暑かった夏の疲れが一気に出始めるこの季節。子どもが急にお腹を壊したり、反対に出るものが出せずに食が進まないなど心配なママも少なくありません。毎日お腹すっきりの笑顔で過ごしてほしい、そのためには子どもの腸活が大切です。

教えてくれたのは

幸田真弓さん

管理栄養士。病院での栄養指導や台所のある幼児教室こんぺいとで献立の監修など幅広く活躍。ダイエット食品アドバイザーの肩書きも。神奈川県立栄養短期大学卒業。2児の母
           

question最近、子どもが「お腹いたい」と言うことが増えています。対策はありますか?

answer毎日の食事で生活のリズムを作りましょう

大人も子どもも夏の疲れが出始めるころ。冷たいものを飲みすぎたり、食べすぎたりしてお腹を下してしまう一方で、うんちが出なくてスッキリしない場合も「お腹がいたい」につながります。

大事なことは、毎日の食事で生活のリズムを作ること。3食しっかり食べて、十分な睡眠をとることが大切です。腸は、排泄のために夜睡眠時に活発に動きます。そして、朝食をしっかり食べることで刺激となりうんちが出るのです。「今日のうんちはバナナうんち?コロコロうんち?」とうんちチェックをするのもいいですね。

理想は「バナナうんち」ですが、食べたものがきちんと腸の中で消化されて、いいうんちが出れば、お腹がすっきりとして子どもの笑顔も増えます。つまり、これが腸の健康状態、腸内フローラがいい状態と言えます。

question腸内フローラをいい状態にするにはどうしたらいい?

answer善玉菌の主役・ビフィズス菌の活躍に期待!

日々、腸内で繰り広げられる善と悪の戦い

最近よく耳にする「腸内フローラ」は、腸の中のお花畑にようになぞらえられるさまざまな細菌の集合体。腸内フローラに良い影響を及ぼす「善玉菌」と毒素や腐敗産物を作り出す「悪玉菌」があり、それ以外は中間菌としてまだ解明されていない菌もあります。

善玉菌は、消化吸収を助けたり、病気に対する抵抗力をつけたり、まさに善良な役どころ。悪玉菌が増えるのを抑える役割を担っています。一方、悪玉菌が増えると有害物質を作り出し、大人であれば肌荒れや老化など、子どもの場合はおなかの調子が悪くなることで元気がなくなってしまうなど心配が出てきます。

子ども番組で繰り広げられる「善と悪のバトル」は最後に「善」が勝ちますが、私たちのお腹の中で繰り広げられる「善玉菌」と「悪玉菌」のバトルは、終わりなき戦い。そこで重要になのが「善玉菌」の活躍です。

腸内の善玉菌は圧倒的にビフィズス菌が占めている!

その組成(※)は、ビフィズス菌(99.9%)や乳酸菌(0.1%)、つまり体に良い働きをする善玉菌のほとんどがビフィズス菌なのです。善玉菌をより優勢にするためには、善玉菌が大好物のオリゴ糖と食物繊維を併せて摂ることで、腸内フローラがより良い状態に保たれます。※大腸にいるビフィズス菌と乳酸菌(乳酸桿菌Lactobacillus)との比較

悪玉菌を増やさない食事を心がけること

腸内フローラで善玉菌を優位にしておくために、悪玉菌を増やさない食生活を心がけたいもの。食物繊維が少ない食事は、悪玉菌を増やす一因になります。また、過度なストレスも悪玉菌と好相性!善玉菌を増やすためにも、ビフィズス菌をしっかり腸内に送り込みましょう。そして、食物繊維とタッグを組んで戦うことで悪玉菌の増殖を抑え、腸内フローラのバランスを良い状態に保つことが大切です。毎日継続して食べることをオススメします。

腸は不要なものを排出して必要な栄養を吸収する、子どもの成長にとって大切な場所です。「今日、お腹の具合大丈夫かな?」というときは、ママの手でやさしくお腹にタッチ。それだけでも子どもはリラックスできるものです。そして体の中でのビフィズス菌の活躍を話してあげてくださいね。

森永乳業のビヒダスで知るヨーグルトの真実

1)乳酸菌とビフィズス菌は違う菌

乳酸菌とビフィズス菌は、同じものと考えがちですが、実はまったく異なる菌。糖を分解して50%以上の乳酸を作り出す「乳酸菌」に対し、ビフィズス菌は糖を分解し、乳酸に加えて、より殺菌力の強い酢酸も作り出します。森永乳業の「森永ビヒダス」は、このビフィズス菌を含んだヨーグルトです。

2)すべてのヨーグルトにビフィズス菌が入っているわけではない

意外なことに、市販されているすべてのヨーグルトに、ビフィズス菌が入っているわけではありません。生きたビフィズス菌を豊富に含むヨーグルトを作るのは難しいとされていますが、乳酸菌にさらにビフィズス菌を加え発酵させたのが「森永ビヒダス」です。

3)すっぱくない理由は?

ヨーグルト独特のすっぱさは、子どもや案外パパも苦手な場合も。実は、ビフィズス菌は酸(すっぱさ)に弱いのが特徴です。だから「森永ビヒダス」はビフィズス菌を元気な状態で食卓に届けるために、あえてすっぱくない味わいにしています。これなら家族みんなが食べやすく、毎日続けられますね。子どもが初めて食べるヨーグルトとしてもピッタリ!

腸内で起こっている善と悪の戦い。戦いを終えた善玉菌も毎日排泄されてしまいます。善玉菌を優勢にしておくためにも、ビフィズス菌を毎日摂ることが元気のもと。子どものうちから習慣化しておきたいですね。

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http://bifidus.jp/
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