時短で、賢く、楽しく子育て。働くママでも毎日たった5分からできる!知育や子どもの心と体を育てるノウハウを、SakuraEdu代表の荒井聖子さんに教えてもらいます。今回のテーマは「子育てがつらいとき」について。

子育てがつらくて涙することもある

セミナーをしていると自分の子育てにしっかり向き合った瞬間に、思わず涙がこぼれてしまう人がいます。

張り詰めている気持ち、頑張っている気持ち、うまくいかないもどかしさ、時間不足で手が回らない切なさなど、涙と一緒に流しましょう!と、そのたびに心の中でエールを送っています。

なぜなら私も子ども達が0~4歳の頃、朝起きて「1日が始まる、また夜中まで頑張らなくちゃ!」と思った瞬間に、気づいたら涙を流していたという経験を何度もしているからです。

子どもの衣食住のためにすることが山ほどあり、そのうえで遊んだり家庭教育をしたいと思っても、子どもの機嫌などでほとんどできなかったりすると、頑張る気力さえ奪われます。

ようやく子どもたちが眠った後、ソファーに座ると洗濯物がエベレスト状態。かわいい盛りのはずなのに、いつの間にか怖い顔や悲しい顔をしながら、ときにはブツブツ文句を言いながら手を動かしている自分。

みな、もっと上手に子育てしているんじゃないかしら?

と自分を責めてしまいます。

このトンネルをいつ抜けられるのかと息が詰まりそうになることもありました。あれから15年がたち、たくさんのママたちと接してきた中で、私がしみじみ感じていることをお伝えします。

ママも1年生と一緒

初めての子育てを大変に感じるのは当たり前!当たり前だと思うだけで、気持ちが楽になりませんか。対人間同士ですから「簡単にうまく」なんていかないものです。

1年生はたくさん失敗して育ちますよね?私たちもドタバタしながら子育てしましょう。愛着関係がきちんと築けていれば、ちょっとのことで子育てに影響はしないはず。

つらいときは口に出して!

近くのママは、仕事も子育てもさっそうとこなし、オシャレでヘアスタイルもすてき、子どもも聞き分けが良くていつも優しく笑っている“デキママ”に見えたとしても、軽々楽々と子育てしている人はいません。

もしそうなら厳しい言い方をすると子育てに向き合っていないのかも。ですからデキママになるべく頑張り過ぎないでください。

つらいときには“子育てがつらい”と愚痴って良いと思います。

パートナー、友達、先輩、公共窓口、おすすめは親でなく先輩ママ。目を見て聞いてくれる相手に共感してもらいましょう。誰もダメママなんて思いませんよ。

良質な情報を学ぼう

子育てでも知識が役に立つときがあります。SNSにあふれる子育て情報は、多すぎて整理が付きにくく、矛盾やあやふやなことも含まれています。

興味のある良質な子育て論を見つけたら、ぜひ一貫した内容を仕入れてみて下さい。共感できる箇所は、困った場面で必ず支える力になると思います。私にとっては「モンテッソーリ教育」がそれにあたります。

みな同じだと知って気持ちが楽になった。

これがセミナーなどで頂く感想の第1位です。愚痴ってもらえる先輩ママとして、一緒にドタバタジタバタしたいなと思っています!

この記事を書いたライター

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荒井聖子さん

SakuraEdu代表、コドモンテワークショップ主宰。資生堂に勤務後、目黒区民講座講師、幼児教室のコンサルティング等をしながら、通算百回以上の企画開催。日本モンテッソーリ教育綜合研究所教師、NPO日本食育インストラクター1級などの資格を生かし子育て支援活動を行う。

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