時短で、賢く、楽しく子育て。働くママでも、毎日たった5分からできる!知育や子どもの心と体を育てるノウハウを、SakuraEdu代表の荒井聖子さんに教えてもらいます。今回のテーマは「忙しい日の食事」について。

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「食育は食卓育」家族で美味しさの共有を

年末に幼児向けの「おせち料理作り」講座を行いました。小さな手で作る、紅白なます、田作り、きんとんは簡単で美味しくて大好評で、食育の大切さを再認識しました。

日本食育インストラクター協会の服部幸應先生は「食育は食卓育」だとおっしゃいます。

家族でお喋りしながら囲む食卓、美味しさを共有して笑顔になる時間が、子どもの心と身体を育むのです。

でも私たちの毎日には、なかなかその余裕がありません。

せっかく作ったおかずを食べない、空腹で間食してしまった、買ったお惣菜は同じような味付け、揚げ物の油が心配など、イライラの原因があったり、疲れた顔で「指示・命令・注意」ばかりの食卓では、子どもの心が冷えてしまうかも。

手間抜き料理には調理器具の活用とだし汁作り

そこで「手間抜き料理」を提案します。その分「笑顔」を与えてあげましょう。調理器具の活用と万能のだし汁作りが手間抜きのポイントです。

便利な調理器具をフルに活用

蒸すのが得意なレンジ用シリコン容器は、野菜と肉や魚を一緒に蒸すだけで主菜の出来上がり、同じく魚焼きグリルで使えるグリルパンも超短時間で焼き上がります。蓋付きなら蒸し焼きもできます。その分空いたガス台では、お味噌汁が作れます。

またスライサーを駆使してサラダを作ったり、ビニール袋に野菜を入れて簡単浅漬けを作ったり。離乳食にもなりそうなポタージュスープなら、タマネギと他の野菜を煮て味付けし、ハンドブレンダーで潰してミルクで仕上げます。

ハンドブレンダーは部品を換えれば、みじん切りも泡立てもできるので使い倒します。ついでに材料も抜いてしまいましょう。例えば具だくさんな筑前煮は、具を小さめに切り具材を3種類くらいで作りませんか。

だし汁を作っておけばお味噌汁も簡単に

だし汁は、前日寝る前に麦茶ポットにだしパックと昆布一かけを入れ、熱湯を注ぐだけ。味噌汁作りがグッとラクになります。切り干し大根は戻さないで水洗いして、ニンジンと煮ます。ここでも作り置きのだし汁が大活躍してくれます。

忙しい日は一汁二菜、もっと余裕のない日は子どもと一緒におにぎりを握り、具沢山のお味噌汁で遠足ごっこ。

今日は疲れちゃった!でも一緒にご飯食べたら、元気になったよ。

と、たっぷりの笑顔で心の栄養を与えてあげて下さいね。

この記事を書いたライター

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荒井聖子さん

SakuraEdu代表、コドモンテワークショップ主宰。資生堂に勤務後、目黒区民講座講師、幼児教室のコンサルティング等をしながら、通算百回以上の企画開催。日本モンテッソーリ教育綜合研究所教師、NPO日本食育インストラクター1級などの資格を生かし子育て支援活動を行う。

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