ママっ子な1歳6カ月、予想通り毎朝号泣

私が言うのもなんだけど、とってもとってもママっ子の次男、もも。寝るのはママじゃないとだめ、一緒にいるのはママじゃないとだめ。そんなママべったりなももを、保育園に預け始めました。

最初は預かり保育から始めましたが、まぁ予想通り、毎朝毎朝泣いていました。パパが送迎した時ですら、「ままー!!」と泣いていたそうです。

マイナスなイメージを与えないように、毎朝別れ際は「楽しんできてね!すぐ迎えに行くね!」と笑顔で手を振っていたのですが、ももはいつも泣いてばかり。泣いている子どもを笑顔で置いていくサイコなお母さんに見えているのではないかと不安にすらなりました。

初めて泣かずにバイバイできた日

しかしある日のこと、いつものように「泣くんだろうな…」と思いながら先生に引き渡すと、なんと自分から先生の元へ行き、一度も泣かずに私に手を振りました。

信じられなくて、園のドアを閉めてからもう一度振り返ってみました。そしたら、涙を流さず、しっかり私を見つめ手を振るももが見えました。この日、初めてももは泣かずにバイバイできたのです。

何を考え、何を思っていたのかはももにしか分からないけれど、頑張って手を振ってくれたももの姿を忘れたくないなと思いました。ももは泣かなかったのに、泣いていたのは私、寂しかったのも私。でも、尊くて、すばらしい瞬間だったということは、間違いないのです。

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chiikoさん
絵日記・漫画家

息子・ぐっちゃんとの忘れたくない思い出を漫画にして残しています。電子書籍「ぐっちゃんパフェ」発売中。

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