育児雑誌が集結し、2023年最も話題となった「ヒト」「モノ・サービス」「コト」を表彰する「第16回 ペアレンティングアワード」。ママ部門を受賞したタレントの菊地亜美さんに、子育てに対する思いをお聞きしました。

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娘の言葉一つ一つが愛おしい!

最近ボキャブラリーが増えてきた3歳の娘は、私のピアスを見て「何それかわいいじゃん」と言ったり、私が「嫌い」という単語を使うと「マーマ、“嫌い”じゃなくて“苦手”だよ」と言ったりと、発言がすごく面白いんです。

ちょっと注意をした時などは、「ママのこと大好きなのに…」なんて言ってきたりして。言い方が、私にそっくりなんですよね(笑)。でも、寝る直前には必ず「ママ抱っこして、ママ大好きだよ」と言ってくれるんです。そんな、今しかない幸せを毎晩かみしめています。

今年新居を建てたのですが、娘との時間をお家でも楽しみたくて、バルコニーを造りました。ご飯を食べたり、夏はプールで遊んだりしたいですね。また、家族で過ごす時間を大切にしたいので、リビングを広くとりました。子ども部屋はあえて小さめにして、もしも将来第2子ができたら半分に割れるような形にしています。

大きくなっても、部屋にこもらずにリビングで過ごしてくれたらうれしいな、なんて思っています。

“今の娘”に全力で寄り添いたい

娘が生まれたばかりの頃は、娘の将来のことをいろいろと考えていたのですが、最近は夫と「今の娘を見よう!」と話しています。きっとその頃の娘には自分の意思が出てくるだろうから、その時に親が何か言っても、受け入れてもらうのは難しいだろうな~と。それよりも娘と過ごす今を楽しみながら、変化に臨機応変に対応していきたいですね。

育児は楽しいだけではなくて、大変なこともありますし、自分自身の機嫌が原因で嫌な言い方をしてしまって、寝顔を見ながら反省することも…。でも私の母が、孫を見ながら「亜美にも、もっとやってあげたかったな~」と言うんですよ。私は「もっとしてほしかった」なんて思っていないのに…(笑)。それを聞くと、後から考えて後悔しないように、全力で向き合おう!と感じますね。