/ 2017.07.12

毎日子どもの送り迎えで手一杯、買物をどうにか済ませて夕飯の調理。時短でパパっと調理できるようにしたいけど、なかなかうまくいかない。そんな人もポイントさえ押さえればテキパキ料理ができますよ。

日々の夕飯作り頑張っていますね。しかし、疲労がたまると「お惣菜買おう」「お弁当で済まそう」「外食にしよう」ということになりがち。外食を始めると段々その1週間あたりの日にちが増えていってしまいます。

時短調理の料理本や調理動画、スマホを使えばたくさん情報を得ることができます。でもいくら時短調理が出来たとしても、そもそもの食材が家になければ始まりません。

料理には、3ステップ必要です。

  1. 献立を考える
  2. 食材の買い出し
  3. 調理する

人はどうしても(3)調理するに目が行きがちです。でも献立を考えて買物するほうが実は重労働です。

そこで大切なのが

夕方時間に「調理する」だけの状態にする

これさえできれば、お迎えから夕飯開始までのバタバタ時間が楽になりますよ。

人は、冷蔵庫を見つめて「何作ろう・・」という所からスタートすると、大変!と感じてしまいます。

何をすべきか決まっていて、必要なモノが目の前にあれば、後はとにかくやるだけ!これがトータルで時短になり、かつ何より子育てに対するストレスが減ります。

献立を考えるをクリアする

仕事が終わり電車の中、「今日の夕飯どうしよう」「こどもの好き嫌いもあってメニューが限られる」「だんなさんが満足する料理もつくらなきゃ」そんなことが、ぐるぐる頭をめぐります。以下、土日がお休みという設定で書かせて頂きますね。

これをクリアするポイントは

平日のメインメニューはすべて決めておく

週末買物に行き、その場で1週間のメニューを決めてしまいましょう。季節の食材を目にすればいいメニューが思い浮かぶかも知れません。足の早い食材は月曜日のメニューにしましょう。

そして、オススメなのが[◯曜日は、◯◯の日]と決めておくことです。

我が家の場合、こんな感じで決めています。

  • 月曜日はお刺し身の日
  • 金曜日は唐揚げの日
  • 水曜日は隔週でカレーの日
  • 土日どちらかはスパゲッティの日(夫の手料理)

メニューが子ども向きですね。正直私は調理は普通にやるけどメニューを考えるのは苦手、さらに子どもの好きなものも限られているのでこのような形に至りました。すべて家族が好きなものなのでみんなその日を楽しみにしています。

これだけでも、「今日何作ろう・・」という悩みを減らすことができます。

食材の買い出しをクリアする

買物を平日やめるには週末のまとめ買いです。定番肉・定番魚など、メインディッシュになる食材を買っておきます。

1週間のメインメニューが決まっていれば買物も簡単に済みます。買ったら1日分に分けて冷凍します。また、宅配を上手に利用するのもいいですね。

生鮮野菜は、週末の買物プラス日々ちょっと寄れるスーパーで買い足して行きましょう。

副菜はどうする?

副菜は、週末に数品、週中に数品、作りましょう。メインメニューは日々変わっても副菜は同じものを2・3日出して大丈夫です。作り置きして数日かけて食べましょう。

明暗を分ける朝のひと手間 -解凍-

朝、冷凍していた今日のメインディッシュとなる魚や肉を、冷蔵庫へ移動しましょう。これで、今日の献立の悩みとはさようなら出来ますよ!帰ってきたら解凍済みなので、あとは調理するだけです。

最後に

いきなりすべての平日メインメニューを決めるのが難しい場合は、「◯曜日だけ決めてみる」からスタートしてみてください。

お迎えから夕食までのバタバタを終わらせる。頭で分かっても行動しなきゃ、よくはなりません。試しに1週間、いや1カ月やってみてくださいね!

この記事を書いたライター

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藤井あや子さん

家事代行サービスを通じて得た経験から独自の効率的な部屋作り・家事らく技を確立。個人宅をスッキリ空間に変身させる整理収納・お片付けサポートサービスを行う。また自宅を公開した収納セミナーも開催中。第5回SHUFU-1準グランプリ。整理収納アドバイザー。

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