/ 2019.11.25

出典:あんふぁんWeb

大皿料理や鍋料理など、みんなで分け合って食べる食事を除いては、ひとりずつトレイを使用しているわが家。

友人宅でコーヒーと茶菓子をトレイにのせて出してもらったのを見て、家の食事にも使えるのでは?と100円ショップで試しに購入したのが始まりです。

使い始めると、想像以上に便利だったトレイ。今回は、私が感じたトレイを使うメリットをお伝えします。

1:子どもがお手伝いしやすい

トレイを使うまでは、お茶椀もお皿も手に持てる分だけ持って、ダイニングテーブルに運んでいました。その際に子ども達もお手伝いはしてくれるのですが、長男と長女の2人がキッチンとダイニングテーブルを行き来するので、いつぶつかってこぼすかヒヤヒヤ。

しかしトレイを購入してからは、それぞれがトレイにすべて食器をのせてから運ぶので、自分の分だけを運ぶ往復1回のみ。食器をいくつものせているので、慎重に運ぶ必要はありますが、往復回数が減ったので、運ぶときに「気をつけて」と口うるさく言う必要はなくなりました。

子どもがスムーズにお手伝いできるようになったため、子どももラクなうえに、私も安心して任せられるようになりました。

2:子どもに数多くの食材を食べさせられる

夕飯作りで思うのは、子どもにはできるだけ数多くの食材を食べてほしいということ。それがトレイにお皿を配置するようになって叶うようになりました。

まず、作った食事をトレイにのせたときに品数が少ないと、私が「なにか物足りない」と思うように。トレイという四角い枠ができることで、食事を俯瞰して見るようになり、「並びのバランスが悪い」「彩りが足りない」と感じるようになったのだと思います。それからは、家にある食材で「あと1〜2品」を用意するようになりました。

子どもたちは、トレイにのっている食事は「自分が食べるべきものだ」と意識するようで、残さず食べるように。その結果、トレイを使わず、大皿から取り分けていたときよりも、いろいろな食材をきちんと食べられるようになっています。

たとえば、トレイにのっているのが4皿だと、少し寂しい印象なので…

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ササッとできる「ニンジンしりしり」と「お漬物」をプラス。ちょっと定食っぽくなったと思いませんか?

トレイにのっている食事は、それぞれがきちんと残さず食べました。

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3:片づけしやすい

食事の準備同様、トレイにのせたまま食器を運ぶことができるので、片づけもスムーズ。1つ運べば済むのが楽なのか、トレイを使うまでは片付けをせずに遊んでいた子どもたちも、食事が終わるとトレイをキッチンに運ぶようになりました。

また、食べこぼしがほとんどトレイの上で収まるのも、片づけをするうえでラクです。トレイに落ちた食べこぼしをゴミ箱に入れるだけで済み、トレイはさっと流してから台拭きで拭くのみ。もちろんテーブルは拭きますが、食べ散らかしがないのですぐに終わります。

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わが家では、家族全員同じ100均トレイを使っていますが、現在1歳の末っ子もお手伝いするようになったら、滑り止め付きを購入することを検討しています。

お手伝いをする子どもの年齢に応じて、滑り止めの有無や大きさなどを考えたほうがいいでしょう。

また、こぼしやすい汁物は後で親が持っていくなど、トラブルの想定をした注意は必要です。お手伝いをした結果、失敗をしてしまったときも、「大丈夫、大丈夫」と笑顔で受け止めて、子どもの心をくじかないようにすることも重要。

はじめは上手にできなくても、何度も繰り返すことで上達し、のちのち戦力になってくれます。

トレイに乗せるとダイニングテーブルに置いたときにまとまりがあり、見栄えも良くなります。木製のものを使えばカフェっぽくなり、オシャレにも見えますよ。ぜひ参考にしてみてください!

<文・写真:ライター 沖田かへ>