2018.09.20
スマホでは難しい遠距離やマクロの撮影も、デジカメ並みに撮れてしまう、便利なスマホ用の撮影グッズを紹介します。装着はクリップ式なので楽々!スマホで本格的でフォトジェニックな写真が撮れるから、加工アプリはもう卒業かも!?
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撮影するならスマホ!
家族が増えると、お出かけや行事のときだけではなく、日常で写真を撮る機会が増えますよね。また、「インスタ映え」する鮮やかでおいしそうに見える食べ物や、撮るだけでおしゃれに見える場所「フォトスポット」も増え、写真を撮るきっかけやシーンが多くなった気がします。
もちろん、ミラーレスや一眼デジタルカメラなどの、本格的なカメラで撮影したものは画質もキレイで別格ですが、毎日持ち歩いていないと、シャッターチャンスを見逃すことも。
「やっぱり撮影はスマートフォン!」という人も多いのでは?スマートフォンは日常的に持ち歩きますし、コンパクトなので写真を撮るには最適です。
最近では、スマートフォンのカメラの画質もデジカメに劣らない高画質の上、ズームやタイマー、フィルターなどの機能も充実しています。それに、手軽に写真を撮ってSNSに投稿したり、夫婦や仲間内と写真をシェアしやすいですよね。
そんなスマートフォン派の人がより快適に、便利に撮影ができるお助けグッズ「スマホ専用レンズ」を紹介します。「スマホのズーム機能だけでは物足りない」「アプリで加工したような動きのある写真が撮りたい」という人におすすめです。
ユニークな写真撮影ができる「魚眼レンズ」
まずは、「魚眼レンズ」「マクロレンズ」「広角レンズ」の3種類が入っているレンズセットを試してみました。クリップ部分にレンズが付いていて、用途によってレンズを交換したり追加したりして使用します。


レンズセットでおもしろいな、と思ったのは「魚眼レンズ」。レンズを通して見ると、魚が水面下から見える景色のように、中央から外へ向けて球体に映る効果があるのですが、これを使って「いないいないばあ」をしている2歳児を撮影してみました。


鼻の部分を中央にして、顔の外側に向かって若干、球体みたいに写っているのがわかりますでしょうか。空や海、建物など広い景色を撮影すると、より効果を感じられるかもしれません。

小物の接写撮影で大活躍!「マクロレンズ」
次は、スマホのズーム機能では限界がある、小物の接写撮影。近づきすぎるとピンボケするし、ズームを使うと画像が粗くなる…というシーンで活躍するのが「マクロレンズ」。ラメ入りアクリス素材でできたピアスを撮影してみたいと思います。普通に撮影すると…

そこでマクロレンズを着用すると…

同じ距離でレンズが付いているクリップを外してみたところ、

レンズを着用して、ピントが合うギリギリのところまで近づき、カメラのズーム機能を使ってみると、

他にも、身近なものでマクロレンズを試したところ、いろいろな発見が!小物やネイルアートの撮影、子どもの植物観察用写真などにも使えるレンズだなと思いました。


どれも使える機能性レンズが3点も入っていて、「Qoo10」で約380円とリーズナブルでした。
遠くても楽々撮影♪「スマホ用望遠レンズ」
「スマホのズーム機能は付いているけど、望遠鏡みたいにさらに遠くの景色や人物を写したい」という人には、「スマホ用望遠レンズ」がぴったりです。望遠鏡みたいな筒の先にあるツマミでピントを調節でき、最大12倍ズームの効果があります。

使い方は、スマホのレンズ部分に望遠鏡のクリップを固定するだけ。スマホとレンズがズレないように固定すると、遠くのものがアップに映るので、スマホ画面で撮影が可能です。どれぐらい遠くの建物が見られるか、小学生の息子と実験してみました。


そして、望遠レンズをスマホに装着してみると、

装着するときに、スマホのレンズ部分と望遠のクリップが合わないと、黒い画面のままなので、レンズ合わせに少し時間がかかりましたが、レンズ同士が合えばツマミでピントも合わせらます。スマホのピント合わせができなくても、手動でピント合わせができるので、使いやすいです。
このレンズは「Qoo10」で約800円!スマホに装着しなくても、双眼鏡として子どもたちは使っています(笑)。


瞳に白い輪が浮かび上がる!「LED自撮りライト」
証明写真用写真もスマホで撮れる便利な世の中になりましたが、自撮りが上手く撮れなくて困っている人は私だけではないはず。自撮りは顔の角度や光の加減で、すごく美肌になったり、別人のようになったりするため、自分が納得する写真が撮れるまで、何度も撮り直してしまうんですよね。
そんな自撮りが苦手な人に使ってもらいたいグッズが、「クリップ型の自撮りライト」です。USBでの充電式なので、スマホの電池を消耗しなくても、ライトアップされた中での撮影が可能です。

このライトを使用すると、アプリなどで明るさの補正をしなくても、顔色が血色良くキレイに写る上、瞳の中に白い輪が写り込んでいるような写真を、気軽に撮影できます。今回は、自撮りが大好きな2歳児にモデルになってもらい、ライトを使わなかったときと、使ったときの写真と見比べてみます。


このライトは、「Qoo10」で約1000円で購入したもの。ハート型と2種類あり、ライトの形によって瞳に浮かび上がる形が異なります。ライト裏のボタンを押すと、3段階に調光ができ、1回の充電で何度も使えるので、自撮り以外にも普段は手持ちライトとして活用しています。
まとめ
望遠レンズのズーム機能やマクロなど、SNS映えしそうなおもしろい写真はスマホでも撮れます。しかし、花火などの夜景や動いている子ども・乗り物を撮影するには、やはりシャッタースピードが遅くピンボケしてしまい、スマートフォンで鮮明な写真を撮るのは難しいと感じました。
動く被写体を撮るには、手ぶれ・ピントなどの補正もしっかりしたデジタルカメラが向いていますが、ポーズして静止している人物や景色、食べ物などはスマホでも十分キレイに撮影できました。
レンズ・ライトもスマホ用なので、どれもコンパクトで値段もリーズナブル。持ち運びも楽なので、これからの秋のイベントや行楽シーズンにも活躍すると思います。
お助けグッズを使って、まるでデジカメで撮影したような、クオリティの高い写真に挑戦してみてくださいね。
※「Qoo10」の価格は購入時価格(送料込)です。商品や時期によっては価格が変動する可能性があります
この記事を書いたライター
ライター一覧- meguさん
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大学事務員とwebデザイナー、ライターなどを兼業している5男3女の8児のワーママ。趣味はネイルとフラワーゼリー。子連れでも大規模な展示会や旅行へ行くアクティブ派で大人数料理が得意です。