どんどん増えるプラレールに、片付けイヤイヤが加速している息子。それでも、なんとかキレイに楽しくお片付けさせたい!そんなとき目に付いたのは、ふすまに貼られた「すきまテープ」。あれ?これってもしかして使える…!?

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ひらめきは突然に

息子が大好きなプラレール。お下がりやプレゼントで増え続けた車両を、次から次へと出しては、足の踏み場もなくなるように…。しかも、息子はイヤイヤ期真っ只中。あの手この手でお片付けさせよう、と気分を盛り上げますが、効果なし。

そんなとき、ダンボールに線を描いて「車両基地だよー」と教えると、自らそこへ車両を収めていくではありませんか!

しかし、入れ終わった後に息子がダンボールを運ぼうとすると、車両が偏ってぶつかったり、ズレてはみ出たり、とイマイチ使い勝手が悪い様子。

そこで目をつけたのが、ふすまや引き戸のフチに貼り付けるだけで、防寒や防音の役目を果たしてくれる「すきまテープ」。100均で買えてコスパ良し、機能性良しの優等生が、こんなに近くにいたなんて…!

準備はこれだけ

ダイソー「すきまテープ(厚さ約0.8cm×幅約1.5cm)」108円

今回はダイソーで買った、こちらのふすまテープを使用。店舗によっては、もっと細いサイズも取り扱っているようなので、収納場所や好みで使い分けてみてもいいと思います。その他に準備するものは、マステとハサミだけ!どれも100円ショップで手軽に手に入るものですよ。

貼るだけで大変身!

外寸:幅約46cm×奥行約95cm×高さ16.5cm

車両を収納する容器は、家庭にあるものでOK!わが家では、ソファーの隙間を収納場所に利用するため、ベッド下用の少し浅めの衣装ケースを選びました。

持っている車両の台数や子どもの年齢などによって、収納方法も変わると思いますが、今回はすきまテープを切って貼るだけなので、それぞれの家庭で応用がしやすいと思います!

【STEP1】マステで位置出し

私は採寸や下書きは特にせず、実際に収納したい車両を目印に並べて、マステで囲いました。

ただ、完成してみてから「縦の長さは、車両の先頭ではなく車輪の位置」にしておけば良かったな~と思ったので、みなさんは写真よりも少し内側に、テープを貼るといいと思います。車輪に近いところへテープがあれば、ケースの中でより車両が動きにくくなりますよ。

1つ終わったら車両を移動して、また同じように仕切っていきます。

このケースの場合、横に7つ収納できるように仕切りました。

【STEP2】マステの上に、すきまテープを重ねて貼る

マステで目印をつけた通りに、すきまテープを貼ったら完成です!まさにあっという間。マステには、下書きの役目を果たしてもらうとともに、貼り直しが出来るようになる、という利点があります。

すきまテープは粘着力があって、貼るのに失敗すると剥がすのが大変。でも、マステを下に貼れば着脱可能。車両の台数が増えたり、逆にもう使わなくなったりしたときに、テープを剥がせば、ケースもそのまま違う用途に使うことができますよね。

もちろん、マステを用意するのが面倒な場合や、マステを使用せずに、すきまテープをしっかりとケースに直に貼り付けたい場合は、マステを省いても問題ありません。

すきまテープの厚みで衝撃を吸収

勢いよく揺さぶったり、完全に斜めにしてしまえば、車輪がすきまテープを超えてしまいますが、ケースを持ち上げたり引っ張ったりして動かす分には、きちんとストッパーとして働いてくれます。これなら車両同士がぶつかって壊れたり、すれて塗装が剥がれる心配も少なくなって、キレイに長く使ってもらえそう!

圧巻!オリジナル車両基地

同じ手順で全面にすきまテープを貼ると、全部で14のスペースが出来ました。そこへ3両ずつの車両を収納したので、全部で42両…!? 思っていたよりも、かなりの数があってびっくり!すべて並べると圧巻ですね。この風景は、大人でもワクワクしてきました。

以前は、大きな箱へ無造作に入れていたため、遊びたい車両の先頭部分が見つからない…などということがありましたが、これならどこに何があるのか一目でわかります。

お片付け大作戦は、遊び心と見える化で!

さっそく息子に見せると、興奮した様子で出し入れを楽しんでいました。「これはここ、これはこっち!」と自分で配置して、オリジナルの車両基地作りに没頭。しまいには、外に出ていた車両を何気なく私がケースへ戻すと、「僕がお片付けしたかった~!」と泣き出す始末。

わが子には効果てきめんだった「車両基地」作戦。プラレールのお片付けで困っているそこのママ、一度試してみてください。

この記事を書いたライター

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わたなべさとみさん

2児の母であり、転勤族のヨメ。息子は1歳にして立派な子鉄(鉄道好きの子ども)となり、一緒に各地へお出かけしています。 日課は育児マンガを読むこと。

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