時短で、賢く、楽しく子育て。働くママでも毎日たった5分からできる!知育や子どもの心と体を育てるノウハウを、SakuraEdu代表の荒井聖子さんに教えてもらいます。今回のテーマは「おうち遊び」について。

おうち遊び何してる?

おうち時間をいかがお過ごしでしょうか。小さいお子さんが居る家庭では、時間の過ごし方に頭を悩ませているかもしれませんね。今回は、梅雨の季節にも最適な「おうち遊び」を2つ紹介します。

宝探しゲーム

メモ用紙と宝物になるおやつなどを準備します。子どもが見ていないときに、宝物の場所を決めて隠します。そこから在りかをあらわすメモを、逆に順を追って書いていきます。

例えば、在りかが「洗面所の下の戸棚を見て」だとすれば、そのメモを本棚に隠し「ぐりとぐらの絵本の中を見て」、またその前のメモを「テレビの下を見て」など、家中の場所を指定して隠していき、最初のメモを子どもに手渡ししてスタート!

文字が読めるお子さんにとっては、「文字」という抽象存在を読んで理解し、具体物に照らし合わせるトレーニングになります。

文字が読めないお子さんの場合は、メモを探してきたら読んで聞かせ、瞬間記憶させるトレーニングになります。何回かやる内に慣れてきたらステップアップしてみましょう。

  1. 「右から何番目、下から何番目」といった表現を使う
  2. 「靴箱」と指定せず、「足に履く物を片付ける場所」などの表現を使う
  3. お母さんの持ち物の中など、「普段は使わない場所」を使う
  4. 子どもに同じゲームを作ってもらう

家を最大限に利用して、指示行動、記憶、読解、順列など、さまざまなことを学びながら子どものワクワク感に応えるたのしい遊びです。

街づくり

新聞紙、空き箱、ストロー、紙コップ、プリンのカップ、トイレットペーパーの芯、ペットボトル、ひもなどの廃材と、セロハンテープ、紙ガムテープ、ハサミを準備します。

広い場所を使って「街を作ってみようね!」と声をかけ、ビルや道、山や川や橋、駅や電車など、思いつくものをあげながら「何を使ってどうやって作るか」を話したり、時には図鑑や画像などを見ながら作っていきましょう。

形のあるおもちゃで遊ぶことの多い子ども達ですが、「ゼロから作り出す」工夫と、街の様子を俯瞰(ふかん)して見る社会性のトレーニングにはもってこいの遊びです。作りながら社会を学ぶヒントをやりとりしてみましょう。

  1. 街にあるお店にはどんなものがあるかな?
  2. 人の役に立つ場所とお仕事はなにかな?
  3. 車はどっち側を走っているかな?
  4. 川はどこからどこに向かって流れるかな?

などの会話の中から、八百屋、魚屋、文房具屋、金物屋、理髪店、交番、市役所など、普段あまりなじみのない名称を覚えたり、交通ルール、大きなくくりで山と川と海、橋の作り方など…。

子どもと一緒に楽しみながら調べたり、いつもはなかなかできない学びに取り組んでみてはいかがでしょう。街の様子も街の名前もきっと世界にひとつのユニークなものになりますね。

おうち時間がタブレット頼りにならないよう、一緒に楽しんですてきな時間を過ごせますように!

この記事を書いたライター

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荒井聖子さん

SakuraEdu代表、コドモンテワークショップ主宰。資生堂に勤務後、目黒区民講座講師、幼児教室のコンサルティング等をしながら、通算百回以上の企画開催。日本モンテッソーリ教育綜合研究所教師、NPO日本食育インストラクター1級などの資格を生かし子育て支援活動を行う。

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