2018.12.04
皆さんは資産運用していますか?した方がいいとは思うけど、よく分からないし何だか怖い。そもそも忙しくて運用なんてしている暇ない!という方も多いと思います。そんな方にも始めやすい運用方法「つみたてNISA」について紹介したいと思います。
index目次
「つみたてNISA」って何?
つみたてNISAとは、特に少額からの長期・積立・分散投資を支援するための非課税制度のことです。(金融庁HPより)
現行の税制では、そもそも投資をすると利益に対して20.315%の税金がかかります。20%ってとんでもなく大きいですよね。日本人は投資をする人が少なく、国がもっと投資をする人を増やしたい!と考えて作った制度がNISAです。
NISAは現在年間120万円までの投資が非課税なのですが、とはいえ、そんなにまとまった金額を投資するのは難しいですね。そこで始まったのが「つみたてNISA」です。
つみたてNISAの非課税投資枠は、毎年40万円が上限、20年間で最大800万円(40万円×20年)です。
つみたてNISAで何を買えばいいの?
つみたてNISAの対象商品は、投資信託のみです。投資信託はプロが勝手に分散投資をしてくれます。
投資対象や手数料などはファンドによって違うので中身を確認してから購入しないといけませんが、つみたてNISAの対象商品はコストが安く、わかりやすい商品が多いです。証券会社や銀行で購入することができます。
メリット・デメリットは?
メリットは、なんといってもつみたて投資をすることによって時間分散の効果があることでしょう。つまり、長期投資によるリスク低減効果があります。
株と同じで投資信託にも基準価額というものがあります。基本は安いときに買って高いときに売れば良いのですが、いつが安いのかなかなか判断が難しいですね。そこで毎月〇日に〇万円で買える分だけ投資信託を買っていく、という方法を取ることで購入の価額をならす(ドルコスト平均法といいます)ことができます。
また、つみたてはいつでも停止、解約ができるので気軽に始めやすいです。
デメリットもあります。自分のタイミングで買えないので、自分で考えて運用したい方には不向きかもしれません。また、中身は投資信託なので当然元本割れの可能性もあります。
将来のために始めてみよう!
毎月、先取り貯金をされている方は多いのではないでしょうか。その中で1万円でも投資に回せたら、将来大きなメリットを受けられるかもしれません。
「今いくらかな」と毎日のように価額を確認して、元本割れしていた場合につみたてを停止したり、解約してしまう方がいます。でも個人的にはそこをぐっと我慢して長期投資をした方がいいと思います。景気には波があり、下がっている時は安く買い増しするチャンスです。
不安な方は自分のお小遣いの一部で始めてみるのもよいかもしれません。
この記事を書いたライター
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4歳の1人娘を育てています!10年ほど金融機関で個人向けの営業をしていました。FP2級や証券外務員、保険販売資格等金融関係の資格は一通り所持しています。