仕事机や子どもの学習机、忙しい時ほど散らかってしまいませんか?机の上や引き出しの中を整理収納する時のコツと、机まわりの収納に便利なグッズを紹介します。

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机の上にはその日使う物だけ!


使った物が置いたままになり、いつの間にか散らかってしまうことの多い机の上ですが、その状態では気持ちよく作業することができませんよね。そこで、机の上に出す物はその日使う物か、毎日のように使う物だけ!と決めます。不要な物があれば取り除き、必要だけどすぐに使わない物は、机の上ではなく引き出しや周辺の他の収納へ。

仕事机の場合

仕事で使う机なら、机の上に置く物はPCやスマホなどの電子機器・すぐに必要な書類・文房具などでしょうか。平置きにすると幅を取る物は、立てて入れれば作業スペースを広く確保することができます。

書類収納に使えるアイテムの例。左:ダイソー 積み重ねできる書類トレー(税込220円/個)、右:無印良品 スタンドファイルボックス(税込590円/個)
100均プラボックスの内側に仕切り付きボックスを入れて大容量のペン立てにした例

机上収納グッズは他にも、PCディスプレイの下に置けるラックや、電子機器と文房具が置ける収納ユニットなど、便利な物が色々とあります。必要に応じてこういったグッズを上手に活用すれば、より機能的なデスクになりそうです。

学習机の場合


子どもの学習机の場合は、いつも使う文房具などの他、辞書や教材なども使いたい時にすぐ手に取れるよう置いておくといいかもしれません。

他には、自分の好きな物を飾りたいという要望が出てきたりも。私自身、小学生の頃は学習机の上置きに好きなキャラクターの小物入れを置いたり、人形を飾ったりして楽しんでいた覚えがあります。

ただ、現在わが家の子ども2人が使っているのは上置きのないシンプルな机。そのため、いつも使う文房具を置くスペース兼好きな物を飾るスペースとして、IKEAのスコーディスを後付けしました。

IKEA スコーディス有孔ボード(税込2999円)、小物入れ(税込300円)、シェルフ(税込500円)、フックラック(税込299円)

有孔ボードにフックやシェルフを取り付けて、子ども達が自分で文房具を収納したり、好きな物を飾ったりして楽しんでいます。

これまで机の上に散らかっていた物がスコーディスに収納されて、作業スペースが確保できるようになりました。このように、上置きがない机でも有孔ボードや壁などを使って収納スペースを作ることもできます。

引き出しは段ごとにテーマを決める

机に引き出し収納が付いていると便利ですが、適当に物を入れているとどこに何があるかわからなくなってしまうことも…。その度探し物に時間が取られてしまうのはもったいないので、引き出しの中の物も上手に管理したいところです。そのためにはまず、段ごとに入れる物の大まかなテーマを決めます。

真ん中や袖にある一番上の浅い引き出しは最も出し入れしやすい場所なので「一番よく使う物」、例えば、作業中の物を一時的に入れる場所にしたり、ホチキスやテープなどよく使う文房具の定位置にすると便利です。

仕事机の例:紙製の仕切りトレーを手前と左側に設置

2段目には「書類以外で、浅い引き出しには入らない物」を入れることになるでしょう。比較的自由に色々な物を入れられますが、縦方向にいくつも積み上げてしまうと下の方の物が取りづらくなるので注意が必要です。

3段目の深い引き出しには「高さのある物」。仕事机であれば、ファイルボックスなどを活用して書類を入れる場合が多いのではないでしょうか。手前から使用頻度の高い物を入れていくようにします。子どもの学習机の場合も、ファイルや教科書などを入れたり、奥の方には学校で作った作品を入れたりすることもできます。

仕切りを有効活用

引き出しの中の定位置を決めるのに便利なのが、仕切りになるトレーやボックス。

仕切りに使えるトレーやボックス(左・真ん中:ダイソー、右:無印良品)

引き出し全体に敷き詰めて仕切る方法は、物の定位置をしっかりと決めやすいので、入れる物が決まっている場所に適しています。また、手前側だけなど一部に使用して、残りの部分は自由度を持たせた方が使いやすい場合もあると思います。トレーやボックスの種類も色々とありますので、入れる物に応じて選んでみてください。

学習机の例:手前側のトレーに消しゴムや細々した文房具類、奥にはお絵描き中の紙など

一日の終わりに机を片付ける習慣を

一日の終わりには、面倒でもその日使った物を元の場所に戻すということを習慣化すると、いつでもスッキリとした机の上を保つことができます。そのためには、机まわりを「物を戻しやすい収納環境」にしていくことも重要です。

忙しいと後回しになってしまいがちですが、机がキレイだと、「すぐに作業に取り掛かれる」「探し物に時間を取られない」「何より気分が良い」などメリットがたくさんあるので、会社の自分のデスクや在宅勤務用の机、子どもの学習机は子どもと一緒に、ぜひ取り組んでみてくださいね。

この記事を書いたライター

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ぽりこさん

整理収納アドバイザー。小4男子と中1女子の二児の母。整理・収納・インテリアとお絵かきが趣味です。暮らしやすい家をめざして日々奮闘中!

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