保育園では1歳児クラスに通う2歳のわが子。まだ赤ちゃんだと思っていたのに、いつのまにか「おむつはずれ」の年齢になってしまいました。保育園ではトイレに誘う声かけが始まり、あっという間にできるようになったお友だちもいる中で、うちの子は…。

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トイレトレーニング、はじめ時っていつ?

2歳になると子ども向け教材などでも「トイレトレーニングをはじめよう!」というような広告をたびたび目にするようになり、なんとなくやらなきゃな~と思いはじめます。

母子手帳を読むと、1~2歳ごろの項目のところに、少しずつおむつをはずす練習を始めましょうと書いてありました。トレーニングを始める目安となる子どもの発達状況は、以下の3つをすべてクリアしていることが条件で、スタート時期は早すぎても遅すぎてもダメとのこと。

  • ひとりで歩行
  • 簡単な言葉を理解し、話せる
  • 排泄(はいせつ)の間隔が1、2時間ほど空く

周囲のママ友たちに聞いてみると個人差はあるものの、だいたい2歳ごろからはじめるご家庭が多いようですが、まずは子どものからだの準備ができているかどうかを見極めることが大切のようです。

なかなか進まない、わが家のトイレトレーニング

ワンワンのおまる

作戦1:トイレのアトラクション化

なんでも自分でやりたがるタイプのわが子ですが、トイレトレーニングを始めたばかりの頃はトイレに連れていくだけで「いやー!」と泣き叫んでいました。保育園ではお友だちと一緒にアトラクション感覚で座ってみるようですが、家では「いかない」「おむつでする」と言い張っていました。

トイレのドアにかわいいポスターを貼ったり、シール集めで気を引いたりして、なんとか座るようになりましたが、トイレ内を楽しくしすぎて遊んでしまったり。出そうと頑張る気になっても緊張して力んでしまい、なかなか成功しない日が続きました。

遊んでしまうので、補助便座はあとでシンプルなものに変更

作戦2:イメトレでトイレ好きに

頑張りすぎるとお互いに疲れるので、まずは、絵本などでトイレに興味を持ってもらうことからはじめました。上の子にも協力してもらい、トイレの見学をさせてもらったり「お兄さんやお姉さんはトイレでするんだよ~」と言ってみたりメンタルトレーニングを重視。たまにトイレに座って成功する日も出てきました。

おむつ卒業かと思いきや…

トイレトレーニング開始から5カ月がたち、わが子も2歳5カ月。朝起きたときにおむつがぬれない日が続いたので、ここからは少し本気を出し毎朝起きたらトイレに誘うようにしたら、成功回数がぐんと増えました!

しかし、さいきん風邪をひき、寝る前でも構わず水分補給をさせたり、睡眠時間がいつもより長くなったりしていたので、起きたときのおむつがまたパンパンに…。1歩進んでは2歩下がる、わが家のトイレトレーニングです。

「できれば〇歳までに」先生たちのホンネ

保育園の先生に聞いてみたところ、

3歳児クラス(年少組)に上がる頃までに、おむつが外れるのが望ましい

とのことです。早生まれの子はまだまだ難しいし、4歳になっても失敗はあるし、それぞれの発育に合わせ対応きるので焦らないでくださいとのことでした。

2歳では、まだおしっこを貯められず夜のおむつ外れは難しいので、日中トイレに行く習慣を心がけるだけで、いつのまにかできるようになるそうです。

園によっては、おむつ外れ担当の先生がいて、排泄(はいせつ)の間隔をひとりずつチェックしながらトイレトレーニングを行ってくれる園もあるようですが、保育園の先生たちのおかげでトイレに行く習慣を身につけてくるので正直助かります。

休みの日に、おむつ外れの習慣をリセットさせないように、少し気をつけてあげれば良いかなと思います。

いつかできるようになる!副読本の言葉

母子手帳と一緒にもらえる副読本

トイレトレーニングをきっかけに母子手帳の副読本を読みましたが、

失敗しても叱らない

“いいこ”を押しつけない

子どもを大切に思い、その子らしさを認めていることを、子どもに伝わるように言葉で伝える

など、グサッ!ドキッ!とくるような言葉がいろいろと書いてありました。

赤ちゃんのとき以来あまり開いていなかった副読本ですが、忘れてしまっていた大切なこと、子育てのヒントやアドバイスなどがたくさん書いてあり、とても参考になります。皆さんも、子育てに悩んだときに、読んでみるといいかもしれません。

この記事を書いたライター

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ひつじさん

保育園に通う、男の子と女の子のママです。 写真を撮ることが好きで、子どもたちがカメラの前で笑ってくれるような撮り方を日々模索中です。

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