いつもニコニコしてる子

ににが小学校に入学して3カ月が経ちました。振り返ってみると、幼児期の頃はもちろん幼稚園時代も、子どもを取り巻く人間関係はまだまだ小さかったのだと感じます。

地域による差はあるかもしれませんが、園に通っている児童の数はそこまで多くなく、必然的に先生や保護者の人数にも限りがありました。小規模なコミュニティですから比較的交流もとりやすく、よその子であっても顔や名前、性格までだいたいは共有しあうことができていました。子ども同士の人間関係についても、特別何か注意していたわけではないですが、自然と把握できていました。

それが小学校に入るや否や状況は一変!

規模は一気に拡大!断片的に聞こえてくる話はあるものの、とてもじゃないですがその全体像を把握することはむずかしく、これまでとのギャップに思わずやきもき。

子ども同士の人間関係に何か口を出したり、変に干渉したりするつもりはまったくありません!ただ、楽しく過ごしてくれているか、親としてはやはり気になるところでして…。

にに自身が語ってくれる話はあり、それはもちろん嬉しいのですが、主観的な話とは別に客観的にみて、ににがどんな様子でいるのかずっと気になっていました。そんな折りに、今回マンガにした話を妻から聞き、何だか一気に肩の荷がおりたような気持ちになりました。

これからも子どもの人間関係はどんどん広がっていきます。親になってからというもの、どうしても子どもに対しては気持ちが前のめりになってしまいがちなのですが、「しんぱい」よりも「しんらい」を忘れずにいたいと思い直しました。

6年生には随分親切にしてもらっているようです。いつかににが6年生になった日には、同じようにしてあげてくれたらと思います。

この記事を書いたライター

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パパ頭さん
絵日記・漫画家

高校で倫理を教えつつ、妻子との暮らしを描いた漫画を執筆、SNSで公開中。おっとり優しい長男と元気で愛嬌のある次男とに囲まれ、賑やかな毎日を送っている。著書は『パパが育休とってみたら妻子への愛が深まった話』(KADOKAWA刊)

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