2019.10.11 / 2019.10.15
芋ほり遠足でサツマイモを掘ったり、スーパーで箱買いしたり、この時期に食べる機会の多いサツマイモ。甘くてホクホクで、サツマイモが大好きな子どもって多いですよね。
ただ、切るのにも硬いし、加熱時間も長いし、レパートリーは少ないしで、最後は飽きてしまいがち…という声も。そこで今回は、わが家のサツマイモの簡単調理法、あわせて簡単アレンジも紹介します。
サツマイモはビニール袋でチン!これだけ
サツマイモをよく洗い、100㏄程度の水と一緒に耐熱のビニール袋に入れ、口を縛ります。あとは電子レンジの600wで8分間加熱するのみ。時間はサツマイモの大きさや形、使用している電子レンジにもよるので、加減してください。
時短を求める場合は、丸ごとではなく、食べやすい大きさに切り分けてから加熱するとより早くできあがります。出来たてはとても熱いので、やけどに注意して、レンジの中で粗熱を冷ましてから開けてくださいね。
そして、加熱したサツマイモを袋の上から押しつぶし、ハチミツやメープルシロップを足すと、簡単にサツマイモクリームが作れます。ヨーグルトにかけて食べたり、お菓子作りに使ったり、パンに塗るのもおすすめです。
まだ少し先ですが、わが家はこの方法で「きんとん」を作ります。つぶすのは子ども担当で、少し粗めの食感が残った、おいしいきんとんができあがります。お手伝いしたあとは、「僕、料理上手だよね」と、とても誇らしげです。
ポテトサラダより甘い、園でも人気の【スイートポテトサラダ】
【材料】
・サツマイモ
・普段ポテトサラダに入れている具材(タマネギ、ニンジン、ハム、ゆで卵など)
【作り方】
普段のポテトサラダと同様です。
ジャガイモがサツマイモに代わっただけなのですが、色鮮やかで甘くなるので、子どもたちに大人気! わが家では、塩、コショウ、オリーブオイルで味付けするのが定番なのですが、ほとんど味付けをしなくてもサツマイモが他の野菜をもりもり食べさせてくれています。
「このサラダは秋限定」という言葉には子どもたちも弱いようで(笑)、サツマイモは秋に収穫ということを自然と覚えてくれているようです。
スイートポテトサラダを使って、メイン料理の完成【サツマイモグラタン】
【材料】
・サツマイモ
・スイートポテトサラダ
・牛乳(なくてもOK)
・チーズ
【作り方】
1.サツマイモをよく洗い、タテ半分に切ります
2.耐熱容器に入れて600wで5分ほどレンジ加熱し、底の部分を2センチほど残して、中心部分をくりぬきます。くりぬいた皮部分は捨てないでくださいね
3.くりぬいた中身は潰し、スイートポテトサラダと合わせます。ここで、よりなめらかさがほしければ、牛乳を少しずつ足して混ぜ合わせます
4.サツマイモの皮の器に3を入れ、上からチーズをかけます
5.オーブン又はトースターに入れ、180℃で5~10分加熱し、チーズが溶けたらできあがり
皮の器に子どもたちは大喜び!「このサツマイモは○○君のかな?」「あ、それ私のだよ!」という声も聞こえてきました。また、それぞれに好きな形のマカロニを足して作ったことも。自分だけのグラタンに、特別感を感じていたようです。
もし皮がなければ、耐熱皿に薄くバターを塗っても作れますよ。
秋が旬のサツマイモ、ぜひおいしく食べてみてくださいね。
<文・写真:ライター ゆかダコ>