2024.03.28
各自治体が発行している「子育て支援パスポート」ですが、存在を知っていても実は活用できている、という人は多くはないのではないでしょうか。この記事では子育て支援パスポートのもらい方や活用方法について紹介します。
index目次
「子育て支援パスポート」とは?
子育て世帯に対して各種割引・優待サービスや乳幼児連れの外出支援・応援サービス等を提供する取り組みです。全国で実施され、自治体は子育て世帯にパスポートを発行し、利用者は店頭で提示することによってサービスを受けられます。
※サービス内容、対象者の要件は、各自治体や店舗によって異なります
「子育て支援パスポート」をもらうには?
子育て支援パスポートの発行手続きは各自治体で行われています。ここからは、東京都での発行手続きを一例として紹介します。東京都では、デジタルパスポート・紙パスポート・点字パスポートの3種類が発行されています。
【1】デジタルパスポート
「とうきょう子育てスイッチ(東京都の子育て支援サイト)」での利用者登録、またはアプリをインストールをすると、デジタルパスポートを取得することができます。スマートフォンなどで表示して使用します。
【2】紙パスポート
区市町村庁舎などで配布しているチラシの下部に紙媒体のパスポートが印刷されているので、必要事項を記入して切り離して使用します。
【3】点字付きパスポート
点字が印刷された紙パスポートも用意されています。子育て応援とうきょうパスポート利用登録申込書に必要事項を記入の上、切手を貼付した返信用封筒と併せて、東京都福祉局まで送付して申し込みます。
※手続きの方法は、自治体によって異なりますので、お住いの地域の自治体のホームページなどで確認してください。
「子育て支援パスポート」の対象は何歳まで?
子育てパスポートをもらえる対象者は、「18歳未満の子どもがいる世帯」が基本ですが、「小学生以下の子どもがいる世帯」など、自治体によって異なります。「妊婦も対象」としている自治体もありますので、お住まいの自治体の対象年齢を調べてみてください。
「子育て支援パスポート」が使えるのはどんなところ?
子育てパスポートは、協賛している店舗や施設で使うことができます。お住まいの自治体だけでなくても使うことができるので、旅行先などでも活用してみてください。使えるお店は自治体によって異なるので、こども家庭庁の公式サイトから「全国共通展開参加自治体リンク集」で調べることができます。
東京都の子育て情報サイト「とうきょう子育てスイッチ」では、住んでいる地域の子育て支援情報がチェックできるので、こういったサイトを活用し近所で使えるお店を探すこともできます。
「子育て支援パスポート」でできることって?どんなサービスが受けられる?
サービスとしては大きく2つあり、①乳幼児連れの外出サポート、②お得なサービス・商品代や飲食代の割引に分けられます。
【1】乳幼児連れの外出サポート
- 授乳やおむつの交換場所の提供
- ミルクのお湯の提供
- トイレにベビーキープ設置
- キッズスペースあり
- ベビーカー入店可能
- 妊婦・乳幼児連れ優先駐車場あり
【2】お得なサービス・商品代や飲食代の割引
- ポイント付加サービス
- 各種割引優待サービス
- ローンなど金利の優遇
- 特典の提供
※自治体や店舗により、実施しているサービスが異なります。また、「乳幼児連れの外出サポート」は、子育て支援パスポート事業とは別事業で行っている自治体もあります
マクドナルドで受けられるサービス
各都道府県が発行している「子育て支援パスポート」を全国のマクドナルドで提示すると、チーズバーガーのハッピーセット®を特別価格で購入することができます。
※朝マック時間帯(10:30まで)は、チキンマックナゲット®のハッピーセットを特別価格で購入できます。
男の子2児のママで、ぎゅってブロガー・はるこ*いとをかしさんが、マクドナルドで受けられる「子育て支援パスポート」の割引について紹介しています。全国で利用できるので、おでかけ先でも便利に使えますね。
詳しくはこちら:ハッピーセットクーポンがなくても割引にできるサービスがあるって知ってた?
自治体によって使えるお店やサービス内容は異なりますが、全国展開しているチェーン店で受けられるサービスや割引がたくさんあるので、おでかけの前に検索してみてくださいね。親子で、家族でのおでかけがより楽しいものになりますように。
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