先日、家族で沖縄旅行にでかけました。今回、宿泊先は旅行サイトでも評価が高い、コンドミニアムを予約してみました。結果は、想像以上に大満足!コンドミニアム宿泊の良かった点、みなさんが気になるだろう点をレポートしたいと思います!

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コンドミニアムって?

小さな子どもがいるので、アクティブなプログラムを楽しむというより、ビーチやプールでのんびり旅がしたいなと思っていました。

しかし、時期がハイシーズンだったため、有名リゾートホテルは値段の割に部屋が広くありませんでした。そんなとき、旅行サイトでコンドミニアムで「ゆったりとした沖縄ステイ」が実現できることを発見!

コンドミニアムは、リビングやキッチンが備えられた宿泊施設のこと。海外にあるようなマンション型のコンドミニアムを思い浮かべる人もいると思いますが、昨今、沖縄では一棟ヴィラやコテージタイプ、古民家タイプなどいろいろなタイプがあり、選ぶ楽しみがあります。

今回、わが家は子どもが小さく、部屋で自炊する可能性もあることから、キッチン付きの部屋の中から、評価の高い3軒に宿泊。沖縄子連れコンドミニアムステイについて、レポートしたいと思います。

コンドミニアムにして良かった点

周りに気を使わず、子どもも親もゆったり

まず、これに尽きます!靴を脱いで過ごす部屋が多いので、子どもが寝転がってもOK。建物が独立している場合は、少し騒がしくしても、一般の宿ほど気を遣いません。

また、1歳児もいるのでリゾートホテルのビュッフェや食堂では、気が引けますよね。コンドミニアムでは、自分の家のようにゆったりして過ごせるのは、とてもありがたかったです。

広くてキレイな部屋に大興奮!

都心のコンパクトなマンションで生活するわが家にとって、部屋が広くてキレイなリビングルームがある、コンドミニアムは魅力的でした。今回、実母も一緒の3世代の旅でしたが、部屋の多いコンドミニアムでは、生活リズムが違う家族でも、ゆったり自分のペースで滞在できました。

ランドリー設備が充実

予約前に各自の宿に確認していただきたいですが、ランドリー設備が充実しているコンドミニアムが多いです。汚れた服はすぐに洗濯し、乾燥機にかけることができるので、大変助かりました。ホテルの場合、有料だったり連泊客対象だったり。こちらでは気にせず、毎日洗濯可能。

コンドミニアムによっては、こだわらなければ洗剤や柔軟剤も、備品として備えられている場合も。事前に知っていたら、もっと荷物が減らせたかも!

宿の種類が豊富!

プール付きヴィラ、オンザビーチの宿、ジャグジー付き絶景の宿、格安の宿など、探せば気に入るコンドミニアムが見つかります。

例えば、プール付きのヴィラと聞くと値段が気になりますが、基本食事がないので、ホテルが経営するラグジュアリーな高級一棟ヴィラと比較するとお手頃。また、民宿のようなほっこりとした宿もあります。自分たちの好みに合った宿を探すのも楽しいですよ。

リビングから絶景を楽しめる宿

旅の予算

今回、宿泊したのはハイシーズンでした。宿代は時期によって値段が大きく変わるので、実際は下記宿泊施設の公式サイトで確認しましょう。また、宿によっては一室一泊の価格として設定されている場合もあり、人数が多い方がお得になる場合もあります。

今回、私が宿泊した宿は家族6人(乳幼児含む)で利用して、1人1泊8600円~1万6000円ぐらいでした。大人(4人)だけで割っても、1人1泊1万2500円~2万4000円ぐらい。

「素泊まりで2万4000円」と聞くと非常に高い!と思われるかもしれませんが、わが家にとって年一度の大イベントであること、元々沖縄では観光やツアープログラム中心ではなく、ゆったりのんびりステイを希望していたこと、60平米以上の広い部屋であること、宿によってはプール付きや目の前がビーチなんてことも。

ジャグジーを楽しめる宿でキッチン付きであること、広いバスルームがあること、ランドリー設備があることなどを考えると、値段以上にとても良かったです。

外食続きが心配なときは

小さな子どもがいるので、普段質素な食事をしているわが家では、長旅で3食外食というのが少し心配でした。昼食や夕食は外食になるかもしれませんが、朝食で普段の生活の食事が摂れるのは、本当にうれしかったです。

優雅でなく、のんびりとした朝食の様子

食事の支度は大変?

確かに、ホテルでの朝食バイキングが好きな人や、旅行に来てまでキッチンに立ちたくないという人、食事を作るとなると頑張ってしまうタイプの人は、素泊まりのコンドミニアムに魅力を感じないかもしれませんね。
 
でも、スーパーに行けば、沖縄でしか見られない菓子パンや惣菜、レトルト食品も充実していておもしろいですよ。また、最近はカット野菜が充実しているので、サラダは簡単にできます。

わが家は、ご飯を炊いてスパムを焼いてポーク卵にしてみたり、出汁入り味噌で簡単な味噌汁に、フルーツなどで朝食にしました。昼も夜も外食になりそうだったので、朝食ぐらいは部屋でゆっくりできました。ちなみに、コンドミニアムによっては、朝食付きのところもあります。

夏の天敵・虫はいる?

