2018.10.07
地図上で「温泉」を記すあの湯気3本の「温泉記号」。実は誰もが知ってるあのマークは温泉大国群馬県の「磯部温泉」が発祥の地!子どもと一緒に楽しめるお宿や名物「磯部せんべい」など1泊2日で楽しめる磯部温泉子連れ旅を紹介します。
index目次
温泉記号発祥の地!群馬県「磯部温泉」
群馬県安中市にある「磯部温泉」は誰もが知っているあの湯気三本の温泉記号発祥の地として知られています(結構すごいことだと思うのですが、なかなか広く知られていないですよね)。
そのルーツは1661年(万治4年)にまで遡ります。農民の土地争いに決着をつけるため、江戸幕府が出した文書に磯部温泉を記す2つの逆さくらげのようなマークが記されていました。これが今や誰もが知る「温泉記号」の始まりとされています。
碓氷川や妙義山など自然豊かな温泉地。車では松井田妙義I.C.を下りて10分、温泉街から徒歩5分のところにJR磯部駅があるなど、車でも電車でもアクセスしやすいのが子連れ旅にもおすすめしたいポイントです。
童話「舌切り雀」の舞台でもあるんです。
「温泉記号発祥の地として知られる」とご紹介しましたが、実はここ「磯部温泉」は…
童話「舌切り雀伝説発祥の地」でもあるんです!
そう!雀が悪いおばあさんに舌を切られちゃうあの話です。舌切り雀のお宿として知られるホテルも存在しました。この後ご紹介しますね。
子連れの滞在にもおすすめ!舌切り雀のお宿 磯部ガーデン
8つの温泉宿がある「磯部温泉」ですが、子連れでの滞在におすすめなホテルが「舌切り雀のお宿 磯部ガーデン」です。
それではさっそくですが、
子連れ滞在に気にしておきたい3つのポイントをチェーック!
食事 ー 子ども用グッズとメニュー
滞在の楽しみであるお食事。子連れで行くと、なかなかゆっくりとはいきませんが出来る限り快適に楽しみたいですよね。
ポイント1つめは「お食事」。子ども用椅子や食器の貸し出し有無と子ども用メニューについて。
完璧です!子ども用メニューに食器。夕飯は畳の個室だったので椅子はありませんが、朝食となる広いレストランにはちゃんと子ども用椅子の用意がありました。
大人は地元群馬の旬な食材をつかった和食膳が楽しめます。群馬の名物こんにゃくや、地元の上州牛のすき焼きなど「群馬の素材を最大限に活かし、一品一品丁寧に」と料理長自ら食材を厳選しています。
お風呂ーベビーベッドと子ども用椅子
ポイント2つめです。温泉宿の醍醐味「大浴場」。子連れママだってゆっくり温泉を楽しみたい!!あると便利な!いや、ないと困っちゃうもの2つ。
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脱衣所のベビーベッド
これがないとまだ立っちできない赤ちゃんと一緒だとかなり困りますよね。床に寝かせておくわけにもいかないし…。 -
浴場内の椅子
こちらもまだおすわりできない赤ちゃんと入るときはないとかなり不便です。
安心してください。脱衣所のベビーベッドも浴場内の椅子(バンボ)もあります。さらにお風呂で遊べるジョウロやひよこちゃんなどの小物もあるので、ママが洗ってる間も飽きずに待っていてくれます。小さい子連れのママにはとっても嬉しい充実さ。
子ども用アメニティー
マストではないけれど、あったら嬉しい「子ども用アメニティ」。子ども用の浴衣、スリッパの貸し出しがあるかないかでは館内で過ごす快適さが違ってきます。
子連れ滞在のポイント3つ全てクリアです!今回は子連れでの滞在ポイントに絞ってご紹介しましたが、ライブビュッフェが楽しい朝食や、2箇所ある大浴場などホテル自体も素晴らしいですよ!
夏にはプールや縁日が開催されるなどイベントも多く、子どもとの思い出作りにもぴったりなお宿です。
名物「磯部せんべい」を買おう!
磯部温泉の名物といえば「磯部せんべい」。磯部温泉の鉱泉水を使って焼き上げた薄焼きのお煎餅です。小さな子どもから安心して食べることのできるほんのり甘いお煎餅。「お煎餅」というと思いつくあのしょっぱいお煎餅とは全然違いますよ。
磯部温泉街にはいくつもの「磯部せんべい」のお店があり、運が良ければ職人さんが焼いているところを見ることができるかも!試食のできるお店もあるので、ぜひ巡ってみてくださいね。
周辺のレジャースポット
磯部温泉の周辺の子連れで行きたいレジャースポット3つをご紹介します!
この3つの施設は午前中から入場し、お昼を食べて帰るくらいの滞在がちょうどいいです。そこからお宿に向かい、夕方にチェックイン。夕飯までゆっくり温泉につかるスケジュールを組むことができます♪
子連れ磯部温泉旅のスケジュール
わが家の子連れ磯部温泉旅のスケジュールをご紹介します。
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- 10:00
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お気に入りのレジャースポットで遊ぶ
ランチはそれぞれの施設で
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- 15:00
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早めにチェックイン
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- 15:30
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お部屋で小休憩した後は温泉街を散策
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- 16:30
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夕食の前に1回目の温泉へ
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- 18:00
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夕食
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- 19:30
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2回目の温泉へ
温泉の後はお部屋でのんびりと過ごします
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- 22:00
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就寝
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- 6:00
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起床。朝一温泉へ!
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- 7:00
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朝ごはん
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- 10:00
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チェックアウト
お世話になりました!
温泉メインの旅のときには、早めのチェックインがおすすめ。宿周辺の温泉街を散策したり、お部屋でのんびりしたり。「夕食前に1回、寝る前に1回、朝起きて1回と3回は温泉に入る!」を目標にスケジュールを立てています。(あくまで目標です。朝起きれないこともしばしば…)
最後に
都内からの1泊2日の温泉旅行だと箱根や伊豆がメジャーかと思います。また、群馬の温泉といえば、草津や伊香保を検討する方が多いかと思いますが、「磯部温泉」は都内からのアクセスもよく、周辺には子連れで立ち寄れる魅力的なレジャースポットもあり、実は1泊2日の子連れ温泉旅行に最適なんです。
「温泉記号発祥の地」「舌切り雀伝説発祥の地」というのも興味をそそられません?
磯部温泉で待ってるちゅん♪
施設情報(アクセス・サービスなど)
名称 | 磯部温泉 |
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公式サイト | http://www.city.annaka.lg.jp/kanko_spot/isobe_spa.html ※最新の情報はこちらでご確認を |
アクセス | 群馬県安中市 最寄駅:JR磯部駅 車:上信越自動車道・松井田妙義インターチェンジから約10分 |
この記事を書いたライター
ライター一覧- ひいろあいこさん
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9歳と6歳、1歳の3児のママです。フルタイムで働きバタバタの毎日を送っていましたが、現在産休中。趣味は旅。今まで20カ国ほど旅してきました。育休を利用して旅行業務取扱管理者資格を取得。