入学や進級の足音が聞こえてくる1月。そろそろおうち学習の環境を整えていきたいけれど、子ども部屋はやっぱり必要?よく聞く「リビング学習」ってどうやったら正解?そんな疑問に、教育評論家の親野智可等さんが答えてくれました。

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教えてくれたのは

親野智可等(おやのちから)さん

教育評論家。教師経験をもとに、子育て、親子関係や勉強法などについて、Twitter、YouTube「親力チャンネル」、ブログ「親力講座」などで毎日発信中。

おうち学習はどこでやる?

子ども部屋とリビング、上手に使い分けましょう!

子どもが過ごす場で大切なのは、「安心感」。子ども部屋でもリビングでも、子どもが安心して過ごせる環境であればどちらでも構いません。それぞれのメリットを知って使い分けてください。おうちの人に見ていてほしい気持ちの強い小学校中学年ごろまでは、リビングやダイニングで学習に取り組む「リビング学習」が主流のようです。

一人でじっくりやるなら…子ども部屋

得意なことや自由に取り組ませたい課題には、自分だけのスペースである子ども部屋が向いています。集中力のいる暗記なども良いでしょう。学習だけでなく工作やお絵描きなども、周りを気にせずに、やりたいことに思う存分取り組むことで、創造力と集中力が育ちます。

おうちの人と一緒で安心…リビング

ママやパパがいる安心感とともに、分からないことをそばで教えてもらえ、できたらすぐに褒めてもらえるので、子どものやる気が高まります。特に、苦手なことなどサポートが必要な学習は、リビングで取り組むと良いでしょう。

「リビング学習成功」のポイント6

リビング学習を上手に進めるための6つのポイントを紹介!できるものから実践してみましょう。

ポイント1 声掛けはポジティブに!

「それじゃダメでしょ」「また間違えているよ」など否定的な声掛けばかりでは、子どもを勉強嫌いにしてしまいます。まず「頑張っているね」としっかり褒め、「〇〇しなさい」ではなく「〇〇するといいよ」というポジティブな声掛けを。なによりも見守る姿勢を大切にしてください。

ポイント2 机といすの高さを合わせる

子どもの体にテーブルやいすの高さが合わないと、姿勢や集中力に影響してしまいます。足がブラブラするなら台を置くなどの調節を。

ポイント3 照明の明るさをチェック

リビングの照明は、勉強には不十分な場合があります。手元が暗いと目が疲れやすくなり、視力や姿勢が悪くなることも。持ち運びやすいライトを準備してもいいですね。

ポイント4 集中できるスペース作り

テレビの音が気になると子どもは勉強に集中できません。テレビを消す、音量を下げる、パーテーションで区切る、などの対策を。

ポイント5 勉強道具の収納場所

勉強の道具が散乱すると親子ともにストレス。収納場所を確保して、子どもが自分で片付けられるようにしましょう。

ポイント6 学びのサポートアイテム

遊びながら自然と学べる、学習まんがや図鑑、辞書、かるたなどは近くにあってもOK。子どもが楽しく学べるものを最優先に選んで。

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