避けては通れない寝かしつけ

子育ての中で多くの人が通る“寝かしつけ問題”。「抱っこで寝たのに布団に置いたら起きてしまう」「夜泣きがひどい」「兄弟姉妹でなかなか昼寝のタイミングが合わない」など、子どもによって悩みもさまざまだと思います。

わが家の長女も例外ではなく、乳児期は背中スイッチが敏感、幼児期は環境の変化で夜泣きしやすいなど、少々苦労しました。でも、寝かしつけが無事成功した時のホッとした気持ちや子どもの寝顔に癒やされる時間はとっても幸せですよね。ある日、そんな穏やかな時間を邪魔するものが…。

夜中の3時にガンガンコンコン

夜中に目を覚ました子どもがやっと寝たと思った頃、外からとても大きな音が聞こえてきました。しばらく待っていましたが、止まることなくガンガンコンコン……。まさかと思い、外をのぞくと

がっつり重機を動かして工事をしているではありませんかぁぁぁぁぁ

現在、マンションの隣にデパートを建設しているのですが、時々、夜中でもおかまいなしで大騒音で作業を始めるのです…(台湾でも一応工事に関する規定はあるようですが…マイルール発動です)。

この騒音のせいでせっかく寝た子どもが目を覚ましたり、私自身が寝付けなくなったりと大迷惑!

ちょっとちょっと、それ大丈夫…?

ほかにも、上半身裸だったり、ビールを飲みながら作業していたり(確かにめちゃくちゃ暑いなか、大変そうだけど)、檳榔(噛みたばこのような合法薬物のようなもの)噛みながらだったり、「それ安全性や正確性は大丈夫?」と思わず、心配になる工事現場を何度も目撃してきました。

その結果なのか、元からの適当さが故なのか、完成した建物には残念な箇所がたくさんあります。電気スイッチの向きが逆だったり、寸法があっていなかったり、斜めだったり…さらにはわが家のバスルームの配管にコンクリートが詰まっていて、水を流すと逆流してくるという問題が発生したほど(現場から親会社への嫌がらせがという説も!?)。

話は戻りますが、睡眠を邪魔してくる騒音は他にも

  • 爆竹の音(最初に来た時は銃撃戦でも始まったのかと焦った…)
  • 隣上下の内装工事の音(台湾の分譲マンションは買ってから内装工事に取り掛かるため)
  • 廟(お寺)から聞こえてくるお祭りやカラオケの音

などなどバリエーション豊かにあります。

こんな環境で育ったせいか、日本に一時帰国した際、「静かすぎて怖い」と言い出す子どもたち。

いやいや、静かにゆっくり眠らせてくれー--い!

イラスト

中庭さん

北陸出身のインテリアコーディネーター。仕事の傍ら、趣味でイラストを描き続けている。イベントや小物作成の依頼にも対応。二児の母。Instagram:@nakaniwanimo

台湾在住5歳と2歳女の子のママ

nimo*さん

岐阜県出身の姉妹の母。夫の転勤に伴い、17年秋より子連れ台湾生活をスタート。趣味は、工場見学で国内外問わず、その魅力に魅了されている。Instagram:@nimo_ff>その他記事はこちらから