宝塚「手塚治虫記念館」アニメ制作体験！他では観られない貴重な作品も

偉大な漫画家・手塚治虫が幼少期を過ごした宝塚

手塚治虫さんは、5歳から約20年間を宝塚市で過ごしたそうです。手塚治虫記念館は、彼が唱え続けていた「自然への愛」「生命の尊さ」をテーマに、青少年の夢や希望を育ませる施設として、1994年に兵庫県宝塚市に設立されました。

館内はG階・1階・2階があり、常設展では手塚治虫さんゆかりの品や、作品資料が展示されています。

見どころは自分の描いた絵が動く！「アニメ工房」

手塚治虫記念館に子どもと行ったら、特におすすめなのがG階にある「アニメ工房」。紙にえんぴつで書いた自分の絵が、コンピューター上で動き、簡単なアニメを作る体験ができるんです！2枚の絵を描く初級編と、5枚の絵を描く上級編があります。

私は絵心がないので初級編を試しましたが、上級編はより滑らかな動きのアニメになるようなので、絵に自信がある人は上級編に挑戦してみてくださいね！

まずは、紙にえんぴつで絵を描こう！

「アニメ体験をしたい」と館内スタッフに伝えると、初級編なら紙2枚とえんぴつを渡されます。1枚めは普通に描き、2枚めは1枚めを写しながら、動かしたい部分以外はなぞって描きます。もちろん、絵を描かずに他の機能で遊ぶこともできますよ。

2枚の絵が描けたらスタッフに渡し、絵を画面上に取り込んでもらいます。すると、画面には自分が描いた2枚の絵がつながり、動いてまるでアニメのように！

自分の絵が動くのを見ると、大人でも結構うれしいものでした。子どもなら、より感動するんではないでしょうか!?

次は、色えんぴつで背景を描こう！

人物や動物などをえんぴつで描いた後は、色えんぴつで背景をつけることもできます。色が入ると、また一段と華やかになって楽しめます。

「アニメ工房」では他の機能でも遊べる！

自分の絵を動かしてみるアニメ体験の他にも、コンピューターの画面上で「メタモルフォーゼコーナー」「編集しよう」「色をぬってみよう」「3Dアニメコーナー」などの機能で遊ぶこともできます。

「編集しよう」では、自分の選んだ4つのシーンをつなげて、ひとつの物語を作る体験ができます。

「アニメ工房」の制作体験受付は16:00までで、席が空いていれば順次案内してもらえます。

手塚作品を、漫画＆アニメで堪能！

2階にある「ライブラリー」には、ほとんどの作品の漫画が置いてあり、実際に読むことができます！子どもだけではなく、大人もついつい時間を忘れて、夢中になってしまいそう！普段、あまり見ることのない海外版の漫画も置いてありますよ。

まだ漫画が読めない子どもには、アニメが見られる「情報・アニメ検索機」がぴったり。

アトムなどのキャラクターで遊べるゲームもありました。たまには、親子でゆっくり漫画やアニメを楽しむ1日も良さそう！

館内で観られる貴重なオリジナルアニメも

1階にあるミニシアター「アトムビジョン」では、3つの手塚治虫記念館オリジナルアニメ作品を、月替わりで上映しています。 ここでしか観ることができない、貴重な作品を見逃さないでくださいね！

まるで動物園？「ジャングルカフェ」

館内を楽しんで、ひと息つきたいときは2階の「ジャングルカフェ」へ。その名の通り、ジャングルのような店内には壁から天井まで、いろいろな動物たちがいます。

動物好きの娘は「ゾウさんの鼻さわった！」「チーターいるね！」とまるで、動物園にでも来たような感想です。

もし、お土産を買って帰ろうと思っているのであれば、先にミュージアムショップで買い物をしてからカフェへ。ドリンク40%引きの割引券をもらえます！ ※割引券の配布は、基本平日のみ。全商品対象ではありません

まとめ

「手塚治虫記念館」はこぢんまりとした施設ですが、思っていた以上に2歳の娘と、ゆっくり時間を過ごせました。今回紹介した常設展以外にも常時、企画展も同時開催しているので、行く前に公式サイトをチェックしてみてくださいね。

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