子どもが何かにつけて「自分でやる!」と言い始めたら、それは自立の一歩かもしれません。「めんどくさいな」と思わずに、上手に自立心を育てていくコツを紹介します。

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親であれば、子どもにはいつかは自立してほしいと思いますよね。「子どもを自立させるのが親の役目」と言われるように、子どもを育て、社会に送り出すことは、親の大切な役割です。そのためには、親は何をするべきでしょうか。また、子どもの自立心はいつごろから芽生えるのでしょうか。

子どもの自立心はいつから芽生えるの?

子どもに自我が出てきて、なんでも「イヤ!」という時期は、2歳くらいから始まります。これはいわゆる「自己主張」で、自分の気持ちを表に出しているのです。さらに成長してくると、いままで親にしてもらっていたことを子どもが「自分でやる!」と言うようになります。この時期から、少しずつ自立心が芽生え始めてきます。

自立とわがままの違い

とはいえ、子どもが「自分で、自分で!」と言ってくると、一見わがままのようにも聞こえますよね。「わがまま」と「自立」を区別するのは難しいかもしれません。その違いとは何でしょうか?

「わがまま」とは?

相手の気持ちを考えず、自分の欲求を押し通し、思い通りにすること。

「自立」とは?

自立は、相手の気持ちも考えながら、すべきことを自分で考えて、自分で行動すること。

実は、子どもが「自分で着る!」「自分で食べる!」と言ってきたときは、自立心を育てるチャンスなのです。そのときの親の対応によって、自立心を上手に伸ばすことができます。

自立心を伸ばすために親ができること

「親がやってあげる」ことをやめる

子どもが「自分でやる」と言ってきたとき、うまくできそうになかったり、親がやったほうが早いと感じたりすると、子どもの思いを無視して、親がやってしまうことがあります。これは、「あなたには任せられないからママがやってあげるのよ」ということを暗に示すことに。

せっかくの子どものやる気を奪ってしまうかもしれません。子どもに任せられることは、できるだけ子どもに任せてみましょう。

先回りをしない

子どもができないことを親が先回りしてやってしまったり、先に解決策を教えてしまったりすると、子どもの考える力が育ちにくくなります。子どもの考える力を育てるには、子どもが自分で考える機会を持たせてあげることが大切。自分で考え、自分で行動できるようにすることが、自立への第一歩となるのです。

何にでもチャレンジさせてあげる

子どもが何かに挑戦したいと思って行動したときは、うまくできそうになくても、まずはチャレンジさせてあげましょう。そうすることで、どうすればうまくいくのか、自分なりに考えることができます。親としてはハラハラして心配になることもありますが、子どもの能力を信じてあげることで、子どもはさらに成長することができます。

子どもの発想を否定しない

子どもは時として、大人には思いつかないような発想をします。この突拍子もない発想が、子どもの能力を伸ばすことが多々あるのです。「そんなことはムリ」と自由な発想をつぶさず、「おもしろいことを考えるものだな」というくらいの気持ちで受け止めてあげましょう。

目標を立てる

さらに子どもの自立心を伸ばすためには、目標を立てるのもいいですね。「どんなことを、いつまでにできるようにする」と具体的に決めておくと、より実行しやすくなります。

最初のうちは、親が子どもと一緒に考えるのもGood。このとき、親は「どうしたらできるようになると思う?」と質問をしたり、ちょっとしたヒントを与えるだけにして、子どもの思考力を引き出すようにします。その後、少しずつ親が手伝うことを減らしていくようにしましょう。これによって、いままでできなかったことも、できるようになることが増えていきますよ。

このように、子どもの「自分でやる!」をわがままではなく、「自立」と捉えることで、上手に自立心を伸ばしてあげましょう。

この記事を書いたライター

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佐藤麻依子さん

23歳と19歳の男児2人の母。イライラママをニコニコママに変える子育てカウンセラー。「子育て3ステップ会話法®」を考案。著書『男の子のための魔法のこえかけ 3ステップしつけ法』。子育て心理学協会の「ココロ貯金®」講座も提供。イヤイヤ期・思春期・反抗期・受験期の悩みを解決します!

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