2020.04.17 / 2020.04.23
ワーママの転職は、悩みがつきもの。ぎゅってWebでは、ワーママの転職事例を紹介していきます。
転職ママ
- 年齢:37歳
- 子ども:6歳、8歳
- 転職時期:2018年6月
- 前職:大手企業 貿易事務
- 現職:専門商社 営業
自社の魅力ダウンをきっかけに活動開始
大手企業で、貿易事務として働いていたさつきさん(仮名)。技術職採用として入社したものの、配属先は希望とは異なる部署でした。
自分の中でなんとか折り合いをつけて10年ほど勤務していたものの、親しい先輩の定年退職や、昇給条件の変更により、自社に魅力がなくなってきたと感じます。
収入が大きく変わらないことを優先条件にして転職活動を開始。
「収入アップを目指すと“転勤あり”が条件に入ってきたりするんです。最初のころは、手あたり次第にエージェントを頼りつつ、納得できる求人情報を提供してくれる人と密にコンタクトを取っていきました」
家事、育児については、時間の融通がきく夫や、近くに住む母のサポートも。
「もともと、外食でもいいか!と思うタイプなので、転職活動中前後も、両立についての問題はありませんでした」
1人で海外出張も!「動いてよかった」
10社ほど応募し、半分ほど面接に進み、専門商社から内定をもらいます。職種は営業ですが、規模が小さいため輸入関係のデスクワークや出張もこなしていると言います。
「年に1~2回、1人で海外出張します。前職より規模は小さいですが、社員一人ひとりのレベルが高く、刺激にもなります」とさつきさん。
車で45分、通勤にかかる点は少しネックですが、転職先は「おおむね満足」です。
「転職せず、それなりに折り合いをつけて留まるという選択肢もありましたが、結果的に、動いてよかったと思っています。今後は、定年後も収入を得られるような体制、キャリアをつけていきたいなと考えています」
さつきさんは「収入」をキープしつつ、「やりがい」や「裁量」にこだわった転職を成功させました。一方で、通勤距離は妥協。何を優先とするかをしっかりと考えて動くことがポイントですね。