あまり外に出られず、家で過ごすことの多いこの頃。せっかくなら、創造性豊かにクリエイティブな遊びを楽しめるといいですね。気温が上がって夏に近づくこの頃、今回は「絵の具」と「シャボン玉」を使った遊びのアイデアを紹介します。

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色で遊ぼう!

今回の材料は、ほとんどの子どもが無条件で大好きな「絵の具」と「シャボン玉」です。大人目線で見ると汚れて大変!な材料ではありますが、これから暑くなる時期にはベランダや庭で思いっきり楽しめそうです。大人も一緒に楽しんでしまいましょう。

どんな色ができるかな?絵の具を混ぜて遊ぼう

年齢の目安:3歳~

基本の三原色を混ぜてできる色を楽しみます。

材料

  • 水性絵の具(赤・青・黄)
  • スポイト3本
  • 紙コップ
  • 紙(半紙や障子紙など吸水性が良いものがオススメ)

どれも100円ショップで手に入ります。紙コップは絵の具を溶くために使うので、他のもので代用してもOKです。

準備

  • 紙コップに絵の具を入れ、水で溶く。濃いめにする。色水をスポイトでとり、紙に数滴垂らして濃さを確認しておく
  • スポイトを初めて使う子どもには、使い方をゆっくり見せてから少し練習してもらいましょう
  • 紙コップの中の色が混ざらないよう、スポイトは1色につき1本用意しましょう。スポイトを戻すときは同じ色の紙コップへ、というお約束を子どもにも伝えておきましょう

色を作ってみよう

基本の3色を確認

赤、黄、青をそれぞれスポイトにとって、紙に垂らしてみましょう。時間をおくと段々紙に染みてにじんできます。

2色を混ぜてみる

次は紙の上で色を混ぜてみましょう。3色のうち、2色を混ぜてみてどんな色ができるか試してみましょう。1色をスポイトで数滴垂らしたら、紙に完全に染み込む前にもう1色を上から垂らします。

さてどんな色ができるかな?

  • 赤+黄=?
  • 黄+青=?
  • 青+赤=?

大人にとっては基本の混色ですが、初めての子どもにとってはすごい「実験」です。どんな色ができるかは子どもに発見してもらいましょう。決して答えは教えないように!

3色を混ぜてみる?

2色を混ぜた後は、当然「全部混ぜたらどうなるのかな?」となると思いますが、それは皆さんのお察しの通りです。

赤+黄+青=??

好きに混ぜて楽しもう

混色を楽しんだ後はどんどん絵の具を垂らしてみよう。偶然のアートができるかも?

完全に色が染みたら、このような色合いになりました。

子どもが初めて楽しむときにはもっとグチャグチャになると思いますが、紙をたくさん用意してどんどんやってみて!どうせなら、大人も一緒に楽しんでしまいましょう。

こんなアイディアも

混色遊びをもっとダイナミックに楽しむなら、紙コップをペットボトルで代替するのもオススメです。紙コップの場合よりやや薄めに色水を作ります。新しいペットボトルに2色を注いで色を混ぜてみましょう。

シャボン玉ブクブク!バブルアート

年齢の目安:3歳〜
シャボン玉を使ってブクブク楽しもう。

材料

  • 水性絵の具(赤・青・黄)
  • シャボン液
  • ストロー 3~4本
  • プラコップ
  • 紙(半紙や障子紙など吸水性が良いものがオススメ)

写真には紙コップが写っていますが、透明なプラスチック製の方が中身が見えて楽しいかもしれませんね。

準備

プラコップにシャボン液を入れます(ここでは試しに少なく入れていますので、ご家庭ではもっとたくさん入れたほうが楽しいです)。

絵の具を混ぜて色をつけます。

ストローを数本まとめて止めます(写真では3本使っています)。シャボンがつくと剥がれてきますので、しっかりとめておきましょう。

さっそく試してみよう!

ストローをシャボン液に入れて息を吹き込みます(飲まないように気をつけてください!)。

ブクブクと息を吹き込むごとにどんどんシャボン玉が!

シャボンの塊を紙の上にのせます。

青いシャボンものせてみました。アジサイっぽく見える…?このまま乾いたら、緑の葉っぱをつけてみようかな?

橙色と緑のシャボンも試してみました。

乾いても、泡の形が残るのが面白いですね。宇宙で起こる星の衝突…?想像力を働かせてみると楽しいです。

もっと大きい紙にダイナミックにやっても楽しそう!皆さんもどんどんアレンジして楽しんでみてくださいね。

ここに注意:シャボン遊びはかなり絵の具が飛び散ります。室内で行うときは汚れてもいいように用意しましょう。子どもの洋服も汚れても良いように準備を。また、くれぐれもシャボン液は飲み込まないように気をつけてくださいね。

この記事を書いたライター

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堀田はるなさん

モンテッソーリ原宿子供の家・モンテッソーリすみれが丘子供の家教員、保育士。アパレル業界、eコマース、金融など様々な業種でのマーケティング業務を経験後、教育の道へ転身。日本モンテッソーリ協会承認モンテッソーリ教員免許取得。著作「子どもの才能を伸ばす最高の方法 モンテッソーリ・メソッド」。

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