台湾の朝ごはん「シェントウジャン」

朝ごはんに何を食べようか迷うことがあります。パンって気分じゃないし、お米って感じでもないんだよなぁ〜。オートミールも食べたくないしお餅も違う。さてなに食べようか…。

こんなふうに思うときはたいてい朝ごはんがマンネリ化して飽きているとき。朝ごはんのバリエーションを増やしたいと思っていたところに、最近姉がハマっているという台湾の定番朝ごはん「鹹豆漿(シェントウジャン)」を教えてもらいました。

シェントウジャンは豆乳のスープで作り方がとってもカンタン!器に酢としょう油を入れて、そこに温めた豆乳を注いで具をのせて完成です。そのカンタンさは日本の料理で例えるとお茶漬けが近いかもしれません。

酢と豆乳が合わさるとホロホロと豆乳が固まるのですが、おぼろ豆腐をさらに柔らかくほぐしたような儚い食感がクセになるんですよね〜。優しい味も食欲のない朝や胃もたれしているときにちょうどいいかんじ。寒い朝はお腹の中から温まって、食べ終える頃には手足の先までポカポカになります。

材料(1人分)

  • 無調整豆乳…200ml
  • 酢(あれば黒酢)…小さじ2
  • しょう油…小さじ1
  • 干しエビ…大さじ1
  • ザーサイ(細かく刻む)…適量
  • 万能ネギ…適量
  • ラー油…適量

作り方

  1. 器に酢としょう油と入れる
  2. 豆乳を沸騰寸前まで温め1にそーっと注ぎ入れ、1〜2分ほどおく
  3. 干しエビ、ザーサイ、万能ネギを持ってラー油をかけ回す

台湾では揚げパンを浸しながら食べるそうです。揚げパンの代わりにカリッと焼いたフライパンを添えてもおいしそう。5分もあればカンタンに作れて満足感もしっかりあるシェントウジャンはまさに朝ごはんのための料理!

またひとつ朝ごはんのレパートリーが増えました〜♪

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マルサイさん
絵日記・漫画家

三兄弟の母。趣味は昆虫や磯の生き物の観察。インスタグラムで育児絵日記を投稿しています。裏アカウントでは毎日のごはんを投稿しています。大和書房より『男子が3人います。』絶賛発売中!

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