女性管理職が3割なら、主夫も3割に!壮大な野望の元に集まったフツーの主夫たちが語る「秘密結社主夫の友コラム~ぼくらの言い分~」。今回の担当は兼業主夫の勝間さん。

4歳と2歳の男の子を育てる兼業主夫、勝間です。

妻の仕事の関係で、そこそこの割合でワンオペ育児に奮闘していますが、男の子二人って本当に大変ですよね~。(元男の子が言うのもなんですが。)ただでさえ大変なのに、このほど、めでたく2歳の次男がイヤイヤ期に突入いたしました。

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ワンオペ最大の難関は…「お風呂」

そんなわけで、おおかた予想通り。だいたい毎日こんな感じです。

着替え「イヤっ!」、オムツ替え「イヤっ!」、ご飯「イヤっ!」、パパと寝よう「イヤっ!」

お風呂は?「イヤッイヤッイヤァ~~~!」

何を言ってもイヤイヤ。一般的に「魔の2歳児」と言われるこの時期。長男で一度経験しているから大丈夫!と思っている部分もありました。でも、長男で一度経験しているからこそ恐ろしさを感じる部分もあるんです。

きっと、男子二人をワンオペ育児したことがある人は激しく同意してくれる人もいると思いますが、ワンオペの夜にもっとも困るのは「お風呂」なんです。

二人同時に自分と一緒に入ってくれないと、あとで一人だけ入れるのはけっこう大変ですよね。妻が一緒にいるときはどうにかなるのですが、やはり一人を置いておくことは難しい。じゃあどうしようかと色々悩んだのですが、長男がイヤイヤ期だった2年前と違うのは、

なんと長男がいること!

そう!次男にはお兄ちゃんがいるんです。それは、もっとも身近なロールモデル!僕自身も次男なのでなんとなくですがわかります。

お兄ちゃんが怒られたら、それをやらなければいい!お兄ちゃんがほめられていたら、同じことをすればいいんです!

そして次男というものはお兄ちゃんができることは自分もできるって思っていますよね?思っている!思っちゃっているんです!(それによって余計なけんかも後を断ちませんが)

ならば!お兄ちゃんにノリノリでお風呂に行ってもらえたら…。楽しそうにお風呂に行ってくれさえすれば…。きっと!次男も楽しそうな雰囲気につられてくるはず!

というわけで、運動会風にしてみました

なんてことを色々考えながら、試しに「お風呂に入る」という行為を「運動会」にしてみました。

僕「お風呂はいるよ~」、息子たち「えぇ~」「ヤダァ~」来た来た、いつも通り。そこで、こう言うのです。

どっちが速く走れるかな~。
位置についてぇ~~~
よ~~~い!ドン!

走る長男、追いかける次男!もう予想通りの展開です。もちろんさらに続けます。僕「どっちが早く洋服脱げるかな?」鼻息荒く脱ぐ長男、もがく次男(僕は次男をサポート)

長男「勝った~!」その辺はおおむね長男の勝利!ただ、次男もすぐに素っ裸に仕上げます。

僕「はい、どっちが先に体洗う?」

という具合に長男の競争心を駆り立て、次男もそれに乗っかる構図。BGMとして口ずさむのはもちろん「天国と地獄」。実際のところ、毎回成功するわけではないですが、これは効果てきめんなのです。

ぜひお試しいただきたい。騒々しい育児にも楽しみを見出したいですよね。というか、そうでもしないとやってられないワンオペ育児。きっといつかこれがいいネタとして話せる日が来ることを願って。

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