/ 2019.12.12

万一の備えとして関心が高まっているドライブレコーダー

読者が選ぶお勧めの商品やサービスを様々な切り口で調査し、結果をランキングにして発表する「ウーマンリサーチ」。

今回のテーマは「ドライブレコーダー」です。

出典:リビングWeb

リビング新聞グループのシンクタンクである株式会社リビングくらしHOW研究所では、全国のWeb会員約42万8000人を対象に「ドライブレコーダー」についての調査を実施。回答者1096人中、自家用車を所有している人は73.6%。そのうち、ドライブレコーダーを「設置している」人は40%。また、設置していない人のうち「興味がある」と回答した人は91.9%と注目度が高いドライブレコーダー。ユーザーの設置している理由や利用した感想などについて、詳しく聞きました。

              

「ドライブレコーダー」利用満足度トップ3

1位 「アルパイン」

2位 「パナソニック」

3位 「コムテック」

ドライブレコーダー利用者に満足度を聞いたところ、第1位は「アルパイン」、第2位は「パナソニック」、第3位は「コムテック」という結果となりました。

「ドライブレコーダー」購買度トップ3

1位 「コムテック」

2位 「ユピテル」

3位 「パナソニック」

各メーカーの「認知者数」における「所有者数」の割合(※10個以上所有されている製品に限る)をウーマンリサーチが独自に「購買度」として算出したところ、第1位が「コムテック」、第2位は「ユピテル」、第3位は「パナソニック」という結果になりました。

購入した理由は、「事故などトラブル時に活用するため」が88.2%と最も多く、次いで「防犯のため」、「機能が良かったから」と続きました。 「あおり運転が問題になっているので、防犯のために」(50代女性)と、トラブル対策のために購入した人が多いようです。

購入時に重視したのは「カメラ機能」、自身のマナーを振り返るきっかけにも

購入時に最も重視したことは、「カメラ機能」が39%と最も多く、次いで「本体価格」、「録画機能」という結果に。

出典:リビングWeb

「つけているだけで自分が安心できる。ドライブレコーダー録画中というステッカーも貼ったので、抑止効果もあると思う」(20代女性)、「自分自身、安全運転の意識が高まった。 危険に巻き込まれたときの記録ができることに安心感がある」(50代女性)など、トラブル時に活用できる安心感に加え、設置を機に自身の交通マナーを振り返るきっかけにもなるようです。

後方、360度撮影できる機能や、車内を撮影したいという声も

欲しい機能について聞いたところ、多かったのが前方だけでなく後方や360度撮影したいという声。「取り付けてから、後ろにもつければよかったと思った」(30代女性)、「360度や駐車時も対応できるものにすると良かった」(50代女性)など、実際に使用してから必要な機能に気づくことも多いようです。また、防犯のために「車内の様子」も撮影したいという声が多い一方、「家族と喧嘩した会話もしっかり記録される」(30代女性)という声や、「車内の様子がわかるとは思わず、大きな声で歌っていたことが家族にばれたときは居心地が悪かった」(40代女性)という声もみられました。

トラブル時の対策として注目が高まっているドライブレコーダー。必要な機能や設置箇所など、あとから後悔しないように、熟慮して購入する必要がありそうです。

【調査概要】期間:2019.11.13~11.17/サンケイリビング新聞社公式サイト「リビングWeb」「あんふぁんWeb」「シティリビングWeb」各Web会員へのアンケート /調査対象:女性1096人【回答者プロフィール】 エリア:全国/年代:20代以下10.2%、30代31.8%、40代28.8%、50代以上29.2%/独身25.5%、既婚74.5%/子どもあり63.8%、なし36.2% データは小数点2位以下四捨五入