2020.02.03 / 2020.02.05
こんにちは!
今回は小学校4年生の長男のお話です。
わが家の長男
長男は、優しくて真面目な優等生タイプの子です。
字は汚いけれど、勉強もそつなくこなし、成績も良い方だと思います。
そんな長男ですが、毎週、時間割を見ながらため息をつく日があります。
それは翌日に「図工」の授業がある日。
長男は「図工」の授業が苦手みたいです。
苦手な理由は?
私自身もそうですが、図工なんて子ども達はみんな好きな科目だと思っていたので、最初聞いたときはビックリしました!
その理由を聞くと、
「答えがないから」
「失敗しちゃうから」
と。
確かに算数は計算をすれば答えが出ます。
理科は実験すれば結果が分かります。
そんな授業は大好きで得意な長男。
でも、主人公の気持ちを読み解く国語や、自分で考え想像して作る図工の授業はとても苦手。
そして「失敗したくない」という気持ち。
失敗なんてたくさんしたらいいよ!と言ってきましたが、そんな私も「失敗するくらいなら最初からやりたくない」という性格なので、長男の気持ちもよく分かります。
そんな長男にかけた言葉
「図工に失敗なんてないよ、自由に作ればいいんだよ〜大丈夫だよ!」と言っても暗い顔のままの長男。
そんな長男に、「じゃあさ! 頑張って失敗作を作っておいでよ!」と言った私。
長男は「えっ!」っとビックリしたあとで、笑いながら「失敗作!? うーん、わかった」と。
「失敗作を作るんだから失敗したら大成功だよ!でも絶対に一生懸命に作るんだよ」と話しました。
これで、持ち帰った作品がどんなにへんてこりんでも、本人が失敗作だと言っても、それを十分に褒めて、「一生懸命作ったものに失敗なんてないんだよ。自分では失敗って思うかもしれないけど、まわりから見たら、それが失敗だなんてけっこう分からないもんだよ。もっと自信をもって大丈夫!」と話してあげようと思っていました。
長男が作った作品
それから数週間たった先日、長男が1枚のプリントを学校から持ち帰ってきました!
なんと、市内美術展に長男の作品が出品されたというお知らせのプリント!
まさかまさかの展開にビックリでした!
そんな長男の作品がコチラ▼
家族全員で美術展に行き、作品を褒めまくりました!
お世辞ではなく、本当にかわいくできていて感動してしまいました。
長男いわく、「どうやったら失敗するかなって、やってたらヘビみたく見えたから、ヘビにした」と。笑
自分ではやっぱり「すごくよくできた作品」とは思えないようですが、まわりの人にたくさん褒められて、美術展に出品され評価されたことで、図工に対する苦手意識も少しなくなったようでした。
「こうしなさい」と言われたことに関しては、きっちりとできる長男ですが、「自分で考えて」が昔から苦手。
育児本を見ると、言われたことしかできない、自分で考えて行動できないのは「自己肯定感」が低いから、といった内容が書かれていたりします。
それらを目にすると、「私の育て方や、声かけがよくなくて、長男が自信をもてなくなっちゃったのではないか…」と悩むこともありました。
でも、誰にでも得意不得意はあるし、好き嫌いもありますよね!
あまり考えすぎず、苦手なものは苦手なりに一生懸命できるように励まし、その結果を受け入れ、認め続けてあげよう、そんなふうに思っています。
<あんふぁんメイト さくらママ>
夫、長男10歳(小4)、長女8歳(小2)、次男6歳(幼稚園年長)、次女2歳
毎日何かが起こる?4人の子どもたちと過ごす目まぐるしくも愛おしい日々の記録!好きな言葉は「簡単・楽ちん・誰でもできる」