2019.12.23 / 2019.12.25
子どもにとって、どのような環境が最適だと思いますか? いろいろな情報がある昨今ですが、私は「ママがご機嫌でいること」が子どもにとって1番だと思います。
しかし、ママだって人間。毎日ご機嫌でいるのは至難の技! 今回は、私自身がご機嫌に過ごすために、あえて「やめたこと」を紹介します。
「手作り離乳食を準備すること」をやめました
第1子である長男の育休中、何が1番大変だったかと聞かれれば、迷わず「手作り離乳食を準備すること」と答えます!
離乳食の本を読みあさり、子どもが寝たら一生懸命にストックを作る。「1日にこれくらいの栄養が必要だから、これを〇〇グラム…」と準備したにも関わらず、ベーっと吐き出されたり、トレーごとひっくり返されたり…。
結局、栄養が足りているのかもわからず、不安でフォローアップミルクを与えて、食事の時間は終了。そんな自分に嫌気がさし、ご機嫌ママとは程遠い日も。
そんな経験もあり、次男出産の際に入院していた病院では、離乳食をいかにラクに準備するかを考えました。
そんな中とても参考になったのが、小児科医のママが書いた「離乳食は作らなくてもいいんです」という本。
「離乳食を始める月齢で不足しがちな栄養素は何か」「手作り離乳食に比べてベビーフードがいかに衛生的か」など、とてもわかりやすく説明されいました。おかげで、市販のベビーフードを次男の食事に取り入れるようになり、離乳食作りに費やしていた時間が、子どもと楽しく遊ぶ時間に変わり、機嫌よく過ごせる時間が増えました。
「片づけること」をやめました
「ごはんにするから片づけて〜」「お出かけするから片づけて〜」など、1日の中で節目ごとに片づけることをやめました。
片づけるのは寝る前の5分間のみ、家族みんなで! 片づけるタイミングを1日1回にしたことと、家族みんなですることで、スムーズに楽しく片づけができるようになりました。
またソファの後ろにおもちゃスペースを設けたことで、片づけていなくても、ごちゃつきが気になりません。大雑把な気もしますが、0歳と3歳の息子たちと過ごす今のわが家には、1日1回の片づけがピッタリ。家族みんながご機嫌でいられる、丁度良いペースだと思っています。
これから息子たちの成長とともに、心地よさは変わってくると思いますが、その都度家族にとってのベストなペースを模索していけたらと思っています。
「毎日の服のコーディネート」をやめました
人からの見え方を気にしすぎて、毎朝洋服を選ぶのが面倒になっていました。
「この前会った時はこの服だったから、今日は雰囲気変えて行かなきゃな」とムダに気を遣ってコーディネートを考えていた私。しかし子どもが2人になり、自分にかけられる時間はほぼなくなり、洋服選びに時間をさくことがもったいなく感じるように。
TPOに合う服装は大切だと思いますが、普段の毎日服を制服化することで、朝の準備が格段に早く、ラクになりました。
ちなみに育休中の現在は動きやすさを重視! カットソーは授乳しやすく、洗濯機で丸洗いでき、カジュアルすぎないものを色違いで3着。パンツも色違いで2着を着まわしています。
「ポイントカードを持つこと」をやめました
私はお得なことが大好き! 気がつけばポイントカードが財布に入りきらないほど多くなっていました。
ジャマだからと自宅に保管していると、いざ使いたい時に手元になかったりしてブルーに。そんなことで気分が落ち込む自分がバカらしく感じて、思いきってほとんどのポイントカードを処分しました。
ポイントカードを厳選したことで、「忘れた!」や「損した!」などマイナスの感情と疎遠になりました。バッグの大きさに合わせて、財布を変える時もスムーズです。
当たり前にやってきたことを、ちょっとやめてみる。それだけで、毎日のささいなストレスが減り、ご機嫌ママでいられる時間が増えたように思います。
これからもイライラが増えた時は、ちょっと立ち止まって考え、「何かやめられることは」と探していきたいです。
■書籍情報 「小児科医のママが教える 離乳食は作らなくてもいいんです。」 工藤典子・著/時事通信出版局
<文・写真:ライター かつき>