2017.07.18 / 2017.07.29
旅行関係の専門学校時代から付き合っていた彼(現夫)と「働きたくなかったから」という理由で、卒業後すぐ結婚。そして21歳で出産。2人目出産前日に夫がうつ病と診断された今回のぎゅってママ。その底力に驚きの連続です。
ママ紹介&平日のタイムスケジュール
平日のタイムスケジュール
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- 6:10
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起床、娘を起こして、自分は化粧開始
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- 6:30
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娘は家庭学習教材または宿題を開始。息子を起こし、着替え、朝食を食べさせる
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- 7:20
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自宅を出る。保育園の送りはパパ
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- 8:30
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出勤
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- 17:30
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退勤(時々残業あり)
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- 18:45
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保育園お迎え
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- 19:00
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実家に娘を迎えに行く
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- 19:20
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帰宅後、夕飯準備。娘は残りの宿題を進める
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- 19:40
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息子と夕食。娘は宿題が終わり次第夕食
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- 20:00
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洗濯、食洗器セット
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- 21:30
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お風呂
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- 22:00
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子どもと一緒に就寝
[家事分担]ママ70% パパ30% もう少し手伝ってほしい
「パパは、保育園送り、休みの日の食事、洗濯干し。それ以外は私。もう少し手伝ってほしいです」とは言いつつも、そんなに不満はなさそう。


2人目出産前日に夫がうつ病と診断され、収入が途絶える危機に
「夫の転職を機に都内へ引っ越したのですが、なんと2人目出産前日に新しい会社でのストレスが重なってうつ病と診断され、夫は会社を休むことに。私の産休手当で生活を凌ぐも、実際、生活は苦しかったんです。出産後って、いろいろお金が出ていくじゃないですか。
そのとき、たまたま区の広報を見ていたら、区内の賃貸住宅に住んでいて、生活費に困っている場合、家賃補助が出るという情報を見て、さっそく役所に相談に行きました。そのおかげで3カ月の家賃を補助してもらって、あのときは本当に助かりました。その後、夫の転職先も決まり、生活の目処がつきました。今もその職場で仕事を続けています。」 明らかに大変だったであろう話を、さらりを語ってくれる彼女。
[仕事] 台湾旅行中に、会社が民事再生法の適用となり、業務が凍結
「働きたくなくて結婚をしたはずなのに、長女を出産して、子育てをしているときに今の会社に就職しました。娘が2歳くらいになったとき、ちょうど自我が出はじめ、私自身、育児に疲れが出てきたころ。あらためて自分の“席”が欲しいと思い、今の会社に就職をしました。」
2人目の出産後、育休を取得。「当時の上司がしっかり休みを取って、また戻っておいでと言ってくれたんです。」本人にとってはいろいろあった時期に、声をかけてくれた上司の言葉がうれしかったとのこと。
「そうは言っても、給料は上がってほしいし、ボーナスだって出てないし!」と笑って主張。
ハプニングはまだまだ続きます。「去年の夏、家族旅行中の台湾で会社の同僚からLINEが入って、会社が民事再生法の適用となったことを知ったんです。お土産を持って会社に戻ったら、コピー用紙一枚に至るまで購入できなくなってしまい、受発注のファクスが送れない!受けられない!それは大変でした。あのとき助けてくれた取引先には、今でも感謝しています。これから、会社の体制が変わるので、先の不安は、少しありますね。」

先に何があるかわからないからワクワクする
何事も軽快に語る彼女には、良いことを引き寄せる力があるのではないかと感じたので、その理由を聞いてみたら意外な答えがありました。
「少女時代に“赤毛のアン”がすごく好きで、マシューが亡くなって進学をあきらめ、地元の小学校教諭になることを決めたアンの言葉がずっと私の中にあり、今の私の指針となっています。
“私の人生はまっすぐな一本道だと思っていた。ただそれが行き止まりではなく、曲道だっただけ。曲がった先に何があるかわからないからワクワクするわ”みたいなセリフがあったんです。災い転じて福となすというか、どんな逆境が来ても結果として私に悪いことが来るわけないと思っている節が自分にあります。まだまだ甘いのかもしれませんが!」
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