子どものけがの見分け方。乳児・幼児別「イタイの見極め方」

焦ってはダメ！

子どもがけがをしてしまった！痛がっているけれど、どのようにけがをしたかを見ていなかった。・・・どうしよう。

そんなとき、ついつい言ってしまう「どうしたの？」「何があったの？」「どこが痛いの？」 などという質問。でもちょっと待って、その質問！

子どもはけがしてびっくり、痛みでびっくりの状態。それを説明しろと言われても…。ちょっと無理ですよね。

イタイを見極めよう！乳児編

乳児の場合は、泣き方や泣き声で痛みを見極めることが出来ます。けがをした場所に触れようとしたり、触ったりすると泣き声は変わります。

ママは、子どもが発するサインに耳を傾けて下さい。これは接骨院の現場でも使われる方法です。

イタイを見極めよう！幼児編

ある程度の会話ができ意思の疎通ができる幼児の場合は、聞き方をちょっと変えてみましょう。

例えば、「どこが痛いの？」と質問のように問いかけず、「痛いところはどこかわかるかな？」と尋ねるように聞く。

すると…。「痛いところどこだっけな!?」と一瞬考え、子ども自身もちょっとだけ冷静になったりします。

イタイの見分け方もこの方法を使うと「どのくらい痛い？」と聞かず「頬をつねられるのと、このけがはどっちがイタイ？」と選択肢の幅を狭め答えやすくする。すると見えてくるイタイのレベル！

選択肢は少ない方が答えやすい

2択と4択、選びやすいのは2択ですよね。子どもも一緒です。

質問に対する答えの幅が小さいほど、明確な回答がしやすくなります。特にけがなど、突如起こるトラブルに対しては痛みで驚いているのもあり判断能力は落ちてしまいます。

だからこそ、答えやすいように聞いてあげることが大切です。