2017.12.07
女性管理職が3割なら、主夫も3割に!壮大な野望の元に集まったフツーの主夫たちが語る「秘密結社主夫の友コラム~ぼくらの言い分~」。今回の担当は中2の長女と年長の次女を子育て中の杉山ジョージさん。
こんにちは。秘密結社「主夫の友」の広報担当の杉山ジョージです。中2の長女と年長の次女を子育て中の兼業主夫で放送作家をしています。
妻がフルタイムの会社員で、僕は自営業というスタイルなので、おのずとPTAやら保護者会やらには僕が参加することがデフォルトです。
しかも、そうやって保育園や学校にちょくちょく顔を出しているうちに他のママやパパ、そして先生たちとも顔見知りになると、当然のことながらいろいろな声がかかります。そんなわけで、小学校でも保育園でもパパ会を立ち上げたり、PTA会長をやったりと結構バタバタしています。
やっぱり飲んで仲良くなった
子育て番組をやっていたこともあって、本当にいろいろなパパコミュニティに参加しています。「イクメンクラブ」や「ファザーリングジャパン」といったNPO法人。
またそのNPOから派生して生まれた「秘密結社 主夫の友」、そして、先にも挙げたパパ会やPTA(これはパパに限りませんが)。
最近ではお酒を飲まないパパも少しは増えてきていますが、やっぱり、一緒に一度飲んだ方が仲良くなります。飲んで打ち解けるという方法に男性は慣れているように感じます。
ママにはママの話したいことや悩みなどもあると思いますが、一方でパパにもパパの話したいことがあります。
夫婦で話すことも大事ですが、環境が近い上におおむね頭の構造が似ているといわれる同性でこそ、共有できる話もあるんじゃないでしょうか?…と、僕らも思ってますが、ママたちからは
パパたち、飲んでばっかり!
なんて言われることも。まあ、それだけじゃないんですよ。
子どものケンカに口を出すのは難しい
子どもたちは割と頻繁にケンカをします。ただ、仲直りも早い!親の意図とは別に。
長女が「魔の小学4年生」だったころ。やっぱりケンカというか友だち同士のモメごともいろいろありました。モメたお友達のママからも苦情メールが。感情的には理解できるのですが、どうも釈然としない…。
なぜなら、その子はいつもうちに遊びに来ていたのでよく話していたのだが、どうも話の雰囲気が違うのです。推測はあまり良くないけど、どうも釈然としないのでこっそりパパに連絡を取ってみたところ、
あ、そんなに大したことじゃないから大丈夫よ。
と、一言。
僕らの間では、結構あっさりことはおさまり、子どもたちは次の日も肩を組んで帰ってきた。
が、ママは怒りがおさまらないらしい!!!ということで、さらに事態が悪化して学校にまで話が及び、担任の先生に呼び出された。しかも、先生は先方のママの言うことを鵜呑みにしているもんだから、話がかみ合わず。仕方ないから前の年の担任の先生にも同席してもらい、徐々に事はおさまりまった。
高校生や大学生ならまだしも小学生だから、まったく放っておくことはできない。親の責任もある。でも、子どもたちの言い分はかなりざっくりしているものだったりするので無条件で信用しすぎると、事実と違うものを見抜けない。
特に親を怖がっている子はなんとか自分を守ろうとする傾向があるように思う。(PTAでたくさんの子どもたちや親と会ってきたなかでそう感じることがある。)
やはり、子どものケンカに親が口を出すのは難しいのだ。
パパの距離感だからわかること
パパだけでなくママもそうだが、仕事をする中では感情面だけでやっていくのが難しいことがある。嫌いな上司もいれば、苦手な取引先もいて、かといって、付き合わないわけにはいかない。
今でこそ言えるが、正直そのママも実はパパも苦手なタイプの人だった。でも、娘同士は家が近いこともあってよく遊ぶ間柄。でも、得意不得意なんてものは別として付き合いがあるからこそ、それがわかるのだ。
そういう中でどう付き合うか?
決してこちらが正しいとは思ってないし立派な親だなんて思わない。相手を逆なでするようなことも言っていると思うし理解はされていないだろう。特にうちのような逆転夫婦はちょっとまっすぐ見てもらっていない気もする。
でもパパとは男同士だからこそいい距離感を保てたし、パパかどうかだけでなく、付き合いの道が一つでも多く増えることで割といろいろな角度で事態が見られる方が、トラブルは解決しやすいのではないでしょうか?
そう考えると、ママの負担にならない程度にパパたちが飲みに行ったりすることは許してもらえないでしょうか?と、いろいろなパパに代わってのお願いでした(苦笑)。
まあ、パパ同士がケンカする事態になると一番厄介であることは間違いないと思います。プライドもあるからどっちも引けなくなりますし。それだけは避けるためにも、飲みすぎないことも大事ですね。気を付けます(汗)。
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