これは小学生の娘が心配していた点。Gはおりませんが、自然豊かな宿では少しは出ます。特に、夜の窓には光を求めて小さな虫が。でも、それはどこでも同じ。

雨上がり、カタツムリがプールサイドに出ましたが、特に気になりませんでした。そもそも虫は1匹でもNGという人は、沖縄ステイは楽しめないかもしれません(涙)。

持参して良かったもの

一般的な生活で、必要なものはそろっています。「普段の生活でこれがあると良い」というものを持参してください。ランドリー洗剤や、使い慣れたシャンプーやクリームなど、こだわりがある人は持参を。今回、キッチン付きコンドミニアムにこだわったので、調理に関することでお伝えします。

好きなコーヒーとフィルター コーヒーメーカーやサーバーがない宿もあるので、普通のフィルターだけでなく、100円ショップで1人用のフィルターを買い、好きなコーヒー豆を挽いて持っていきました。毎日ゆったりとコーヒーが楽しめました。
ちょっといいお茶パック 母も来ることになったので、ちょっといいお茶のパックを持っていきました。好評でした。
調味料 キッチン付きでも調味料がない宿が多いので、油、めんつゆ、しょうゆ、マヨネーズの小さいサイズを、100円ショップやコンビニで用意して行きました。ただし、これは沖縄のスーパーで十分手に入ります。
米食派で、自宅にふるさと納税でいただいた米があったので、2kg(13合)ほど持っていきました。キャリーバッグにスペースがあったので持参しましたが、これも沖縄のスーパーで十分手に入ります。
保冷バッグ、保存バッグ 同じ宿に長期滞在する場合は不要ですが、わが家のようにいくつかの宿を、数泊毎に移動する予定のある人は、小さな保冷バッグがあると便利です。購入した食材を保管し、次の宿へ運べます。

今回は旅に慣れていないので、あれこれ持ちましたが、スーパーで購入できそうなものは現地調達で十分です。ちなみに、地元スーパーは「サンエー」「かねひで」などあり、両方にお世話になりました。できたての島豆腐なども購入でき、調味料や食材を見るだけでも楽しいですよ!

宿に確認した方がいいもの

家電設備

キッチン用品は何があるか、事前に確認してください。ウェブで確認できる宿もありますが、炊飯器やトースター、コーヒーメーカーなど気になる人は問い合わせてみてくださいね。洗濯機、乾燥機も宿によりますが、部屋に備え付けていたので、大変便利でした。「こんなに洋服はいらなかったな」という状況でした。

周辺の食事処

チェックイン時でいいですが、宿の方に周辺のお店情報を聞いてみてください!わが家はテイクアウトOKの居酒屋さんや、朝食用のパン屋さん、人気のアグー豚のしゃぶしゃぶ屋さんなど紹介してもらいました。

同じ村内であれば、コンドミニアムのスタッフが送迎してくれるところもあるので、それも一緒に聞いてみてくださいね。おいしいお店に出会えます!

実際の生活

コンドミニアムステイがどんな感じであったか、実際のわが家の様子を紹介します。

ある日の1日

  • 8:00
    朝食

    ゆっくり起床。朝食はご飯、味噌汁、納豆

  • 10:00
    外出

    古宇利ビーチを満喫

  • 17:00
    夕食

    食堂からテイクアウトで楽ちん

  • 19:30
    夕食後

    食後もプール、と子どもは元気いっぱい

  • 21:00
    寝かしつけ後

    部屋のリビングで大人タイム

別の日の1日

  • 9:30
    朝食後

    11:00チェックアウトを利用して、目の前のビーチでシュノーケル

  • 12:00
    外出

    のんびりドライブなど

  • 17:00
    夕食

    スーパーで刺身と豚しゃぶしゃぶの材料を購入し、部屋でゆっくり

その他、11:00チェックアウトまで沖縄民謡を音楽で流し、絶景を眺めながらコーヒーブレイクをしたり、夜は庭で花火を楽しみ、満点の星空を眺めながら芝生に寝転んだりと、普段できない時間の使い方をして過ごしました。

チェックアウトまで、沖縄民謡をかけてまったりタイム
庭の芝生からみた星空。コテージタイプならではの贅沢な時間

のんびりゆったりコンドミニアムステイは大満足!お気に入りの宿を探してみてはいかがでしょうか?

今回、子連れでのコンドミニアムステイの様子がわかったので、次は1つぐらい体験プログラムなど申し込んで、アクティビティを楽しんでもいいなと思いました。沖縄は、いつ訪れても癒される場所。子ども連れの宿泊場所として、コンドミニアムはおすすめなので、みなさんも楽しんでくださいね。

取材協力 コンドミニアム情報

施設名 コルディオプール&ヴィラズ今泊
公式サイト http://www.coldioresort.com/imadomari/
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落ち着く和室あり。子ども用食器も充実。プールに大満足。目の前にテイクアウトの食堂あり
施設名 長浜ビーチリゾート 海音KANON
公式サイト https://kanon.okinawa/
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オンザビーチ。民謡居酒屋も近くにあり、送迎可。複数の部屋タイプ(キッチン有り/無しなど)あり
施設名 Condominium T-Room
公式サイト https://t-room.okinawa/
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リビングやお風呂から癒しの絶景を一望可。キッチングッズやアメニティが充実。やちむん食器も用意

この記事を書いたライター

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すうさん

9歳長女、4歳長男、1歳次男のママ。4月に無事復職することができました!男子パワーに圧倒され て、体力づくりを真剣に検討しないとと焦る日々です。

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