直すのもありかと思います。
不動産を購入する私達にとっては一生に一度の買い物です。ストレスを感じることなく、気持ちよく買い物をできたらと思います。実際に私達は営業担当さんの変更をさせてもらいました。
施工業者選びで費用が大幅に変わる
私達は大手ハウスメーカーから小さな工務店まで、気になる所には一度は話を聞きに行きました。その情報源はネットや分厚い住宅関連情報誌の購入でした。
でも、私が一番よく見ていたのは駅に置いてあるフリーペーパーの住宅情報誌「SUUMO(スーモ)」です。
「素敵なキッチンの実例」や「おしゃれな収納術」のような特集も魅力ですし、なによりもエリアごとに発行しているので近隣の工務店を知ることができます。紙面には実際に建てた家の間取りや内装、価格などが記載されています。
A4サイズの大きな紙面なので、気に入った間取りやインテリアを切り取り、ファイルブックを作っていました。自分が何を求めているのか分からなくなる時があるのですが、そんな時は自分で作ったファイルブックを見返して共通点を探したりして家造りの参考にもしましたし、工務店さんとの打ち合わせ時にも使用でき重宝しました。
大手にするか?地元の工務店にするか?
ご家族の考え方によると思います。大手のハウスメーカーの場合、地震や火事に強いこと、その後の家のメンテナンス保証などの面で、信頼度は高いと判断する人が多いかと思います。
一方、地元の工務店の場合、「廃業」というリスクが気になる所。ですが、地元の工務店でも神社や公共施設などの建築も請け負っていて、古くから実績がある所も多くあります。
実際に私たちがお願いした工務店は、神社のお神輿や本殿を請け負っている工務店でした。お近くにそんな工務店があれば大手のハウスメーカーのような安心を手に入れつつお安く建てられるかもしれませんね。
お家見学ツアーは行くべし!
大手のハウスメーカーはどこもお家見学ツアーを企画してくれています。見せて頂くお宅は、ハウスメーカーさんもセンスが良いとセレクトしたお家なのでとても参考になると思います。
注文住宅は建物が完成するまで実物を確認する事ができません。非現実的なモデルハウスではなく、実際のお家を見れるのは具体的にこんな感じになるのかな?と安心材料にもなると思います。
各メーカーで特色があります。同じメーカーだと似たような雰囲気を感じられると思うので、数社のお家見学ツアーに行くと面白いと思います。また、お家見学ツアーはバス移動が多いのですが、道中はお菓子や飲み物をを頂けたり、お弁当が出たりもします。夏の暑い時期にはアイスも出ました!
何でも言うことを聞く設計士さんはNG!
土地が決まると設計士さんが要望を聞きながら間取り図を描いてくれると思います。
その際に住宅関連雑誌や本、ネット等から良いなと思った間取りの写真記事などを見せるとその要望に沿って間取り図を描いてくれる設計士さんがいました。
一見、要望を聞いてくれる良さそうな設計士さんに見えたのですが、家作りに関しては素人である私達の要望に対してむしろ「そこはこうした方が住みごこちが良いですよ」と提案してくれる設計士さんを望んでいました。
結果、私達の要望も取り入れつつ、私達らしい住まいの提案をしてくれた方の設計士さんにお願いすることになりました。
本当に私達家族のことを考えてくれているのはどっちなんだろう?という視点に立てば、おのずと答えは見えてくるかもしれません。
ショールームは何回でも行ってみよう!
キッチンやトイレ、お風呂を決めるときに行くのが各社のショールームです。ショールームは色々な所にありますが、やはり新宿は各社揃っていて便利でした。もちろん一度には見切れないので、何度も足を運びました。
また、同じメーカーのショールームでも新宿はイベントが多く、とあるイベントでは新商品の説明を聞くだけで茅乃舎の出汁(1500円相当)を夫婦そろって貰ってしまいました。
こんな機会はないので思い切ってキッチンハウスやリネアタラーラなどのフルオーダータイプのショールームも見に行ってみました。実際に設置するには予算の相談が必要ですが、とてもセンスが良いので「こんな素敵なキッチンに立てたら!」と見てるだけで想像が膨らみ、楽しかったです。
ライフスタイルを考える
賃貸住宅ではなく、持ち家を持とう!と思った時、住宅展示場に行ったり、マンションのモデルルームを見に行ったりするにもありですが、まずは自分たちがどんな生活を送りたいかを考えるのも大切かと思います。
以下は私が思う、大まかな住宅選びのポイントです。
住宅選びのポイント
- 何でも揃う便利な駅から少し離れていても、広くて大きな家に住みたい→戸建住宅
- 戸建住宅でも一般的な間取りで十分である→建売住宅
- 間取りにこだわりたい→注文住宅 エリアだけは譲れない→中古住宅や中古マンションを購入しリフォームやリノベーション
- 近隣に同世代のお友達が欲しい→新築マンション
マンション内で餅つき大会や夏祭り等のイベントを行っている新築の大型マンションにも惹かれましたが、DIYをしたいということで戸建住宅になりました。
それぞれのライフスタイルがあると思います。子育てをしながらだと時間も限られてくると思うので効率よくマイホーム作りができればいいですね。
この記事を書いたライター
ライター一覧- ぼとるのーずさん
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結婚前からドルフィンスイムが趣味で週末や連休に島によく行ってました。今はいつか娘と一緒に泳げるように体力つけてます。