二重の長女と一重の次女

突然ですが、わが家は、私、夫、長女が二重、次女だけが一重です。そして、つぶらです…。そんな次女は、度々「目がちっちゃいねー」「お母さんとどうして目の大きさが違うのかしら」と台湾の親しい友人やマンションの清掃員、駅でエレベーターが一緒になっただけの人などなど、数えきれないほど言われてきました。

さらには「ブサカワ」「お姉ちゃんも小さい頃はブサイクだったけど、こんなにきれいになったから大丈夫よ〜」と全く容赦なしです!

でも、嫌味や意地悪で言っているわけではなく、素直に感じたことを口にしているだけ、愛情を込めて(?)といった感じで今ではもう気にならなくなりました(笑)。

お金に関することも興味深々

そんな素直すぎる台湾人からは、「2人目は?」「3人目は?」「男の子は?」と言った質問はもちろん、

家賃は?給料は?

と言ったお金に関する質問も日本より、よく聞かれます(全く知らない人やそんなに親しくない人からも)。自宅のエレベーターでたまたま居合わせた見知らぬ来客者から「ここ高いでしょ?家賃いくら?」と聞かれたことも一度ではありません(笑)。

他者への興味が強い、自分の意見をはっきりという、お互いさまだよね、細かいことは気にしない“沒關係(メイグアンシー)精神”(沖縄の“なんくるないさー“に近いイメージ)が背景にあるのかなぁと個人的に分析していますが、私の住む南部では特にこの傾向が強く出ている気がします。

人によっては、「ズケズケとやめてほしい…」と不快に感じる人もいると思いますが、台湾在住5年目を迎えた私は、このストレートで素直なコミュニケーションが清々しく、結構心地よく感じています。この感覚に慣れ過ぎて、日本で失礼がないように気をつけないと…。

イラスト

中庭さん

北陸出身のインテリアコーディネーター。仕事の傍ら、趣味でイラストを描き続けている。イベントや小物作成の依頼にも対応。二児の母。Instagram:@nakaniwanimo

台湾在住5歳と2歳女の子のママ

nimo*さん

岐阜県出身の姉妹の母。夫の転勤に伴い、17年秋より子連れ台湾生活をスタート。趣味は、工場見学で国内外問わず、その魅力に魅了されている。Instagram:@nimo_ff>その他記事はこちらから